「ベストテンほっかいどう」を編集中
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|特記事項 = 番組タイトルの変遷などは[[#沿革|沿革]]を参照。 |
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『'''ベストテンほっかいどう'''』(''Best10 Hokkaido'')は、 |
『'''ベストテンほっかいどう'''』(''Best10 Hokkaido'')は、[[HBCラジオ]]の[[音楽番組|音楽]][[番組]]。[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]は[[中野智樹]]と[[MAYU (ラジオパーソナリティ)|MAYU]]。『'''ベほ'''』という略称も使われていた。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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[[1971年]]11月に放送を開始し、幾度の変遷を経ながら放送を続けている[[長寿番組の一覧|長寿番組]]であった。 |
[[1971年]]11月に放送を開始し、幾度の変遷を経ながら放送を続けている[[長寿番組の一覧|長寿番組]]であった。 |
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タイトルの通り、北海道の邦楽ヒットチャートのベスト10を[[ランキング]]形式で発表。低迷期もあるものの、月~金曜の帯番組時代に高[[聴取率]]を獲得<ref>札幌地区ラジオ合同聴取率調査。[[ビデオリサーチ]]調べ</ref>し、特に[[1987年]]頃までは道内ラジオ全局・全世代の中で聴取率1位を頻繁に獲得していた。首位を争っていたのは[[ニッポン放送]]からネット受けしている『[[テレフォン人生相談]]』だった。80年代には当番組に対して、洋楽のみを集計したHBC制作のチャート番組(週1回・1時間)も存在したが、現在は無い。 |
タイトルの通り、北海道の邦楽ヒットチャートのベスト10を[[ランキング]]形式で発表。低迷期もあるものの、月~金曜の帯番組時代に高[[聴取率]]を獲得<ref>札幌地区ラジオ合同聴取率調査。[[ビデオリサーチ]]調べ</ref>し、特に[[1987年]]頃までは道内ラジオ全局・全世代の中で聴取率1位を頻繁に獲得していた。首位を争っていたのは[[ニッポン放送]]からネット受けしている『[[テレフォン人生相談]]』だった。なお、80年代には当番組に対して、洋楽のみを集計したHBC制作のチャート番組(週1回・1時間)も存在したが、現在は無い。 |
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ランキングの決定要素は聴取者からのリクエストに加え、[[オリコンチャート|オリコン]]、[[USEN]]、レコード店売上等も対象としてきた。最終回時点では、[[mora]]のシングルチャート、オリコンの期待度ランキング、番組へのFAX・Eメール・葉書リクエスト、道内主要CDショップのシングル売上を集計したものをランキング決定要素としていた<ref name="ranking">[https://www.hbc.co.jp/radio/best10/ranking/index.html ベストテンほっかいどう * Weekly Ranking Best30]、HBC北海道放送 - 2020年9月30日閲覧。</ref>。CD発売 |
ランキングの決定要素は聴取者からのリクエストに加え、[[オリコンチャート|オリコン]]、[[USEN]]、レコード店売上等も対象としてきた。最終回時点では、[[mora]]のシングルチャート、オリコンの期待度ランキング、番組へのFAX・Eメール・葉書リクエスト、道内主要CDショップのシングル売上を集計したものをランキング決定要素としていた<ref name="ranking">[https://www.hbc.co.jp/radio/best10/ranking/index.html ベストテンほっかいどう * Weekly Ranking Best30]、HBC北海道放送 - 2020年9月30日閲覧。</ref>。なお、CD発売(またはネット配信による発売)前の曲は、ランキング入りの対象とならない(発売予定がなく、オンエアのみの曲はこの限りでは無い)。以前は曲毎に獲得ポイントを発表していた(集計方法は後述)が、その後は子細な集計方法を公表しなくなった。 |
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[[TBSテレビ|TBS]]系『[[ザ・ベストテン]]』が放送されていた時期には、当番組のランキングがラジオ総合ベスト10のデータとして活用されていたほか、この時期にDJを務めていたパーソナリティは『ザ・ベストテン』で北海道地区の「追っかけマン」も |
[[TBSテレビ|TBS]]系『[[ザ・ベストテン]]』が放送されていた時期には、当番組のランキングがラジオ総合ベスト10のデータとして活用されていたほか、この時期にDJを務めていたパーソナリティは『ザ・ベストテン』で北海道地区の「追っかけマン」も兼任していた。 |
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かつては番組の冒頭で「'''輝く伝統と頼れるランキング、放送回数○○○○回を迎え、21世紀に向かって今夜も走り続ける、HBCラジオベストテンほっかいどう'''」という下りから始められていた。 |
