「角本良平」の版間の差分

角本 良平（かくもと りょうへい、1920年3月2日^[1] - 2016年2月7日）は、交通評論家。国鉄OB。経済学博士。

石川県出身、東京帝国大学卒業^[1]。1941年鉄道省入省。東京、四国、門司などの鉄道管理局に勤務し、運輸省の官僚として1958年東海道新幹線の建設計画に参加。都市交通課長、国鉄新幹線総局営業部長、1966年国鉄監査委員、1970年運輸経済研究センター理事、のち理事長などを歴任。早稲田大学客員教授等も務めた。

2016年2月7日、間質性肺炎のため死去^[2]。95歳没。

• 『東海道新幹線』（中公新書、1964年） 4121000412
• 『都市交通政策論』（有斐閣、1975年） B000J9RT10
• 『現代の交通政策―移動の論理と経済』（東洋経済新報社、1976年） ISBN B000J9R7K8
• 『この国鉄をどうするか』（東洋経済新報社、1977年） ISBN B000J8VV2E
• 『交通における合理性の展開―現代の評価』（りくえつ、1979年） ASIN B000J8F3DW
• 『モビリティと日本』（早稲田大学出版部、1982年。白桃書房から、1993年に改版） ISBN 978-4561510222
• 『交通研究の知識学―類型化への発展過程』（日通総合研究所、1984年） ISBN 978-4561760177
• 『新・交通論―実学の体系』（早稲田大学出版部、1986年） ISBN 978-4657869258
• 『都市交通―21世紀に向かって』（晃洋書房、1987年） ISBN 978-4771003736
• 『交通の風土性と歴史性―四全総から規制緩和まで』（日通総合研究所、1988年） ISBN 978-4561760351
• 『交通の未来展望―21世紀は始まっている』（日通総合研究所、1989年） ISBN 978-4561710523
• 『鉄道政策の検証 1869～1987―JRの未来を探る』（白桃書房、1989年） ISBN 978-4561730477
• 『現代交通論』（白桃書房、1991年） ISBN 978-4561750826
• 『モビリティと異文化接近―20世紀日本の経験』（白桃書房、1993年）ISBN-13: 978-4561510222 1
• 『国鉄改革をめぐるマスメディアの動向」』（交通新聞社、1992年） ISBN 978-4875130208
• 『交通の政治システム―需給コントロールの責任と能力』（日通総合研究所、1993年） ISBN 978-4561710981
• 『鉄道と自動車 21世紀への提言』（交通新聞社、1994年） ISBN 978-4875130321
• 『国鉄改革―JR10年目からの検証』（交通新聞社、1996年） ISBN 978-4875130574
• 『交通学 130年の系譜と展望―21世紀に学ぶ人のために』（流通経済大学、1998年） ISBN 978-4947553072
• 『常識の交通学―政策と学問の日本型思考を打破』（流通経済大学、1999年） ISBN 978-4947553157
• 『新幹線軌跡と展望―政策・経済性から検証』（交通新聞社、1999年） ISBN 4875130414
• 『鉄道経営の21世紀戦略』（交通新聞社、2000年） ISBN 978-4330680019
• 『JRは2020年に存在するか』（流通経済大学、2001年） ISBN 978-4947553225
• 『鉄道政策の危機―日本型政治の打破』（成山堂書店、2001年） ISBN 978-4425924714
• 『新幹線開発物語』（中公文庫、2001年） ISBN 978-4122039513
• 『道路公団民営化―2006年実現のために』（流通経済大学、2003年） ISBN 978-4947553287
• 『自滅への道―道路公団民営化〈2〉』（流通経済大学、2004年） ISBN 978-4947553317
• 『三つの民営化―道路公団改革、郵政改革とJR』（流通経済大学、2005年） ISBN 978-4947553362
• 『世界の鉄道経営「今後の選択」―わが体験的(21世紀)鉄道論』（流通経済大学、2007年） ISBN 978-4947553430

1. ^ ^{a b} デジタル版 日本人名大辞典+Plus
2. ^ 角本良平氏が死去 交通評論家 日本経済新聞 2016年2月17日

この項目は、学者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ:人物伝/P:教育）。

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