お仕事×家族に全振りしてる、PAワークス作品。ジャパニーズウィスキーにちょびっと詳しくなれるっていう、大人になりたいオトナに嬉しいオマケまでついてくる。
主人公の高橋はネット記事執筆の職に就いている。>>続きを読む
アフガニスタンでの軍事作戦遂行のため、現地で通訳を雇おうとするジョンキンリー曹長(ジェイクギレンホール)。何人か候補がいる中で、「あいつは言うことをきかない」みたいな評価をされてるアーメッド(ダールサ>>続きを読む
佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実という大優勝すぎな出演者たちなのに、事前情報からはまったく惹かれるものが感じられなくて「これは配信待ち確定だな」と劇場スルーしといた作品。いやぁ、>>続きを読む
クリスサンダース監督・脚本の過去作は私的にハズレだったことがないので、今作も公開前から期待しまくってた。で、結果、大満足!
冒頭のスピード感で、さっそく最高潮までワクワクを盛り上げてくれる。そして赤ち>>続きを読む
ライリーがスケートに行くって言うから女の子と一緒なのかと思ってたら、迎えに来たのは男の子だった!!両親の脳内やいかに?!…って短編。
ママの脳内はスベッてるし、パパの脳内は焦りまくってる。結果としてど>>続きを読む
オタールイオセリアーニ監督作品、初鑑賞。
若い恋人たち。二人っきりになってイチャつきたいのに、街中ではジャマが多すぎて、女の方が拗ねてしまう。いや、男のせいじゃないだろうと私は思うけど、男はなんとかご>>続きを読む
「BL」まず最初に述べておくと、この言葉はもうなくなっていいと、私は考えてる。長らく見過ごされてきた存在を、世間一般・不特定多数の目にとめさせるという役割を果たすことにおいて、一定の成果に繋がったとは>>続きを読む
大胆な色遣いと構図で、センス系紙芝居といった趣き。極限まで簡略化された線による表現なのに、静も動も不思議なほど伝わってくる。
とにかくチキンが、それもパパとの唯一の思い出であるパプリカチキンが食べたい>>続きを読む
実在の詩人と評論家をモデルにしていることに興味をひかれたのと、なんだかんだ言って結局は岡田将生をスクリーンで堪能したくて鑑賞。
文芸評論家・小林秀雄役として、期待通りの妖しさと美しさをたたえてる。実際>>続きを読む
S(すごい)F(ファミレス)映画!「隕石1億円⁈」からの、劇場版とはいえ通常運行のオープニング。
#116「ワタシダイジョブデス」
行方不明のクリタヒバリ(仮名)との、不気味な電話。
ミッキーからの>>続きを読む
オポチュニティ熱未だ冷めやらずってことで、宇宙→大西洋から再びの宇宙。『おやすみオポチュニティ』と扱ってる題材はほぼ変わらないし、同じ映像も多く使われてる。
せっかくどちらも鑑賞したので比較しておくと>>続きを読む
"ダニー・ブードマン・T(thanks=頼れる)・D(ダニー)・レモン・1900"がたどった数奇な運命の物語。
この「イタリア完全版」は、劇場公開時にカットされた40分以上を復活させ、タイトルもイタリ>>続きを読む
『宙わたる教室』で泣かせてくれたオポチュニティを求めて、こちらのドキュメンタリーを。
「双子」の火星探査機オポチュニティとスピリット。70年代半ば「バイキング」の時代を経て、火星の歴史を知るためには着>>続きを読む
クリントイーストウッド監督×ニコラスホルト主演で、「真実と正義」について淡々と問いかける。タイトルからも『十二人の怒れる男』を思い出させるような、陪審員達による審議がメインの推進力となっていく。
アメ>>続きを読む
坂元裕二脚本×塚原あゆ子監督、この時点で既にいやがおうにも限界突破レベルでハードルが上がりきる。なのにそれすらしっかり超越してくるんだから、いやはやお二方ともとんでもないわ。
もちろん松たか子と松村北>>続きを読む
数少ない「国立の美大」の一つ、東京藝術大学。現役生合格率200倍と言われるその最難関を、努力と戦略を武器に突破しようという、いわば美術版ドラゴン桜。
原作未読、アニメは大好きだった。この実写映画版もア>>続きを読む
八代健志監督作品、2021年の最新作は『コビトに関する16分の調査報告』という短編。脚本・監督・人形制作・アニメーション・編集、さらに「ワタシ」役を八代健志が務める。そして「コドモ」役は八代櫂とあるの>>続きを読む
引き続き、八代健志監督作品を。新美南吉の名作『ごんぎつね』をベースに、人形・美術に1年半、撮影に10ヶ月を要したというストップモーションアニメ。
イタズラ狐ごんの過去はせつない。だからひとりぼっちなの>>続きを読む
『ノーマンザスノーマン』シリーズに続いて、八代健志作品。脚本・監督・アニメーションを務めている。
「時間が止まってしまったような、長い夜」のお話。子どもの頃にあったよなぁ、そういうこと。眠れなくて眠れ>>続きを読む
テニスプレイヤー時代のタシ(ゼンデイヤ)が圧倒的なオーラで、強く美しくかっこいい。パトリック(ジョシュオコナー)とアート(マークファイスト)、二人が惚れるのも無理はないな。
とあるテニス大会での出会い>>続きを読む
あー!最高だったー!ありがとう、ガンダム!ありがとう、スタジオカラー!