かつては番組の冒頭で「'''輝く伝統と頼れるランキング、放送回数○○○○回を迎え、21世紀に向かって今夜も走り続ける、HBCラジオベストテンほっかいどう'''」という下りから始められていた。 |
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== 沿革 == |
== 沿革 == |
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=== 昼番組時代 === |
=== 昼番組時代 === |
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スタート当初は午後の生ワイド番組「ハロードライバー~こちら第3スタジオ~」(月~金曜・14:00~17:30)内の1コーナー扱いで、タイトルは「'''ベストテン北海道'''」だった。その後、番組表上は「ハロードライバー」枠に含まれるものの、事実上独立した番組となり、16:00~17:15に放送していた。途中に道路交通情報・天気予報・フェリー情報等が挿入されたため、実質の放送時間は60分程度だった。パーソナリティは |
スタート当初は午後の生ワイド番組「ハロードライバー~こちら第3スタジオ~」(月~金曜・14:00~17:30)内の1コーナー扱いで、タイトルは「'''ベストテン北海道'''」だった。その後、番組表上は「ハロードライバー」枠に含まれるものの、事実上独立した番組となり、16:00~17:15に放送していた。途中に道路交通情報・天気予報・フェリー情報等が挿入されたため、実質の放送時間は60分程度だった。パーソナリティは「ハロードライバー」のパーソナリティが兼任していた(一部例外あり)。 |
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当時はランキング決定要素として「レコード売り上げ」「有線放送リクエストランキング」の実働データと、「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」のリスナー参加によるデータの4つをそれぞれランキング化。レコード・電話リクエストは1位200点~20位10点の10点刻み、有線・ハガキリクエストは1位100点~10位10点の10点刻みでそれぞれポイントを与え、600点満点の合計ポイントで総合ランキングを決定していた。このランキングデータは、放送中の曲紹介時にパーソナリティにより「'''レコード○位、有線○位、ハガキで○位、テレホン○位、トータル○○○ポイント、×××'''(歌唱者)'''、□□□□'''(曲名)'''、第×位!'''」という形式で公表されていた。 |
当時はランキング決定要素として「レコード売り上げ」「有線放送リクエストランキング」の実働データと、「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」のリスナー参加によるデータの4つをそれぞれランキング化。レコード・電話リクエストは1位200点~20位10点の10点刻み、有線・ハガキリクエストは1位100点~10位10点の10点刻みでそれぞれポイントを与え、600点満点の合計ポイントで総合ランキングを決定していた。このランキングデータは、放送中の曲紹介時にパーソナリティにより「'''レコード○位、有線○位、ハガキで○位、テレホン○位、トータル○○○ポイント、×××'''(歌唱者)'''、□□□□'''(曲名)'''、第×位!'''」という形式で公表されていた。 |
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リスナー参加企画として、その日の10・8・6・4位の曲をそれぞれ生電話でつながったリスナーが予想する「ランキングシャウト」コーナーがあり、予想が当たったリスナーには好きなシングルレコード1枚がプレゼントされた。場合により、通常のランキングシャウトに代えて、下記のシャウトになることがあった。 |
またリスナー参加企画として、その日の10・8・6・4位の曲をそれぞれ生電話でつながったリスナーが予想する「ランキングシャウト」コーナーがあり、予想が当たったリスナーには好きなシングルレコード1枚がプレゼントされた。場合により、通常のランキングシャウトに代えて、下記のシャウトになることがあった。 |
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; ラッキーシャウト: 予想が当たると好きなシングルレコード2枚がプレゼントされた。この時のみ当たると、[[バカボンのパパ]](声:[[雨森雅司]])の「'''ケッコーなのだ!!'''」<ref>『[[元祖天才バカボン]]』オープニングテーマ「タリラリラーンのコニャニャチワ」の3番の台詞「'''モーケッコーなのだ!!'''」より引用。</ref>という台詞が入った。 |
; ラッキーシャウト: 予想が当たると好きなシングルレコード2枚がプレゼントされた。この時のみ当たると、[[バカボンのパパ]](声:[[雨森雅司]])の「'''ケッコーなのだ!!'''」<ref>『[[元祖天才バカボン]]』オープニングテーマ「タリラリラーンのコニャニャチワ」の3番の台詞「'''モーケッコーなのだ!!'''」より引用。</ref>という台詞が入った。 |
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; ダブルシャウト: 2人1組で応募し、1人目が予想(ファーストシャウト)を外しても、2人目がもう一回予想(セカンドシャウト)することができた。 |
