北方領土奪還作戦
『北方領土奪還作戦』(ほっぽうりょうどだっかんさくせん)は、日本の小説家・大石英司による小説。架空戦記に分類される。
全7巻で、前編に『サハリン争奪戦』(さはりんそうだつせん)が発行されている。
あらすじ
編集支持率低下に悩む政府は「KE作戦」を発動する。防衛省内で噂されてきたこの作戦は国後島の頭文字K、択捉島の頭文字Eをとった北方領土の奪還作戦であった。
自衛隊は国後、択捉島への無血上陸に成功。守備隊は武装解除され、防衛出動準備命令により自衛隊は守備任務につく。
陸上自衛隊は両島に続々と戦力を展開。海上自衛隊は護衛艦「ひゅうが」を中心とした北方領土奪還艦隊でオホーツク海を目指すが、ロシア空軍は総力戦の構えで国後水道を挟み待ち受ける。そして、いよいよ稚内レーダーサイトに対レーダーミサイルが発射、ロシア空軍のA-50、MiG-31、Su-27、Tu-22M、Tu-95などで構成された戦爆連合部隊が北方領土奪還艦隊に攻撃を仕掛けようとしていた。
概要
編集陸上自衛隊の架空の特殊部隊「サイレント・コア」の活躍などを描いたもので、「サイレント・コアシリーズ」とも呼ばれる作品の中の一つである。
書誌情報
編集- 『北方領土奪還作戦』中央公論新社
- 2008年1月25日
- 2008年2月25日
- 2008年4月25日
- 2008年6月25日
- 2008年8月25日
- 2008年12月25日
- 2009年1月25日
登場兵器
編集- 第1巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
- 第2巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
ロシア連邦軍
- 第3巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
ロシア連邦軍
- 海軍/海軍歩兵
- 空軍
- 第4巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 10式戦車
- 90式戦車
- NBC偵察車
- 将来装輪戦闘車両…対空戦闘車両 歩兵戦闘車 機動戦闘車
- 73式トラック
- CH-47
- 7式試作多目的無人機「クルス」改
- SIG ZAUER SIG556
- ベネリ M3 スーパー90
- ブローニングM2
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
ロシア連邦軍
- 陸軍
- 海軍/海軍歩兵
- 第5巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 海上自衛隊
- 航空自衛隊
ロシア連邦軍
- 陸軍
- 海軍/海軍歩兵
- 「ミトロファン・モスカレンコ」
- 「ニコライ・ヴィルコフ」
- 「マルシャル・シャポシニコフ」
- 「ブィーストルイ」
- レベッド級エアクッション艇
- AK-130
- AK-100
- AK-630
- 3K90
- Ka-29
- カモフ・ヘリコプター
- BTR-90
- AKS-74M
- RPG-7
- 空軍
- 第6巻
自衛隊
ロシア連邦軍
- 空軍
- 第7巻
自衛隊
- 陸上自衛隊
- 海上自衛隊
ロシア連邦軍