Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

「ねじれた絆」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
2004年4月1日に伊豆市になっています
m Bot作業依頼#Cite webテンプレートのdeadlink、deadlinkdate引数の移行
 
(38人の利用者による、間の46版が非表示)
1行目: 1行目:
{{基礎情報 書籍
{{ドラマ}}
|title = ねじれた絆<br />-赤ちゃん取り違え事件の十七年-
'''ねじれた絆'''('''ねじれたきずな''')は[[2004年]][[4月21日]]21:00~21:54に[[TBS系列]]の[[水曜プレミア]]で放送された[[テレビドラマ]]である。
|orig_title =

|image =
正式タイトルは「'''ねじれた絆~赤ちゃん取り違え事件の真実~'''」。[[ドキュメンタリー]][[ドラマ]]特別企画。[[平均]][[視聴率]]は15.2%。
|image_size =

|image_caption =
奥野修司著 「ねじれた絆 - 赤ちゃん取り違え事件の十七年 - 」([[新潮社]]刊)の[[テレビドラマ]]化である。
|author = [[奥野修司]]
|published = [[1995年]][[5月25日]](単行本)<br />[[2002年]][[10月10日]](文庫本)
|publisher = [[新潮社]]<br />[[文春文庫]]
|genre = [[ノンフィクション]]
|country = {{JPN}}
|language = [[日本語]]
|type = <!-- 形態 -->
|pages = <!-- ページ数 -->
|preceded_by = <!-- 前作 -->
|followed_by = <!-- 次作 -->
|website = <!-- 公式サイト -->
|id = ISBN 9784104049011
|id2 = ISBN 9784167656416
|id2type = 文庫本
|portal1 = 文学
}}
『'''ねじれた絆 -赤ちゃん取り違え事件の十七年-'''』(ねじれたきずな あかちゃんとりちがえじけんのじゅうななねん)は、[[奥野修司]]による[[ノンフィクション]]作品。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[ベビーブーム|第二次ベビーブーム]]だった[[高度経済成長]]期に多発し、社会問題とまでなった'''赤ちゃん取り違え事件'''
[[ベビーブーム|第二次ベビーブーム]]だった[[高度経済成長]]期に多発し、社会問題とまでなった「[[新生児取り違え|赤ちゃん取り違え事件]]」。[[1971年]]に当時[[アメリカ合衆国による沖縄統治|米国施政下の沖縄]]で実際に起きた赤ちゃん取り違え事件を、日本施政下に入れ替わった後の[[1977年]]の発覚から、当時[[週刊誌]]記者であった奥野修司が実に25年間取材し続けた[[ノンフィクション]]の[[ドキュメンタリー]]作品


二度の[[テレビドラマ]]化のほか、[[第66回カンヌ国際映画祭]]審査員賞を受賞した映画『[[そして父になる]]』の参考文献でもある。
そんな中、[[1971年]]([[昭和46年]])に[[沖縄県]]で実際に起きた取り違え事件を、[[1977年]]([[昭和52年]])の発覚から、ある[[週刊誌]]記者が実に25年間取材し続けた[[ノンフィクション]]の[[ドキュメンタリー]]作品。


== 書誌情報 ==
また、[[病院]]での取り違え対策が強化されるようになり、なおかつ[[少子化]]傾向にある現在ではこういった[[医療事故|事故]]はなくなってきている。
*奥野修司 「ねじれた絆-赤ちゃん取り違え事件の十七年」(1995年5月25日、[[新潮社]]) ISBN 9784104049011
== ストーリー ==
*奥野修司 「ねじれた絆-赤ちゃん取り違え事件の十七年」(2002年10月10日、[[文春文庫]]) ISBN 9784167656416
[[幼稚園]]に通う6歳になる宇野夫妻の長女・里美([[美山加恋]])は[[小学校]][[就学時健康診断|就学時健診]]での[[血液検査]]で、A型と診断された。しかしそれはO型とB型の夫妻の[[血液型]]からは絶対に産まれる事のないありえない[[血液型]]だった。再度検査をするが結果は同じ。原因は出生時に[[病院]]で起こった[[医療事故|ミス]]による[[新生児]]取り違えが原因だった。