; ダブルシャウト: 2人1組で応募し、1人目が予想(ファーストシャウト)を外しても、2人目がもう一回予想(セカンドシャウト)することができた。 |
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参加した4人全員がランキングを当てた場合は、プレゼントが「好きなアルバム1枚」にアップグレードされた。 |
なお参加した4人全員がランキングを当てた場合は、プレゼントが「好きなアルバム1枚」にアップグレードされた。 |
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リスナーの呼称とは別に、リクエスト参加者を「リクエスター」と呼ぶのはこの頃から現在に至るまで変わっておらず、『全てのリクエスターの中から抽選で*名に~』と言った言い回しがなされている。 |
リスナーの呼称とは別に、リクエスト参加者を「リクエスター」と呼ぶのはこの頃から現在に至るまで変わっておらず、『全てのリクエスターの中から抽選で*名に~』と言った言い回しがなされている。 |
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ランキングの決定要素も改められ、「レコード」「有線」「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」の4つのランキングデータは変わらないものの、電話リクエストについては1位300点、2位290点~の10点刻み、有線・ハガキリクエストについては1位100点~10位10点の10点刻みとなった。レコードは1位100点~10位10点の10点刻みで、11位0点、12位以下-10点と減点され、それぞれポイントを与え、合計ポイント(600点満点)で総合ランキングを決定するという算定方式となった。 |
ランキングの決定要素も改められ、「レコード」「有線」「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」の4つのランキングデータは変わらないものの、電話リクエストについては1位300点、2位290点~の10点刻み、有線・ハガキリクエストについては1位100点~10位10点の10点刻みとなった。レコードは1位100点~10位10点の10点刻みで、11位0点、12位以下-10点と減点され、それぞれポイントを与え、合計ポイント(600点満点)で総合ランキングを決定するという算定方式となった。 |
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しかし、1999年の秋改編より、[[TBSラジオ]]の「[[BATTLE TALK RADIO アクセス|アクセス]]」をネット放送する事となり、[[1999年]]9月をもって、単独番組としての「ベストテンほっかいどう」は一旦終了する。 |
しかし、1999年の秋改編より、[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]の「[[BATTLE TALK RADIO アクセス|アクセス]]」をネット放送する事となり、[[1999年]]9月をもって、単独番組としての「ベストテンほっかいどう」は一旦終了する。 |
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=== 流浪の時代へ === |
=== 流浪の時代へ === |
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単独番組が終了した |
単独番組が終了した「ベストテンほっかいどう」は、[[1999年]]10月より、ナイターオフの枠で新たにスタートした「[[MOVE ON]]」の1コーナーに規模を縮小、「'''MOVE ON ベストテンほっかいどう'''」(ムーブ・オン ベストテンほっかいどう)となる。さらに[[2000年]]4月からは日曜午後の「'''松橋勝巳 サウンドスタジアム'''」内の1コーナーに移行と、放送時間が二転三転する流浪の時代へと突入する。このときの放送はそれまで土・日に放送されてきた「週間ランキング」を受け継いだものであり、デイリーランキングの放送はこの時点で中断している。 |
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これ以後の放送時間や内容の変遷を以下に時系列で示す。 |
これ以後の放送時間や内容の変遷を以下に時系列で示す。 |
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* 2013年4月-9月:「HBCサンデーファイターズ」放送のため、日曜17:00-18:30の放送に戻る。 |
* 2013年4月-9月:「HBCサンデーファイターズ」放送のため、日曜17:00-18:30の放送に戻る。 |
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* 2013年10月-2014年3月:日曜13:00-17:00に時間枠を拡大。時間枠の最長記録をさらに更新し4時間のワイド番組となる。 |
* 2013年10月-2014年3月:日曜13:00-17:00に時間枠を拡大。時間枠の最長記録をさらに更新し4時間のワイド番組となる。 |
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* 2014年4月-9月:日曜16:00-18:00に変更。野球中継の関係から、何回か臨時で放送時間が夜間に移 |
* 2014年4月-9月:日曜16:00-18:00に変更。野球中継の関係から、何回か臨時で放送時間が夜間に移った(「夜べほ」と呼ばれる)。 |
