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マイケル・ブラントリー

アメリカの野球選手 (1987 - )

マイケル・チャールズ・ブラントリー・ジュニアMichael Charles Brantley, Jr.,[1] 1987年5月15日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州キング郡ベルビュー出身の元プロ野球選手外野手)。左投左打。愛称はドクタースムースDr.Smooth[2]

マイケル・ブラントリー
Michael Brantley
ヒューストン・アストロズ時代
(2019年7月9日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ワシントン州キング郡ベルビュー
生年月日 (1987-05-15) 1987年5月15日(37歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2005年 MLBドラフト7巡目
初出場 2009年9月1日 対デトロイト・タイガース
最終出場 2023年10月1日 対アリゾナ・ダイヤモンドバックス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

父は、かつてシアトル・マリナーズ読売ジャイアンツでプレーしたミッキー・ブラントリー

経歴

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プロ入りとブルワーズ傘下時代

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2005年MLBドラフト7巡目(全体205位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、プロ入り。

インディアンス時代

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クリーブランド・インディアンス時代
(2011年7月17日)

2008年7月8日にCC・サバシアとのトレード後日発表選手として、マット・ラポータら3選手と共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[3][4]

2009年9月1日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。

2011年は外野陣に故障者が続出したこともあって、自己最多の114試合に出場した。

2012年は、グレイディ・サイズモアがこの年怪我で絶望となったため中堅手として定位置を獲得した。打率.288を記録して、四球と三振がほぼ同等の数字をマークした。

2013年、引き続きレギュラーの座を確保し、自身初の2桁本塁打・自己ベスト(当時)の17盗塁を記録した。

2014年2月10日にインディアンスと契約金350万ドル+オプションの違約金100万ドルを含む、総額2500万ドルの4年契約(2018年・1100万ドルのオプション付き)に合意した[5]。この年は、自身初めてオールスターに選出された。最終的に、球団史上18人目かつ自身初の200安打をクリアしたほか、「20本塁打20盗塁」を同時達成して大ブレイクを果たした。また、自身初めてシルバースラッガー賞を外野手部門で受賞した。

2015年も打撃好調を維持し、前年ほど圧倒的ではなかったものの、リーグ4位となる打率.310をマーク。リーグ最多の45二塁打と15本塁打を放って、84打点を叩き出した。走塁面でもハイレベルな成績を残し、16回盗塁を試みて15回成功させた(成功率94%)。9月22日の試合において守備時に右肩を負傷、シーズンオフに手術を受けた。

2016年は、前年に手術を受けた肩の状態が思わしくなく、開幕を故障者リストで迎え、1度復帰したが8月に肩の手術を受けて、そのままシーズンを終えた[6]。結局11試合に出場しただけに留まり、打率.231、7打点、1盗塁を記録しただけだった。なお、守備では全11試合で左翼を守り、無失策・DRS+1だった。

2017年7月19日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で通算1000本安打を達成した[7]

2018年は3年ぶりに規定打席に到達し、143試合に出場して打率.309、17本塁打、76打点、12盗塁を記録した。また、カムバック賞にも選出された[8]。オフの10月29日にFAとなった[9]

アストロズ時代

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2018年12月19日にヒューストン・アストロズと2年総額3200万ドルの契約を結んだ[10]

2020年オフの11月1日にFAとなった[11]

2021年1月25日にアストロズと2年総額3200万ドルで再契約した[12]。前半戦は打撃成績首位となる打率.326を記録し[13]、自身5回目となるオールスターゲームにも出場したが、後半戦は打率.289と調子を落とし[13]ユリ・グリエルに次ぐ2位となる打率.311でシーズンを終えた[14]

2022年は、6月27日に右肩の違和感により10日間の負傷者リスト入り[9]。8月12日に右肩関節唇の修復手術を受け、この年はシーズン終了となった[15]。オフの11月6日にFAとなった[16]。12月21日に単年1200万ドルでアストロズと再契約を結んだ[17]

2023年オフの11月3日にFAとなった[18]