== テレビドラマ ==
6年間我が子と信じて育ててきた娘が実は他人の子供。その時から始まった親達と子供達の複雑な悲劇を描いていく。
=== 2004年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = ねじれた絆<br />〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
| 放送時間 = 21:00 - 22:54
| 放送分 = 114
| 放送枠 = 水曜プレミア
| 放送期間 = [[2004年]][[4月21日]]
| 放送回数 = 1
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[TBSテレビ|TBS]]
| 企画 =
| 製作総指揮 =
| 監督 = 水谷俊之
| 演出 =
| 原作 = [[奥野修司]]「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」
| 脚本 = [[佐伯俊道]]<br />山田立
| プロデューサー = 吉田由二
| 出演者 = [[賀来千香子]]<br />[[辰巳琢郎]]<br />[[六平直政]]<br />[[池上季実子]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 外部リンク =
| 外部リンク名 =
| 特記事項 =
}}
[[2004年]][[4月21日]]21:00 - 22:54([[日本標準時|JST]])に[[TBSテレビ|TBS]]系列「[[水曜プレミア]]」で『'''ねじれた絆〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜'''』のタイトルで放送された。
==== ストーリー ====
宇野夫妻の長女で、[[幼稚園]]に通う6歳の里美([[美山加恋]])は、[[小学校]][[就学時健康診断|就学時健診]]での[[血液検査]]でA型と診断された。しかしそれは、O型とB型の夫妻の[[ABO式血液型|血液型]]からは絶対に産まれることのない、ありえない[[ABO式血液型|血液型]]だった。再度検査をするが結果は同じであった。原因は、出生時に[[病院]]で起こった[[医療事故|ミス]]による[[新生児]]取り違えであった。


6年間我が子と信じて育ててきた娘が、実は他人の子供。その時から始まった、親達と子供達の複雑な悲劇を描いていく。
== キャスト ==
* '''宇野 幸子''' - [[賀来千香子]]
* '''宇野 剛''' - [[辰巳琢郎]]
* '''宇野 里美''' - [[美山加恋]]([[子役]])
* '''磯田 美千代''' - [[池上季実子]]([[カメオ出演|友情出演]])
* '''磯田 信夫''' - [[六平直政]]
* '''磯田家 家長''' - [[穂積隆信]]
* '''磯田 実''' - [[斉藤晶]]([[子役]])
* '''中岡 明子''' - [[日向明子]]
* '''笹川 礼子''' - [[若原瞳]]
* '''小川 次郎''' - [[小宮孝泰]]
* '''高橋院長''' - [[斉藤暁]]
* '''丸山事務長''' - [[光石研]]
* '''小川真美子''' - [[松井紀美江]]
* '''宮里弁護士''' - [[伊藤洋三郎]]
* '''加藤弁護士''' - [[渡辺哲]]
* '''町山記者''' - [[美木良介]]


== スタッフ ==
==== キャト(2004年版) ====
* 宇野 幸子:[[賀来千香子]]
*原作:奥野修司 「ねじれた絆 - 赤ちゃん取り違え事件の十七年 - 」([[新潮社]]、[[文春文庫]]刊)
* 宇野 剛:[[辰巳琢郎]]
*脚本:佐伯俊道・山田立
* 宇野 里美:[[美山加恋]]([[子役]])
*監督:水谷俊之
* 磯田 美千代:[[池上季実子]]([[カメオ出演|友情出演]])
* 磯田 信夫:[[六平直政]]
* 磯田家 家長:[[穂積隆信]]
* 磯田 実:[[斉藤晶]](子役)
* 磯田 成子:[[工藤あかり]](子役)
* 中岡 明子:[[日向明子]]
* 笹川 礼子:[[若原瞳]]
* 小川 次郎:[[小宮孝泰]]
* 高橋院長:[[斉藤暁]]
* 丸山事務長:[[光石研]]
* 小川真美子:[[松井紀美江]]
* 宮里弁護士:[[伊藤洋三郎]]
* 加藤弁護士:[[渡辺哲]]
* 町山記者:[[美木良介]]
*[[絵沢萌子]]、[[大河内浩]]、[[森下哲夫]]、[[三波伸一]]、[[櫻井ゆか]]、[[桜井明美]]、[[しらたひさこ]]、[[柳子小春]]、[[村山紗弥]]、[[宇高凌明]]、[[森康子]]、[[来須修二]]、[[上野太]]、[[小野敦子]]、[[尾道凛]]、[[明神幸枝]]

==== スタッフ(2004年版) ====
*原作:[[奥野修司]]「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」([[新潮社]]、[[文春文庫]]刊)
*脚本:[[佐伯俊道]]、[[山田立]]
*監督:[[水谷俊之]]
*プロデューサー:吉田由二
*プロデューサー:吉田由二
*音楽:岩戸崇
*音楽:[[岩戸崇]]
*撮影:[[志賀葉一]]
*編成:木村理津
*編成:木村理津
*技術協力:ビデオフォーカス
*技術協力:[[ビデオフォーカス]]
*企画協力:[[文藝春秋 (出版社)|文藝春秋]]
*企画協力:[[文藝春秋]]
*制作:[[スイート・ベイジル]]
*制作:[[スイート・ベイジル]]
*製作・著作:[[東京放送]](TBS)
*製作・著作:[[TBSテレビ|TBS]]


