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tttttkさんの映画レビュー・感想・評価

tttttk

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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

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事実ならば笑えないし、涙で済まないけれど、この題材で感動を押し付けてこないところが良い。

冒険者たち(1967年製作の映画)

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空と地との間にある海。だけどやがてはすべてが地球のなかで一体になる。
空がマヌー、地がローラン、そして海がレティシアなんだとわかったとき痺れたな。

気球クラブ、その後(2006年製作の映画)

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モラトリアム脱却映画。
青春を共にした人たち全員とこんなふうに解散するのもよかったな。ずるずる付き合って、嫌なとこ見えちゃって、嫌いになっちゃうよりは、連絡先お互いに消しあって。寂しいくらいがちょうど
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愛と死のかたみ(1962年製作の映画)

5.0

死は地上での別れに過ぎない。
肉体を失っても、イエス・キリストによってもたらされた永遠の命が私たちにはあるから。
神の国と神の義を信じます。天の会衆との交わりを保ち続けることができますように。
クリス
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

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自死を選んだ統合失調症患者の遺族である友達に、この映画の感想を聞いていたとき、彼女はこんな風につぶやいた。
「でも正直、自殺じゃなくてうらやましいと思っちゃった。だって、自殺じゃないじゃん、そういう家
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転々(2007年製作の映画)

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三木聡映画、観てると人間としてのチューニングが合ってくる感じがする、どこと合ってくるとか、そういうのじゃないんだけど、そんな感じがする。

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

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どんな仕事も、誰かのために働くこと、信念を貫くことに尊さが宿りますね。
これから先、時代の流れのなかで消えていく仕事の陰に、心血注いで働いた人たちがいることを覚えます。
私も仕事がんばろ〜

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.8

見えないものの愛し方を教わった。
それは未来の自分や、未来に出会う人や、永遠に見ることのできないものなのかもしれないけれど、悲しむときも喜びのときも、常に見えないものからの恩寵を受けていることに気付か
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ダメジン(2006年製作の映画)

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ゆるゆる映画だけど「もう二度と生まれませんように」という業からの脱出を願うインド哲学のお話だね。

恋する幼虫(2003年製作の映画)

4.8

これはねぇ、アダルトビデオですよ。たいへんいい映画を観た。

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

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ミュンヒハウゼン症候群をわかりやすく表している映画で大変よかった。
身近にもプチミュンヒハウゼン症候群の人って何人かいる。全員若い女の子。睡眠薬を昼間飲んで薬効を解説してみたり、うすーいリスカ跡を泣き
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

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周りが見えなくなるほど2人の世界、メロキュン甘々恋愛映画。お互いのエゴイズムが渾然一体となって、離れがたさが恋に変換されているの実に青春で良い。

たとえば檸檬(2012年製作の映画)

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この世はときどき、生きるに足りると信じられなくなる。がしかし、そういうときというのは、自分が与えられ受ける側だと思い込んでいるに過ぎない場合が多い。自分が人に求める言葉や愛を、まず自分のほうから与える>>続きを読む

愛に乱暴(2024年製作の映画)

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他人に感謝されようがされまいが関係ないなんて意地っぱりで、こっそり他人の目線のなかで生きているのが人間の現実だ。

ミッシング(2024年製作の映画)

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痛みと後悔が怒りに変わり、怒りが透明になって光に散ったなら、隣人の痛みを少し引き受けようと思うんです。
できることをします、あとは祈りに託します、私はがんばりますよ。

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

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楽園すなわち「あそこ」はこの世にたくさんあって、「あそこ」にはそれぞれの神さまがいる。
「あそこいた人にしかわかんない」
そこに集った者たちが共有していることって、内輪では特別な奇跡に思えても、外から
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イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

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誰かになにかを伝えたい心が生まれたら、それはもう詩だ。言葉がなくたって、詩なのだ。世界は隠喩でできている、ほんとだろうか。ある友人は言っていた「書かない詩人もいる」と。
このひろい世界に、ひとりくらい
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

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ゆるいリアルな会話のロードムービー。
最高だったな〜
しばらくはこういうのばっかり観たい、映画観てまで傷つくの疲れちゃった。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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カラッと乾いた哀しさと、バカンスの明るい雰囲気による、アントニムな画面が起こす繊細な葛藤が魅力の映画。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

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タイトルがいい、秀逸だよね、よく思いついたなあ。物語の隅から隅まで『真夜中の虹』なんです、暗闇に目を凝らすのです。
この世は寄留地だから、あらゆるものを失った暗闇のなかにもおとぎの国の天の青を見て、ほ
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.8

いい映画だよこりゃ。
みんなに、みんなにおすすめしたいな。
落ち込んだら社歌、聴きます!
あたしたちなんて、たいした人間じゃないんだからね、ダメな人間なんだから、でもダメで何がわるいの?中の下なんだか
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自虐の詩(2007年製作の映画)

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大切なものを失うことに幸や不幸があるのではなく、もともと、そのどちらにも等しい価値があるのだそう。
失うってことは、大切なものがここにあったというなによりもの証拠だと、私は思うのです。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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綿矢りさらしいコミカルさがありつつも、不器用なふたりの主人公のまっすぐさに泣けてしまう純愛映画だった。

今月のはじめに『ライフ・ウィズ・ミュージック』を観て、あまりにつまらなくてわからなくって、もう
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