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バラ亜科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バラ亜科
ハマナスRosa rugosa
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
  • 本文参照

バラ亜科(Rosoideae)はバラ科の亜科の一つで、バライチゴキイチゴなどを含む。世界の温帯から寒帯に分布する。草本または低木。古い体系では、心皮が数個ないし多数あって離生し、子房上位の種で構成される。それぞれが果実となり、小核果(キイチゴなど)または痩果(イチゴなど)、一部は袋果で各1個の種子を含む。また花托(イチゴなど)や萼(バラなど)が肥厚して偽果となるものもある。

バラ科は伝統的にシモツケ亜科バラ亜科ナシ亜科およびサクラ亜科の4亜科に分類されてきたが、近年の分子系統学解析の結果によりバラ亜科チョウノスケソウ亜科およびシモツケ亜科の3亜科に分類すべきであることが明らかになっている。これまでバラ亜科とされたチョウノスケソウ属はチョウノスケソウ亜科に、ヤマブキ属シロヤマブキ属はシモツケ亜科に含められる[1]

主な属

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モミジイチゴ
キジムシロ

脚注

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  1. ^ 『改訂新版 日本の野生植物3』p.23-24

参考文献

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