== 撮影協力 ==
==== 撮影協力 ====
*[[静岡県]][[田方郡]][[戸田村]](現・[[沼津市]])
*[[静岡県]][[田方郡]][[戸田村 (静岡県)|戸田村]](現・[[沼津市]])
**戸田村役場
**戸田村役場
**戸田村観光協会
**戸田村観光協会
59行目: 115行目:
*フィルム・コミッション伊豆
*フィルム・コミッション伊豆
*千島観光汽船
*千島観光汽船
*ホテル日航成田&ホテル日航ウインズ成田
*[[ホテル日航成田]]、ホテル日航ウインズ成田
*[[よみうりランド]]
*[[よみうりランド]]
*[[東海旅客鉄道]]
*[[東海旅客鉄道]]

=== 2013年版 ===
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = 実録ドラマスペシャル<br />ねじれた絆<br />赤ちゃん取り違え事件 42年の真実
| 画像 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
| 放送時間 = 21:00 - 22:52
| 放送分 = 112
| 放送枠 = 金曜プレステージ
| 放送期間 = [[2013年]][[10月11日]]
| 放送回数 = 1
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
| 企画 = 太田大
| 製作総指揮 =
| 監督 =
| 演出 = 及川博則
| 原作 = [[奥野修司]]「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」
| 脚本 = 及川博則
| プロデューサー = 及川博則<br />村上浩美
| 出演者 = [[板谷由夏]]<br />[[西田尚美]]<br />[[光石研]]<br />[[ゴリ (お笑い芸人)|ゴリ]]<br />[[滝藤賢一]]
| 音声 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 外部リンク = https://web.archive.org/web/20131005012644/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/131003-403.html
| 外部リンク名 = とれたてフジテレビ
| 特記事項 =
}}
[[2013年]][[10月11日]]21:00-22:52(JST)に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列「[[金曜プレステージ]]」枠で実録ドラマスペシャル『'''ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実'''』のタイトルで9年半ぶりの放送された。

実際に我が子を取り違えられた当事者たちへのインタビューを基にしたドキュメント部分と、事件発生から2つの家族の生活を忠実に追ったドラマ部分で構成される[[ドキュメンタリー]]ドラマとなっている。当事者たちはこれまですべて仮名でテレビ出演をしてきたが、今回初めて実名で顔を出して出演することとなり、ドラマ部分の役名も実名が使用されている<ref>{{Cite web|和書|date=2013-10-03 |url=http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/131003-403.html |title=もしも愛する我が子が、他人の子だったら…『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実』 |work=とれたてフジテレビ |publisher=フジテレビ |accessdate=2013-10-06 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131005012644/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/131003-403.html |archivedate=2013-10-05 |url-status=dead|url-status-date=2018-03 }}</ref>。ドキュメント部分のナレーションは[[板谷由夏]]と[[滝藤賢一]]が務めている。

==== キャスト(2013年版) ====

'''主要人物'''
*稲福スミ子:[[板谷由夏]]
*島袋公子:[[西田尚美]]
*稲福美由紀(島袋美由紀):[[熊田聖亜]]
*島袋初美(稲福真奈美):[[庵原涼香]]
*島袋美由紀(中学生以降):[[矢作穂香|未来穂香]]
*稲福真奈美(中学生以降):[[草刈麻有]]
'''稲福家'''(初美→真奈美の実の家族)
*稲福茂美:[[ゴリ (お笑い芸人)|ゴリ]]([[ガレッジセール]])
*稲福健一:[[庵原匠悟]] 
'''島袋家'''(美由紀の実の家族)
*島袋清徳:[[光石研]]
*島袋和泉:[[熊田胡々]]
*島袋めぐみ:[[吉村唯]]
*島袋幸美:[[松浦梨結]]
'''その他'''
*織田:[[升毅]]
*織田芙美子:[[吉田羊]]
*産婦人科医:[[北見敏之]]
*病院側弁護士:[[東根作寿英]]
*島袋ハル:[[大方斐紗子]]
*稲福礼子:[[朝加真由美]]
*[[奥野修司]]:[[滝藤賢一]]

