「スレイプニル級駆逐艦」の版間の差分
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{{Infobox 艦級 |
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{| class="wikitable" style="clear:right; float:right; border-width:0.15em; border-style:solid; border-color:#d0d0d0; margin: 0 0 0.5em 0.5em; width: 320px; background:#ffffff" |
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|名称=スレイプニル級駆逐艦 |
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|画像=File:HNoMS Sleipner (H48).jpg |
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|画像説明=1948年、洋上のスレイプニル |
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|colspan="3" style="text-align:center;border-bottom:0px solid;" |[[File:HNoMS Sleipner (H48).jpg|320px]] |
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|艦種=[[駆逐艦]] |
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|命名基準= |
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|colspan="3" style="text-align:center;border-top:0px solid;" |1948年、洋上のスレイプニル |
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|建造所= |
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|運用者={{navy|NOR}} |
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!colspan="3" style="background: #f0f8ff"|概歴 |
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|建造期間= |
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|就役期間=1936年-1959年 |
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|計画数= |
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|建造数=6隻 |
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|退役完了||colspan="2"|1959年 |
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|前級=[[ドラグ級駆逐艦|ドラグ級]] |
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|次級=[[タウン級駆逐艦|タウン級]]{{Efn|タウン級は{{仮リンク|駆逐艦・基地協定|en|Destroyers for Bases Agreement}}によってイギリスに引き渡された、アメリカ合衆国の駆逐艦。<br/>本級の後に建造が計画されていた1,220tの駆逐艦は初期段階でドイツに接収されZN4級、終戦後に[[オーレスン級駆逐艦|オーレスン級]]と変遷したが未成に終わった。<br/>その後の駆逐艦も、イギリスから引き渡された[[S級駆逐艦 (2代)|S級駆逐艦]]や[[ハント級駆逐艦]]、[[C級駆逐艦 (3代)|Cr級駆逐艦]]であり、本級が2013年の段階でノルウェーで建造された最後の駆逐艦である。}} |
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|前級||colspan="2"|[[ドラグ級駆逐艦]] |
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|基準排水量=597[[トン数|トン]] |
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|満載排水量= |
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|次級||colspan="2"|[[ウィックス級駆逐艦]]<ref>ウィックス級はアメリカ合衆国の駆逐艦。本級の後に建造が計画されていた1220tの駆逐艦は初期段階でドイツに接収されZN4級、終戦後に[[オーレスン級駆逐艦|オーレスン級]]と変遷したが未成に終わった。その後の駆逐艦も輸入艦であり、本級が2013年の段階でノルウェーで建造された最後の駆逐艦である。</ref> |
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|全長=74.3m |
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|全幅=7.8m |
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!colspan="3" style="background: #f0f8ff"|要目 |
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|深さ= |
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|吃水=2.1m |
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|艦種||colspan="2"|[[駆逐艦]] |
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|機関= |
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|主缶=ヤーロー式[[ボイラー]]×3基 |
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|排水量 |
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|主機=ド・ラバル[[蒸気タービン]]×2基 |
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|基準排水量||597t |
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|推進器= |
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|出力=12,500hp |
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|全長||colspan="2"|74.3m |
