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=== 基本ルール === |
=== 基本ルール === |
2009年6月9日 (火) 19:08時点における版
本稿では解説の便宜上、チェスのルールを2つに分けて定義します。 |
チェスのルールは複雑な部分があり、また使用される用語も多岐に渡っている。そのため本稿では、「チェスのルール」を2つに分類した上で解説する。
- 狭義のチェスのルール :
- 駒とチェスボードに限定したルール。すべてのチェスの基本であり、また共通しているルールを指す。
- 広義のチェスのルール :
- 公式なチェスのルールから、上記の狭義のルールを除いたものを指す。対局時計や棋譜の管理、チェスのマナーなど。
狭義のチェスのルール
- 駒とチェスボードに限定したルールを、「狭義のチェスのルール」とする。
- チェスの公式戦だけでなく、ブリッツ[1]やライトニング[2]、インターネット・ゲーム、郵便チェス、そのほか各種コンピュータ対局まで、あらゆるゲームが対象となる。
用具
- チェスボード(チェス盤)
- 縦横8マスずつに区切られ、濃色と淡色で市松模様に塗り分けられた正方形の盤。
- 駒 (Chessmen)
- キング・クイーン・ビショップ・ナイト・ルーク・ポーンの6種類。それぞれ動き方が異なっている。このチェスボードと駒をあわせて、「チェスセット」と呼んでいる。
基本ルール
- ゲームは2人のプレイヤーにより、チェスボードの盤上で行われる。
- 白が先手、黒が後手となる。
- プレイヤーは、交互に盤上にある自分の駒を1回ずつ動かす。(トランプなどのような)パスをすることはできない。
- 双方が1回ずつ動かしたとき1手と数える。
- 自分の手番の時に、味方の駒の動ける範囲に敵の駒があれば、それを取ることができる。敵の駒を取った駒は、取られた駒のあったマスへ移動する。
- 取られた駒は盤上から取りのぞき、チェスボードの右側(または左側)の手前に置く。取った駒を使うこと(打ち駒)はできない。
- ほとんどのチェスの駒は、他の駒を飛び越して移動することはできない。ただし、ナイトとキャスリングは例外となっている。
- いかなる場合でも、キングは敵の駒が効いている場所には移動することができない。
- 相手のキングに、自分の駒を効かせて取ろうとする手を「チェック」と呼ぶ。
- キングが絶対に逃げられないように追い詰めたチェックのことを、「チェックメイト」と呼ぶ。双方のプレイヤーは、相手のキングをチェックメイトすることを目指す。
駒の初期配置
駒の初期配置
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- チェスボードは、右下が白マス(薄い色のマス)になるように置く。
- 駒の初期配置は、右図のようになる[3]。
チェスの駒 | ||
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キング | ||
クイーン | ||
ルーク | ||
ビショップ | ||
ナイト | ||
ポーン |
- キングはK、クイーンはQ、ルークはR、ビショップはB、ナイトはNで表される。
- 通常ポーンPは表記しない。
- 盤面を図として表示する場合、必ず下側が白(先手)で上側が黒(後手)となる。
- 白から見てチェスボードの左下のマス(a1)を基点とし、マス目の位置を表す座標が決められている。
- 横方向(→)に a、b、c、d、e、f、g、h
- 縦方向(↑)に 1、2、3、4、5、6、7、8
- 白から見てチェスボードの左下のマス(a1)を基点とし、マス目の位置を表す座標が決められている。
- 縦の列のことを「ファイル」と呼び、横の段のことを「ランク」と呼ぶ。
- 縦 : aファイル、bファイル、cファイル...hファイル
- 横 : 1ランク、2ランク、3ランク...8ランク[4]
- 縦の列のことを「ファイル」と呼び、横の段のことを「ランク」と呼ぶ。
それぞれの駒の動き
- 図1 キング : 縦・横・斜めのすべての方向に、1マスだけ移動できる。
- 図2 クイーン: 縦・横・斜めのすべての方向の、任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。
- 図3 ルーク : 縦・横の方向の、任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。