==== スタッフ(2013年版) ====
*原作:奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」(文春文庫刊)
*脚本・演出・編集:及川博則([[ライス]]){{要曖昧さ回避|date=2021-07}}
*編成企画:太田大
*ロケ協力:[[三浦市]]営業開発課、みうら映画舎、[[木更津市]] ほか
*技術協力:[[ビデオフォーカス]]
*美術協力:[[フジアール]]
*プロデューサー:及川博則(ライス)、村上浩美(ライス)
*制作:フジテレビ
*制作著作:ライス


== 関連作品 ==
== 関連作品 ==
[[新生児]]取り違え事件をテーマにした作品は過去にも数多く制作されている。
[[新生児]]取り違え事件をテーマにした作品は過去にも数多く制作されている。

*日産火曜劇場 [[木下恵介]]アワー25「わが子は他人」(1974年、[[東京放送|TBS]])
*[[赤いシリ]]「赤い運命(1976年、[[東京放送|TBS]])
*[[木下恵介アワー|日産火曜劇場 木下恵介アワー]]25わが子は他人(1974年、[[TBSテレビ|TBS]])
*[[土曜グランド劇場]]「ありがとうパパ」(1977年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
*[[土曜グランド劇場]]「ありがとうパパ」(1977年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
*[[ドラマ人間模様]]「絆」(1980年、[[日本放送協会|NHK]])
*[[ドラマ人間模様]]「絆」(1980年、[[日本放送協会|NHK]])
*[[月曜ワイド劇場]]「赤ちゃん取り違え事件」(1982年、[[テレビ朝日]])
*[[月曜ワイド劇場]]「赤ちゃん取り違え事件」(1982年、[[テレビ朝日]])
*[[木曜ゴールデンドラマ]]「わが子の条件 赤ちゃん取り違え事件」(1982年、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]])
*[[木曜ゴールデンドラマ]]「わが子の条件 赤ちゃん取り違え事件」(1982年、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]])
*母と呼ばれて(1984年、[[東海テレビ放送|東海テレビ]])
*[[母と呼ばれて]](1984年、[[東海テレビ放送|東海テレビ]])
*[[金曜女のドラマスペシャル]]「悪魔からの通告」(1986年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
*[[金曜女のドラマスペシャル]]「悪魔からの通告」(1986年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
*[[土曜ワイド劇場]]「もう一つの旅路 取り違えられた二人の影に哀みの女~」(1991年、[[テレビ朝日]])
*[[花王 愛の劇場]]「[[あなただったら?]]」(1986年、TBS)- 賀来千香子が取り違えられた子とて出演
*[[土曜ワイド劇場]]「もう一つの旅路 〜取り違えられた二人の影に哀しみの女〜」(1991年、テレビ朝日)
*幸福の明日(2000年、[[東海テレビ放送|東海テレビ]])
*[[幸福の明日]](2000年、東海テレビ)
※作為的に取り替えた作品は除外。
*[[そして父になる]](2013年、映画)参考文献として「ねじれた絆」が挙げられている。


※作為的に新生児を取り替えた作品は、ここでは除外している。
== 関連書籍 ==
*奥野修司 「ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年」(1995年 [[新潮社]])書籍情報: ISBN 4-104049-01-8
*奥野修司 「ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年 文春文庫」(2002年 [[文藝春秋 (出版社)|文藝春秋]])書籍情報: ISBN 4-167656-41-8


== 関連項目 ==
== 脚注 ==
{{Reflist}}
*[[水曜プレミア]]※[[2005年]][[9月]]に廃止。


== 外部リンク ==
*[http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167656416 『ねじれた絆』書籍情報 | 文藝春秋]
*[http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d1717/ ねじれた絆 | TBSチャンネル]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}
*[https://web.archive.org/web/20131005012644/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/131003-403.html 金曜プレステージ 実録ドラマスペシャル『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実』 - とれたてフジテレビ]


[[Category:日本のテレビドラマ|ねしれたきすな]]
{{DEFAULTSORT:ねしれたきすな}}
[[Category:日本のノンフィクション書籍]]
[[Category:1995年の書籍]]
[[Category:水曜プレミア]]
[[Category:2004年のテレビドラマ]]
[[Category:金曜プレステージ]]
[[Category:2013年のテレビドラマ]]
[[Category:アメリカ施政権下の沖縄]]
[[Category:沖縄県を舞台とした作品]]
[[Category:ノンフィクションを原作とするテレビドラマ]]
[[Category:人物の入れ代わりを題材としたテレビドラマ]]
[[Category:沖縄県を舞台としたテレビドラマ]]
{{lit-stub}}
{{tv-stub}}
{{tv-stub}}

