全性愛
性別などに関わらず、あらゆる人々に親愛や性愛を抱く性的指向
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全性愛(ぜんせいあい)、パンセクシュアリティ(英語: pansexuality)とは、男性ないし女性等の性の分類に適合しない人々も含め、あらゆる人々に恋をしたり、性的願望を抱いたりするという、全ての性的指向を内包する汎愛性の高い愛における形態である。全性愛の性質を持っている人を全性愛者(ぜんせいあいしゃ)、パンセクシュアル(pansexual)、略してパンセクとも言われる[注 1]。性的少数者のひとつ。
当事者の中にはパンセクシュアルとは、社会的であれ、生物学的であれ、性というものは意味の無いものであるという思想的立場から、性別にとらわれず特定の人間に恋をしているだけと考える人もいる。
パンセクシュアルの「パン」とは、ギリシア語に由来し、「全て」を意味する。
転じて全性愛は人を人間という種に対して恋愛感情、性的願望を寄せるともされる。
脚注
編集注釈
編集- ^ セクシュアリティあるいはセクシュアルの部分はそれぞれセクシャリティ、セクシャルとも表記。