図1 キング
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図2 クイーン
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図3 ルーク
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図4 ビショップ
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図5 ナイト
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- 図4 ビショップ : 斜め方向の任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。
- 図5 ナイト : 最大8箇所の、任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。アルファベットの「Y」の字を、4方向に広げたように動きになる。このナイトだけは、敵味方を問わず他の駒を飛び越すことができる。
- 図6 ポーン(前進) : 前方(相手側)に1マスずつ進むことができる。後戻りはできない。直前に味方の駒がある場合は、進むことができない。直前に敵の駒がある場合は、取ることも進むこともできない。
- 図7 ポーン(初手) :(そのポーンの)初手に限り、前方へ2マス進ませることができる。はじめから1マスでも構わない。ただし、2マスの場合でも他の駒を飛び越えることはできない。
- 図8 ポーン(駒の取り方) : 斜め前方に敵の駒があった場合、駒を取ってそのマスに進むことができる。両方の斜め前に敵の駒がある場合は、どちらを取るか選ぶことができる。
図6 ポーン(前進)
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図7 ポーン(初手)
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図8 ポーン(駒の取り方)
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ゲームの始め方
- 自由対局の試合では、「トス」により先手・後手を決めている。
- 片方の競技者が、相手に見えないように両手に白と黒のポーンを一つずつ隠し持つ。そして両手を前に出す。
- もう一方の競技者が、相手の右手か左手かを選ぶ。(例:どちらかを指でさす、どちらかを口で言う)
- 両方の手を開ける[5]。選んだ手の中にあった色の駒を使う。
- 公式戦などで同一の相手と複数回対局する場合は、両者が白・黒を交互にもつ。通常は偶数回の対局を行う。
勝敗の決め方
勝ち負け
黒がチェックメイトされた状態
a | b | c | d | e | f | g | h | ||
8 | 8 | ||||||||
7 | 7 | ||||||||
6 | 6 | ||||||||
5 | 5 | ||||||||
4 | 4 | ||||||||
3 | 3 | ||||||||
2 | 2 | ||||||||
1 | 1 | ||||||||
a | b | c | d | e | f | g | h |
- 相手のキングを追い詰め、チェックの回避ができない状態にすれば勝ちである。この状態を「チェックメイト」と呼んでいる。
- 持ち時間制の場合、持ち時間が切れたことを相手に主張すれば、時間が切れなかった側の勝ちになる。時間が切れていない側が気づかなければ、そのまま(気づくまで)ゲームは続行される。
一般的にチェスのゲームでは、チェックメイトやタイムアウトによる決着は多く見られない。
最も多い勝敗の決着は、次項の「リザイン」または「ドロー」である。
リザイン
- 劣勢な側がリザイン(resign, 投了)することによってもゲームに決着がつく。リザインは相手にチェックメイトされる可能性が高い場合や、駒損が大きくて引き分けの見込みがない場合に行われる。
- リザインするタイミングは、自分の手番の時である必要はない。悪手を指してしまった直後にリザインしても問題ない。
- 一般的なリザインの、意思表示の方法は次の通り。
- はっきりと相手に「I resign.(リザインします。)」と伝える。
- 自分のキングを静かに倒す。(または、倒す振りをする。)
- 日本人同士であれば、「負けました。」「(指し手が)ありません。」「参りました。」等でも問題ない。