2024年7月18日 (木) 04:48時点における最新版

ねじれた絆
-赤ちゃん取り違え事件の十七年-
著者 奥野修司
発行日 1995年5月25日(単行本)
2002年10月10日(文庫本)
発行元 新潮社
文春文庫
ジャンル ノンフィクション
日本の旗 日本
言語 日本語
コード ISBN 9784104049011
ISBN 9784167656416(文庫本)
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

ねじれた絆 -赤ちゃん取り違え事件の十七年-』(ねじれたきずな あかちゃんとりちがえじけんのじゅうななねん)は、奥野修司によるノンフィクション作品。

概要

[編集]

第二次ベビーブームだった高度経済成長期に多発し、社会問題とまでなった「赤ちゃん取り違え事件」。1971年に当時米国施政下の沖縄で実際に起きた赤ちゃん取り違え事件を、日本施政下に入れ替わった後の1977年の発覚から、当時週刊誌記者であった奥野修司が実に25年間取材し続けたノンフィクションドキュメンタリー作品。

二度のテレビドラマ化のほか、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した映画『そして父になる』の参考文献でもある。

書誌情報

[編集]

テレビドラマ

[編集]

2004年版

[編集]
ねじれた絆
〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜
ジャンル テレビドラマ
原作 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」
脚本 佐伯俊道
山田立
監督 水谷俊之
出演者 賀来千香子
辰巳琢郎
六平直政
池上季実子
製作
プロデューサー 吉田由二
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2004年4月21日
放送時間21:00 - 22:54
放送枠水曜プレミア
放送分114分
回数1
テンプレートを表示

2004年4月21日21:00 - 22:54(JST)にTBS系列「水曜プレミア」で『ねじれた絆〜赤ちゃん取り違え事件の真実〜』のタイトルで放送された。

ストーリー

[編集]

宇野夫妻の長女で、幼稚園に通う6歳の里美(美山加恋)は、小学校就学時健診での血液検査でA型と診断された。しかしそれは、O型とB型の夫妻の血液型からは絶対に産まれることのない、ありえない血液型だった。再度検査をするが結果は同じであった。原因は、出生時に病院で起こったミスによる新生児取り違えであった。

6年間我が子と信じて育ててきた娘が、実は他人の子供。その時から始まった、親達と子供達の複雑な悲劇を描いていく。

キャスト(2004年版)

[編集]

スタッフ(2004年版)

[編集]

撮影協力

[編集]

2013年版

[編集]
実録ドラマスペシャル
ねじれた絆
赤ちゃん取り違え事件 42年の真実
ジャンル テレビドラマ
原作 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」
企画 太田大
脚本 及川博則
演出 及川博則
出演者 板谷由夏
西田尚美
光石研
ゴリ
滝藤賢一
製作
プロデューサー 及川博則
村上浩美
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2013年10月11日
放送時間21:00 - 22:52
放送枠金曜プレステージ
放送分112分
回数1
とれたてフジテレビ
テンプレートを表示

2013年10月11日21:00-22:52(JST)にフジテレビ系列「金曜プレステージ」枠で実録ドラマスペシャル『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実』のタイトルで9年半ぶりの放送された。

実際に我が子を取り違えられた当事者たちへのインタビューを基にしたドキュメント部分と、事件発生から2つの家族の生活を忠実に追ったドラマ部分で構成されるドキュメンタリードラマとなっている。当事者たちはこれまですべて仮名でテレビ出演をしてきたが、今回初めて実名で顔を出して出演することとなり、ドラマ部分の役名も実名が使用されている[1]。ドキュメント部分のナレーションは板谷由夏滝藤賢一が務めている。

キャスト(2013年版)

[編集]

主要人物

稲福家(初美→真奈美の実の家族)

島袋家(美由紀の実の家族)

その他

スタッフ(2013年版)

[編集]
  • 原作:奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年」(文春文庫刊)
  • 脚本・演出・編集:及川博則(ライス[要曖昧さ回避]
  • 編成企画:太田大
  • ロケ協力:三浦市営業開発課、みうら映画舎、木更津市 ほか
  • 技術協力:ビデオフォーカス
  • 美術協力:フジアール
  • プロデューサー:及川博則(ライス)、村上浩美(ライス)
  • 制作:フジテレビ
  • 制作著作:ライス

関連作品

[編集]

新生児取り違え事件をテーマにした作品は、過去にも数多く制作されている。

※作為的に新生児を取り替えた作品は、ここでは除外している。

脚注

[編集]
  1. ^ もしも愛する我が子が、他人の子だったら…『ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件 42年の真実』”. とれたてフジテレビ. フジテレビ (2013年10月3日). 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月6日閲覧。

外部リンク

[編集]