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* 2014年10月~2015年3月:日曜14:00~18:00の放送。前年と同じく4時間ワイドでの放送。 |
* 2014年10月~2015年3月:日曜14:00~18:00の放送。前年と同じく4時間ワイドでの放送。 |
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* 2015年4月~:日曜16:00-18:30に変更。前年同様「夜べほ」も数回実施。 |
* 2015年4月~:日曜16:00-18:30に変更。前年同様「夜べほ」も数回実施。 |
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* 2018年(野球シーズン中):日曜17:00-19:00の放送(基本枠。「HBCサンデーファイターズ」が延長するとその分短縮となる)。ファイターズの試合開始時刻が14時よりも早い場合、その分開始時間が拡大される(13時開始の場合、最大16:00-19:00)。 |
* 2018年(野球シーズン中):日曜17:00-19:00の放送(基本枠。「HBCサンデーファイターズ」が延長するとその分短縮となる)。なお、ファイターズの試合開始時刻が14時よりも早い場合、その分開始時間が拡大される(13時開始の場合、最大16:00-19:00)。 |
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* 2018年・2019年(野球オフシーズン):日曜16:00-18:00 |
* 2018年・2019年(野球オフシーズン):日曜16:00-18:00 |
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* 2019年・2020年(野球シーズン中):日曜17:00-18:45の放送(基本枠。「HBCサンデーファイターズ」が延長するとその分短縮となる)。ファイターズの試合開始時刻が14時よりも早い場合、その分開始時間が拡大される(13時開始の場合、最大16:00-18:45)。18:45から「musica labサンデー」の放送の為、15分短縮。 |
* 2019年・2020年(野球シーズン中):日曜17:00-18:45の放送(基本枠。「HBCサンデーファイターズ」が延長するとその分短縮となる)。なお、ファイターズの試合開始時刻が14時よりも早い場合、その分開始時間が拡大される(13時開始の場合、最大16:00-18:45)。18:45から「musica labサンデー」の放送の為、15分短縮。 |
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== パーソナリティの変遷 == |
== パーソナリティの変遷 == |
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|[[2004年]](平成16年) |
|[[2004年]](平成16年) |
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|[[瞳をとじて]] |
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|[[平井堅]] |
|[[平井堅]] |
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|<ref>[https://web.archive.org/web/20050208111920/http://www.hbc.jp/radio/best10/ranking/2004/year.html 2004年間ランキング](インターネット・アーカイブのキャッシュ)</ref> |
|<ref>[https://web.archive.org/web/20050208111920/http://www.hbc.jp/radio/best10/ranking/2004/year.html 2004年間ランキング](インターネット・アーカイブのキャッシュ)</ref> |
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229行目: | 229行目: | ||
* [http://hbc.jp/radio/best10/ ベストテンほっかいどう] |
* [http://hbc.jp/radio/best10/ ベストテンほっかいどう] |
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{{DEFAULTSORT:へすとてんほつかいとう}} |
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[[Category:北海道放送のラジオ番組]] |
[[Category:北海道放送のラジオ番組]] |
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[[Category:音楽ランキング番組 (ラジオ)]] |
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[[Category:1971年のラジオ番組 (日本)]] |
[[Category:1971年のラジオ番組 (日本)]] |
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