- 対局時計を止める[6]。
ドロー(引き分け)
黒がステイルメイトされた状態
a | b | c | d | e | f | g | h | ||
8 | 8 | ||||||||
7 | 7 | ||||||||
6 | 6 | ||||||||
5 | 5 | ||||||||
4 | 4 | ||||||||
3 | 3 | ||||||||
2 | 2 | ||||||||
1 | 1 | ||||||||
a | b | c | d | e | f | g | h |
次の場合は、「自動的」にドローとなる。
- ステイルメイト : 自分の手番で、自分のキングにチェックされてはいないが、合法手がない状況を指す。
- ドロー・オファー: 片方がドローを提案し、もう片方がそれを承諾した場合。
- デッド・ポジション[7]: 駒の兵力不足のため、双方が相手のキングをチェックメイトできなくなった状況を指す。次の駒の組合せの時は、たとえ敵の駒がキング一つだけであってもチェックメイトすることはできない。
- キング + ビショップ1個
- キング + ナイト1個
- (キング + ナイト2個)[8]
次の場合、一方のプレーヤーの「申請(クレーム)」によりドローとなる[9]。
- 50手ルール : 50手連続して両者ともポーンが動かず、またお互いに駒を取らない場合。
- スリーフォールド・レピティション(同形三復): 同一の局面が3回現れた場合。
イリーガル・ムーブ
たとえ不正な手(illegal move)であったとしても、駒を動かした途端に即負けとなるようなルールはチェスにない。(それが故意であっても過失であっても)反則の手は指し手と認められず、その都度指し直しになる。
- キングが自ら敵の駒の効きに入るような自殺手
- チェックの無視または放置
- その他、基本ルールに反する行為[10]
広義のチェスのルール
- チェスの基本ルールだけ覚えても、公式戦に参加することはできない。チェスの公式なルールの中で、前項以外の重要な決まりを補足する。
- こちらでは対象となるゲームを、レイティング対象の「公式戦」および それに準ずる物に限定する。ここでの「公式戦」とは、国際チェス連盟またはその下部組織[11]が公認しているゲームを指す。
- また一口に「公式戦」といっても、小さなチェス・サークルの月例会からグランドマスター同士の世界大会まで様々な物がある。ここでは細則や個々の競技会特有の規則は避け、チェスをプレイする上で必要最低限のルールやマナーを解説する。
用具
- チェス・クロック(対局時計)
- 公式戦には必ず双方持ち時間があり、チェス・クロック(対局時計)が使用される。その長さは競技会やクラブや実力(レイティング)のクラスごとに異なるが、比較的多く行われているのは一人30分から2時間くらいのゲームである。
- 通常持ち時間制のゲームには、手数や延長時間などの細かいルールが決められている。そのため最近では、アナログ式よりもデジタル式の対局時計を使用するプレイヤーが多い。
- 対局時計をチェスボードの右・左どちらに置くかは、アービター(審判員)が決定する。双方のプレイヤーは、原則その位置を変更することができない。
- ほとんどの競技会では、ゲーム開始時刻から1時間以上遅刻したプレイヤーは負けになる。
- 相手の時間が切れたら、切れていない方のプレイヤーが「時間切れです。」または「フラッグ!」と指摘する。これを行わない場合は、時間切れとは認められずゲームは続行される。
- 棋譜 (用紙)
- 公式戦の場合、プレイヤーは一手一手の駒の動きを棋譜として記録しなければならない。その理由は持ち時間の延長や、同形三復などを申請する際に証拠とするためなどである。
- たとえプレイヤーがチェスの入門者であってもグランドマスターであっても、ゲームのプレイヤー以外の手による棋譜の代行は認められない。間違えて記入した場合は、ゲーム終了後に修正する必要がある。
- 駒を動かす前に、あらかじめ自分の手を書くことも禁止されている。
- 持ち時間が残り5分を切った場合は、(時間延長がないゲームでは)棋譜を取らなくてもよい。
- ゲーム終了後は、主催者側から棋譜の本紙(またはコピー)の提出を求められる。
Bobby Fischer vs Victor Ciocaltea (VARNA, 1962 15th OLYMPIAD) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