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|電源= |
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|最大速力=30[[ノット]] |
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|全幅||colspan="2"|7.8m |
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|航続距離=15ノット/3,500[[海里]] |
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|乗員=75名 |
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|吃水||colspan="2"|2.1m |
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|搭載能力= |
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|兵装= |
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|rowspan=3|機関 |
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*102mm単装砲(40口径)×3基 |
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|ド・ラバル[[蒸気タービン|ギアードタービン]] 2基||rowspan=3|12,500hp |
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*[[ボフォース 60口径40mm機関砲|60口径40mm単装機関砲]]×1基 |
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*533mm連装[[魚雷発射管]]×1基 |
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|ヤーロー式ボイラー 3基 |
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*コルト 12.7mm機銃×2挺 |
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*爆雷投射機×4基 |
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|2軸推進 |
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|搭載機= |
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|搭載艇= |
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|速力||colspan="2"|30[[ノット]] |
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|レーダー= |
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|ソナー= |
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|航続距離||colspan="2"|3,500[[海里]](15ノット)、重油100t |
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|その他=重油:100t |
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|備考=数値はスレイプニルのものである。 |
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|乗員||colspan="2"|75名 |
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|rowspan=5|武装 |
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|102mm砲(40口径)||3門 |
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|[[ボフォース 40mm機関砲]]||1門 |
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|533mm連装[[魚雷発射管]]||1基 |
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|コルト 12.7mm機銃||2挺 |
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|爆雷投射機||4基 |
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|出典||colspan="2"|<ref name=Conway /> |
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|備考||colspan="2"|数値はスレイプニルのものである。 |
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'''スレイプニル級駆逐艦'''({{lang-no|Sleipner klassen jager}})は、[[ノルウェー]]の[[駆逐艦]]。6隻が建造され、[[第二次世界大戦]]を生き延びた5隻は戦後[[フリゲート]]に改造された。駆逐艦としては小型であることから、[[水雷艇]]として扱われる場合もあり、大型化した[[オーディン (駆逐艦)|オーディン]]以降の3隻をオーディン級として扱われることもある<ref name=Conway>{{citebook|title=Conway's All the World's Fighting Ships 1922-1946|year=1992|page=379-380}}</ref>。 |
'''スレイプニル級駆逐艦'''({{lang-no|Sleipner klassen jager}})は、[[ノルウェー]]の[[駆逐艦]]。6隻が建造され、[[第二次世界大戦]]を生き延びた5隻は戦後[[フリゲート]]に改造された。駆逐艦としては小型であることから、[[水雷艇]]として扱われる場合もあり、大型化した[[オーディン (駆逐艦)|オーディン]]以降の3隻をオーディン級として扱われることもある<ref name=Conway>{{citebook|title=Conway's All the World's Fighting Ships 1922-1946|year=1992|page=379-380}}</ref>。 |
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!艦名!!進水<ref name=Conway />!!退役<ref name=Conway /> |
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|[[スレイプニル (駆逐艦)|スレイプニル]](Sleipner)||1936年5月7日||1956年 |