庵野秀明がシンシリーズを積み重ねるたびに、「次はシン・ガンダム希望」「次こそは…」と言い続けてきたけど、ごめんなさい、私が間違っ>>続きを読む
天涯孤独となり艱難辛苦の末に香港への密航を果たした男が、黒社会でトラブルを起こして逃げ込んだのは九龍城砦。それは偶然か必然か、はたまた運命の悪戯か。---ってな話。
冒頭でいきなり聞き覚えのある曲!当>>続きを読む
「ノーマン・ザ・スノーマン』2作目。雪だるまのお話だから、冬のうちに続けて観なくっちゃね、ってことで。
今回も鼻が下を向かないように注文をつけるノーマン、安定の愛らしさ〜。逃げたり威嚇したり、犬が苦手>>続きを読む
若きアーナンドに「この学術誌は論文が掲載されれば、その後もずっとタダで届く」と教えてくれた、大学図書館の警備員さんがナイスプレー過ぎる。そのときに抱いた夢は叶わなかったけど、そのときに灯った希望は彼の>>続きを読む
実は夏頃に冒頭だけ観たものの、作中の大晦日って設定に合わせて年末に観た方がいいかと思い直し、寝かせておいた。そしたら結局は年越しちゃったんだけどね。ここ数日の報道で思い出して鑑賞した次第、冬に間に合っ>>続きを読む
序盤、ワケあり空き家の窓から「サンライズ」の海を目にして「きれい」と呟く、そこに込められた言葉にはできない想い。そうだ、三陸の海はきれいなのだ。リアス海岸の複雑な地形は他にはない景観、豊かな海の恵みを>>続きを読む
ずっと気にはなってたけど、おげんさんが「2024年ベスト映画」に選んでいたことでいっきに優先順位が上がり、ようやく鑑賞。
名門校の学生寮を舞台に、歴史のポール先生、料理長のメアリー、問題児のアンガスが>>続きを読む
ん〜〜〜?なんか思ってたのと違〜〜〜う!感動、全っ然できない!
まずはそもそも、ドッグとロボットの関係性って?「購入」によって入手してる時点で対等とは言えないんだから、友達ではないでしょ。ペット、所有>>続きを読む
少年が雪だるまのノーマンと交わした約束「いつか大きくなったら、北の国に連れて行ってもらう」。小さな二人の、小さくて大きな冒険の一夜。
ちっこいノーマンが予想外で、そしてとんでもなく可愛い。「鼻が下向い>>続きを読む
全然知らなかったよ、猫が無双してる作品だったなんて。ムーちゃん、可愛すぎるよ〜!!
でも本来の主役はちゃんとニンゲン。やさぐれキャラの広瀬すずは新鮮で、でも意外にもそれほど違和感ないな。ただ、こんなに>>続きを読む
エンニオモリコーネのドキュメンタリー。彼を評して「いつでも自分自身でいられる才能があり、いつでも自分以外の誰かになれる」という言葉が冒頭にあり、早速なるほどと。音楽家、芸術家、その中でも天才と呼ばれる>>続きを読む
吹替で鑑賞。ヨロコビの声が全く違和感ない、プロって凄いな。大好きな多部ちゃんも上手だし可愛い!私もいろいろ心配して荷物多くなりがちだから、シンパイの姿が自分のこと言われてるみたいでハズカシよ。
寝る前>>続きを読む
試写会にて鑑賞。上映前には、予定になかった小泉堯史監督、そして「師匠の息子」である黒澤久雄氏の登壇もあり。黒澤氏が『雨あがる』のことばかり話すのを、司会の方がなんとかこの作品の話に戻そうと頑張ってて、>>続きを読む
司馬遼太郎の『峠』が原作。鳥羽伏見の戦いそして戊辰戦争という幕末の分断に際して、小藩でありながら対立の前線となってしまった長岡藩が選ぶ道、いや、選ばざるを得なかった道、というべきか。昨年公開『十一人の>>続きを読む
第二次世界大戦直前に主要国間で採択された取り決め、しかしそれに反する行動が戦時中には行われたこと、そして終戦後に日本で開かれた裁判。ここまでの講釈が長い!歴史の教科書を音読しているかのような、竹野内豊>>続きを読む
濱口竜介監督作品。なので、
長い。
起伏がない。
いや、本当はあるんだけどね。同じ標高まで登るのも、傾斜がきつければより「坂道感」を感じるし、ゆるければ坂であることにほとんど気付かないまま高いところま>>続きを読む