手 | 白 | 黒 | 手 | 白 | 黒 | |
1 | e4 | e5 | 16 | hxg5 | Qxg5 | |
2 | Nf3 | Nc6 | 17 | Nxg5 | Bxg5 | |
3 | Bb5 | a6 | 18 | Na3 | c6 | |
4 | Ba4 | d6 | 19 | dxc6 | Be6 | |
5 | c3 | Bd7 | 20 | Qh5 | Bh6 | |
6 | d4 | Nge7 | 21 | Bg4 | Bxg4 | |
7 | Bb3 | h6 | 22 | Qxg4 | Nxc6 | |
8 | Qe2 | Ng6 | 23 | Rd1 | b4 | |
9 | Qc4 | Qf6 | 24 | Nc4 | bxc3 | |
10 | d5 | b5 | 25 | bxc3 | Nd4 | |
11 | Qe2 | Na5 | 26 | Nb6 | resigns | |
12 | Bd1 | Be7 | 27 | 1-0 | ||
13 | g3 | 0-0 | 28 | |||
14 | h4 | Rfc8 | 29 | |||
15 | Bg5! | hxg5 | 30 |
最終図 (白の26手目)
a | b | c | d | e | f | g | h | ||
8 | 8 | ||||||||
7 | 7 | ||||||||
6 | 6 | ||||||||
5 | 5 | ||||||||
4 | 4 | ||||||||
3 | 3 | ||||||||
2 | 2 | ||||||||
1 | 1 | ||||||||
a | b | c | d | e | f | g | h |
公式戦でのルールとマナー
- 時間管理
- チェスの公式戦は、すべて持ち時間制のゲームとなっている。
- トラブルの際は、必ずアービター(審判員)に報告する義務がある。
- 時間切れと勝敗
- チェックメイトになってしまうと、時間に関係なくチェックメイトしたプレイヤーの勝ちになる。
- 双方のプレイヤー同士が時間切れになった場合、ゲームはドローになる。
- プレイヤーAがプレイヤーBの(1)時間切れに気づき、(2)プレイヤーAには持ち時間がまだあり、(3)盤上に残っている駒で相手をチェックメイトできる兵力が最低限[12]ある場合は、自動的にプレイヤーAの勝ちになる。
- プレイヤーAがプレイヤーBの(1)時間切れに気づき、(2)プレイヤーAには持ち時間がまだあり、(3)盤上に残っている駒で相手をチェックメイトできる兵力がない場合は、自動的にドローになる。
- プレイヤーAが(1)あきらかにAが劣勢な局面で、(2)Aには時間が十分残っていて、(3)意図的にプレイヤーBの時間切れを期待してプレイする場合は、プレイヤーBはアービターにドローを申請できる[13]。
- 「手」について
- プレイヤーが駒を動かす際は、片方の手しか使うことができない。
- タッチアンドムーブ
- 英語の「Touch and move」または「Touch-move rule」を指す。チェスのゲーム中は、いわゆる「待った」や「お手つき」が固く禁止されている。それがチェスのルールに違反しない限り、触れた駒は必ず動かす決まりになっている。
- 具体的には、
- 自分の手番の時には、最初に手が触れた駒を動かさなければならない。
- 相手の駒を取る場合は、最初に手が触れた駒を取らなければならない。
- 動かす駒を一度マスに置いて手を離した場合、別のマスに動かすことができない。
- (駒を動かすのではなく)単にズレている駒の位置を調整したい場合は、対戦者に一言ことわらなければならない。「失礼、駒を直します。」「I adjust.(英語)」「J'adoube[14](ジャドゥブ、フランス語)」など。また駒の位置の調整ができるのは、自分の手番の時に限られている[15]。
- 「静粛」のマナー
- チェスのプレイ中は、できるだけ雑音を立ててはならない。私語はもちろん、独り言やぼやきも禁じられている。
- チェス・クロックを押す際も、不必要に大きく叩かない。駒の扱いに関しても同様である。
- 携帯電話は必ず電源OFFにする。着信音が一回鳴っただけでも、反則負けや失格になる。
- ゲームが終了した場合でも、近くで別のプレイヤーが対戦中であれば、その場所での感想戦は控える。
- ゲームの観戦