2024年1月5日に現役引退を発表した[19]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2009 CLE 28 121 112 10 35 4 0 0 39 11 4 4 1 0 8 0 0 19 3 .313 .358 .348 .707
2010 72 325 297 38 73 9 3 3 97 22 10 2 4 2 22 0 0 38 6 .246 .296 .327 .623
2011 114 496 451 63 120 24 4 7 173 46 13 5 3 5 34 2 3 76 11 .266 .318 .384 .702
2012 149 609 552 63 159 37 4 6 222 60 12 9 0 4 53 12 0 56 7 .288 .348 .402 .750
2013 151 611 556 66 158 26 3 10 220 73 17 4 3 8 40 1 4 67 11 .284 .332 .396 .728
2014 156 676 611 94 200 45 2 20 309 97 23 1 0 5 52 4 8 56 16 .327 .385 .506 .890
2015 137 596 529 68 164 45 0 15 254 84 15 1 0 5 60 8 2 51 14 .310 .379 .480 .859
2016 11 43 39 5 9 2 0 0 11 7 1 0 0 1 3 1 0 6 1 .231 .279 .282 .561
2017 90 375 338 47 101 20 1 9 150 52 11 1 0 4 31 3 2 50 8 .299 .357 .444 .801
2018 143 631 570 89 176 36 2 17 267 76 12 3 1 6 48 0 5 60 15 .309 .364 .468 .832
2019 HOU 148 637 575 88 179 40 2 22 289 90 3 2 0 4 51 3 7 66 21 .311 .372 .503 .875
2020 46 187 170 24 51 15 0 5 81 22 2 0 0 0 17 0 0 28 3 .300 .364 .476 .840
2021 121 508 469 68 146 29 3 8 205 47 1 0 0 1 33 1 5 53 11 .311 .362 .437 .799
2022 64 277 243 28 70 14 1 5 101 26 1 1 1 1 31 2 1 30 1 .288 .370 .416 .785
2023 15 57 54 7 15 2 0 2 23 7 0 0 0 1 2 0 0 2 2 .278 .298 .426 .724
MLB通算:15年 1445 6149 5566 758 1656 348 25 129 2441 720 125 33 13 47 485 37 37 658 130 .298 .355 .439 .794
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2009 CLE 8 13 0 0 0 1.000 20 46 0 1 0 .979 -
2010 7 5 0 0 0 1.000 65 156 0 2 0 .987 -
2011 66 118 5 2 2 .984 52 118 0 1 0 .992 -
2012 - 144 336 5 1 3 .997 -
2013 151 257 11 0 1 1.000 1 0 0 0 0 ---- -
2014 107 165 10 0 2 1.000 46 106 2 1 0 .991 -
2015 101 172 7 2 1 .989 28 40 1 0 0 1.000 -
2016 11 18 1 0 0 1.000 - -
2017 87 135 8 1 1 .993 - -
2018 134 221 6 1 2 .996 - -
2019 HOU 120 159 2 3 0 .982 - 9 8 1 0 0 1.000
2020 19 39 2 0 1 1.000 - -
2021 84 123 2 1 1 .992 - 8 5 0 0 0 1.000
2022 29 59 1 0 0 1.000 - -
2023 10 13 1 0 0 1.000 - -
MLB 934 1497 56 10 11 .994 356 802 8 6 3 .993 17 13 1 0 0 1.000
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

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記録

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背番号

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  • 61(2009年 - 同年途中)
  • 23(2009年途中 - 2023年)

脚注

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  1. ^ 英語発音: /ˈmaɪkəl ˈbrænli/
  2. ^ Explaining Indians Players Weekend names MLB.com (英語) (2017年8月26日) 2017年9月15日閲覧
  3. ^ Sources: Indians agree to deal Sabathia to Brewers for minor leaguers” (英語). ESPN (2008年7月8日). 2016年10月17日閲覧。
  4. ^ List: 5 top 'players to be named later'” (英語). ESPN (2014年7月23日). 2016年10月17日閲覧。
  5. ^ Jordan Bastian (February 11, 2014). “Indians, Brantley agree to multiyear contract”. MLB.com. February 11, 2014閲覧。
  6. ^ Charlie Wilmoth (2016年8月16日). “Michael Brantley Undergoes Shoulder Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年10月25日閲覧。
  7. ^ Indians can't reward sharp Cookie in San Fran MLB.com (英語) (2017年7月19日) 2017年8月3日閲覧
  8. ^ Paul Hoynes (2018年11月29日). “Cleveland Indians’ Michael Brantley receives AL Comeback Player of the Year award” (英語). Cleveland.com. 2019年2月8日閲覧。
  9. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2023年4月1日閲覧。
  10. ^ Alyson Footer (2018年12月19日). “Brantley 'looking forward to new journey'” (英語). MLB.com. 2019年2月8日閲覧。
  11. ^ 2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月3日閲覧。
  12. ^ Astros To Re-Sign Michael Brantley” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月26日閲覧。
  13. ^ a b Michael Brantley 2021 Batting Splits”. Baseball-Reference.com. 2023年4月1日閲覧。
  14. ^ 2021 MLB Player Hitting Stats”. MLB.com. 2023年4月1日閲覧。
  15. ^ Brian McTaggart (2022年8月13日). “Brantley has season-ending surgery on shoulder”. MLB.com. 2023年4月1日閲覧。
  16. ^ 131 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (November 6, 2022). November 14, 2022閲覧。
  17. ^ Thomas Harrigan (2022年12月22日). “Astros bring back Brantley on 1-year deal”. MLB.com. 2023年4月1日閲覧。
  18. ^ 130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 8, 2023閲覧。
  19. ^ Chandler Rome and Zack Meisel (2024年1月5日). “Michael Brantley, Metronome of Cleveland and Houston Clubs, retires”. The Athletic. 2024年1月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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