|[[スレイプニル (駆逐艦)|スレイプニル]]([[:no:KNM «Sleipner» (1937–1959)|KNM «Sleipner»]])||1936年<br />5月7日||1956年 |
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|[[エーゲル (駆逐艦)|エーゲル]] |
|[[エーゲル (駆逐艦)|エーゲル]]||1936年<br />8月25日||1940年4月9日<br />爆撃により大破し放棄 |
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|[[ギーレル (駆逐艦)|ギーレル]](Gyller)< |
|[[ギーレル (駆逐艦)|ギーレル]]([[:no:«Gyller» (jager)|KMN «Gyller»]])<br /><small>※ドイツ水雷艇:レーヴェ(Löwe)</small>||1938年<br />7月7日||1959年 |
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|[[オーディン (駆逐艦)|オーディン]] |
|[[オーディン (駆逐艦)|オーディン]]<br /><small>※ドイツ水雷艇:パンター(Panther)</small>||1939年<br />1月17日||1959年 |
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|[[バルドル (駆逐艦)|バルドル]](Balder)< |
|[[バルドル (駆逐艦)|バルドル]]([[:no:KNM «Balder»|KNM «Balder»]])<br /><small>※ドイツ水雷艇:レオパルト(Leopard)</small>||1939年<br />9月9日||1959年 |
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|[[トール (駆逐艦)|トール]] |
|[[トール (駆逐艦)|トール]]<br /><small>※ドイツ水雷艇:ティーガー(Tiger)</small>||1939年<br />10月11日||1959年 |
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==画像== |
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File:HNoMS Æger (1936).jpg|エーゲル(1936年) |
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File:HNoMS Gyller May 1953.jpg|フリゲートに改造後のギーレル(1953年) |
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== 脚注 == |
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=== 注釈 === |
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=== 出典 === |
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{{デフォルトソート:すれいふにるきゆう}} |
{{デフォルトソート:すれいふにるきゆう}} |
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[[Category: |
[[Category:スレイプニル級駆逐艦|*]] |
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[[Category:ノルウェーの駆逐艦|+]] |
2024年10月11日 (金) 03:02時点における最新版
スレイプニル級駆逐艦 | |
---|---|
1948年、洋上のスレイプニル | |
基本情報 | |
艦種 | 駆逐艦 |
運用者 | ノルウェー海軍 |
就役期間 | 1936年-1959年 |
建造数 | 6隻 |
前級 | ドラグ級 |
次級 | タウン級[注釈 1] |
要目 | |
基準排水量 | 597トン |
全長 | 74.3m |
最大幅 | 7.8m |
吃水 | 2.1m |
主缶 | ヤーロー式ボイラー×3基 |
主機 | ド・ラバル蒸気タービン×2基 |
出力 | 12,500hp |
最大速力 | 30ノット |
航続距離 | 15ノット/3,500海里 |
乗員 | 75名 |
兵装 |
|
その他 | 重油:100t |
数値はスレイプニルのものである。 |
スレイプニル級駆逐艦(ノルウェー語: Sleipner klassen jager)は、ノルウェーの駆逐艦。6隻が建造され、第二次世界大戦を生き延びた5隻は戦後フリゲートに改造された。駆逐艦としては小型であることから、水雷艇として扱われる場合もあり、大型化したオーディン以降の3隻をオーディン級として扱われることもある[1]。
構造
[編集]艦体自体は鋼鉄製であるが、ブリッジ、司令塔、煙突などの上部構造物にアルミニウムを用いたノルウェー最初の艦艇である。
ギーレルのみ魚雷発射管が2基、オーディン以降の3艦は基準排水量が632t、全長が2m程伸ばされ、吃水も3mと深くなっている一方、主砲は1門減じて2門となっている[1]。
この他、装備には各艦で差異があったとされる事もあり、スレイプニルの主砲が2門、オーディンの対空機関砲が40mmから20mmに変更されていたとする説が知られている。また、バルドルとトールは艤装完了前に捕獲されている[1]。
スレイプニルとエーゲルを除くドイツに捕獲された4隻は改修を受け、10.5cm砲2門、4cm対空機関砲、2cm対空機関砲2門、533mm連装魚雷発射管1基、機雷24発を搭載した。後日、レオパルト(バルドル)以外は10.5cm砲を1門減じて2cm対空機関砲を増備している[1][2][3]。
第二次世界大戦後の改造でフリゲートに類別されたが、この時点での装備は76mm砲3門、40mm対空機関砲2門、2cm対空機関砲2門となっている[1]。
運用
[編集]第二次世界大戦では、ナチス・ドイツのノルウェー侵攻(ヴェーザー演習作戦)によってエーゲルがドイツ軍のJu 88の爆撃を受けて大破し、放棄された。スレイプニルのみがイギリスに逃れて連合国軍の艦として運用され、他の4艦はドイツ海軍の水雷艇となった。大戦終了後5艦全てがノルウェー海軍に復帰し、1953年にはフリゲートに改造されたが[1]、程なく退役している。
一覧
[編集]艦名 | 進水[1] | 退役[1] |
---|---|---|
スレイプニル(KNM «Sleipner») | 1936年 5月7日 |
1956年 |
エーゲル | 1936年 8月25日 |
1940年4月9日 爆撃により大破し放棄 |
ギーレル(KMN «Gyller») ※ドイツ水雷艇:レーヴェ(Löwe) |
1938年 7月7日 |
1959年 |
オーディン ※ドイツ水雷艇:パンター(Panther) |
1939年 1月17日 |
1959年 |
バルドル(KNM «Balder») ※ドイツ水雷艇:レオパルト(Leopard) |
1939年 9月9日 |
1959年 |
トール ※ドイツ水雷艇:ティーガー(Tiger) |
1939年 10月11日 |
1959年 |
画像
[編集]-
エーゲル(1936年)
-
フリゲートに改造後のギーレル(1953年)
-
オーディン(1939年)
-
スレイプニル艦上のコルト12.7mm機銃