- 第三者(観客)がゲームに口出しすることは、固く禁止されている。(指し手はもちろん)タッチアンドムーブや持ち時間が切れたケースでも、第三者はプレイヤーへの助言やアービターへの申請はできない。現在行われているゲームに関与できるのは、その当事者(二人のプレイヤー)とアービターのみとなっている。
- チェスの競技会場では、プレイヤーだけでなく第三者も禁煙である。
- 写真撮影については、(フラッシュの有無に関係なく)プレイ中は禁止されている[16]。
- その他のマナー
- 対局前には、お互いに挨拶や握手をする。(英語だと「Good Luck.(グッド・ラック)」になる。)
- 正当な理由のないドロー・オファーはしない。
- 相手の見え透いたミスは期待しない。あきらかに不利な局面では、潔くリザインする[17]。
- プレイ中の飲食は、特に禁じられていない。(適度な水分補給やチョコレートなどの摂取は、むしろ推奨されている。)しかし、あくまで他のプレイヤーの迷惑にならないことが前提となっている。
- ゲーム中に競技に使用するチェスセットとは別の、例えば携帯用チェスセットなどを使用し検討することも禁じられている。
- ゲーム中は音楽を聴いたり本や雑誌を読むなど、プレイに関係ない行為も禁じられている。
- コンピュータや通信機器を使用した「カンニング」行為も、もちろん禁止されている[18]。
- 対局後は勝った方も負けた方も、一礼または握手をする。(英語なら「Thank you for playing.」など。)
- 対局後は勝った方も負けた方も、感想戦(ゲーム内容の検討)を行うのが一般的である[19]。感想戦は、自分が書いた棋譜の確認にもなる。
関連記事
- 棋譜
- チェスの歴史
- チェス用語一覧
- チェスの世界チャンピオン一覧
- コンピュータチェス
- チェス・プロブレム
- エンドゲーム・スタディ
- 変則チェス(フェアリー・チェス)
- チェス960(フィッシャー・ランダム・チェス)
注釈
- ^ 持ち時間5分前後の早指し対局
- ^ 持ち時間1分の超早指し対局
- ^ 公式競技としてのチェスには、将棋のような駒落ちはない。どんなに実力が離れていても、同じ条件での対局となる。
- ^ 厳密には 1st rank、2nd rank、3rd rank...8th rankとなる。
- ^ 不正防止のため。
- ^ これについては紛らわしくてトラブルになるケースもあるので、上記1~3との併用が望ましい。
- ^ 厳密な定義は、「双方の対戦者が正規な着手を続けても、チェックメイトできない局面」。
- ^ このケースについては、理論上はチェックメイトは可能である。ただし そのためにはチェックメイトされる側が、自分から死地におもむくような悪手を指さなければならない。
- ^ 二人とも申請しなければ、ゲームはドローにならず続行される。チェスの公式戦では、アービター(審判員)に申請する必要がある。また、局面によっては申請が認められないこともある。
- ^ 例えば、「ビショップやナイトの移動できるマスを間違えた。」など
- ^ 日本では日本チェス協会(JCA)になる。
- ^ キング以外に、次のいずれかの駒がある場合を指す。
(1) ポーン1個
(2) ナイト1個とビショップ1個
(3) ビショップ2個
(4) ルーク1個
(5) クイーン1個 - ^ 申請しなければドローにならない。また、第三者の見物人が申請しても認められない。
- ^ この「ジャドゥブ」または「ジャドゥーブ」はチェスの国際用語として周知されていて、フランス語圏以外のプレイヤーに対しても使用できる。
- ^ この駒の位置の調整も、できるだけ控えた方が無難である。位置の調整のタイミングとしては、自分が駒を動かしてチェス・クロックを押す直前が良い。
- ^ ただしゲーム開始後5分以内であれば、見逃してもらえる競技会もある。撮影の際は、事前にアービターに確認のこと。
- ^ チェスの入門者や初心者に関しては、この限りではない。
- ^ インドのあるチェス・プレイヤーは、不正行為が発覚して10年間の出場停止処分を受けた。
- ^ ただし双方が時間的に余裕があり、また双方が合意することが前提となる。
外部リンク
- JCA(日本チェス協会)
- JCCA(日本通信チェス協会)
- FIDE(国際チェス連盟)
- ICCF(国際通信チェス連盟)
- 札幌チェスクラブ
- 朝霞チェスクラブ
- 名古屋チェスクラブ
- 福岡チェスクラブ
- 2CHチェスサークル
- チェス入門
- チェス用語小辞典(英和)
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