サンクンガーデン
地表面よりも掘り下げた庭園
サンクンガーデン(sunken garden)とは、公園などに造られる、周囲より一段低くなった広場や庭園のこと[1]。日本語では「沈床園(ちんしょうえん)」と訳される[2]。サンクンガーデン(sunken garden)は英語で、直訳すれば「沈んだ庭」を意味する。
都市部のオフィスビル、ホテル、商業施設などにある、半地下に造られた庭園状の空間もサンクンガーデンと呼ばれる。開放的な造りで、視覚的にも立体的に楽しめることから、人々が集う憩いの場所として、近年さかんに建築設計に取り込まれている。都市公園、学校など様々な用途で事例も多い。
ギャラリー
編集-
栃木県中央公園内の沈床園
-
新宿イーストサイドスクエアのサンクンガーデン
脚注
編集- ^ 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996年、113頁。
- ^ 小学館『デジタル大辞泉』(サンクンガーデンとは? 意味や使い方 - コトバンク - 2023年7月26日閲覧)より。