面白い。
「男」「女」を全て入れ替えても9割は成立する。
惜しむらくは、「憲法改正」とか「壁」とかやっちゃったこと。あれさえなければ党派性でメッセージが曇ることはなかったのに。
このレビューはネタバレを含みます
たまたまとはいえ、『プロジェクト・グーテンベルク』と連続でこうも『ユージュアル・サスペクツ』と同じ構造の作品にぶち当たると、「アジア映画って20年も前の映画に追いつこうとしてるのか?」と的外れな落胆に>>続きを読む
『TAKESHI's』でセルフパロディを求められる自分とそれに飽き飽きした自分との溝を描いた苦悩も、
『監督・ばんざい!』で撮るべきものが何もない自分への開き直りをぶち込んだコメディアン魂も、
『アキ>>続きを読む
「大半は精神疾患」「異端審問は〇〇だった!」等々、結構面白いポイントはあるのだが、如何せん悪魔祓い映画は勝利条件が分からないからイライラする。
何も理屈はよく分からんが、ラッセル・クロウが楽しそうなの>>続きを読む
フェリックス・チョン……20年以上も経ってパクるかよ普通……
ラストでテーマがグチャグチャになった好例。
そう言えば観ていた。
オリジナル版よりも20分も長くなったが、それでも貝にはなれない。
その後見たオリジナルも大して出来はよくなかった。
こういう映画が観たかった!
生身の体を使ったチェイス、アクション、激しい展開、熱い友情、師弟の絆。
映画が何より好きだったあの頃、世界で一番面白いと思っていた香港映画に、自分が求めていた要素が全部あ>>続きを読む
フォックス時代のアメコミ映画に思い入れがないわけじゃないが……
この映画、何が面白いの?
9時間30分を走りきった達成感よりも、結末の重苦しさに胸が押し潰されそうな気持ちでいっぱい。映画に力がある証拠だと思う。
この完結篇が一番面白かった。
軍隊や捕虜労働所といった閉鎖社会での暴力を描い>>続きを読む
反戦映画というより、反「(日本)軍」映画と呼ぶ方が正しい。
何せ3時間の映画のうち2時間が日本陸軍内の陰湿なリンチで占められていて、敵とはほとんど戦っていないのに、身内とばかりひたすら喧嘩している。>>続きを読む
再見。
前回見たのは確か、高校時代。あまりのしんどさにこの1本で挫折した覚えがあり、この3部作を人生ベストの一つとする父に観ろ観ろとしつこく言われていた。
改めて観ると、いややっぱりしんどいが面白い>>続きを読む
いつもイマイチ盛り上がりに欠けるのがマット・リーヴスの何とも勿体ないところ。
シネスコの1枚画で印象的な構図を作るセンスは圧倒的と言って良いが、全体の連なりとしては平板になりがちで、不必要な段取りが>>続きを読む
「アクションの前にしっかりとキャラクターを描写して感情を高めていかなければならない」と言うジョニー・トー。
初めて聞いた時はもっともだと思ったものだが、本当にそれがアクションのための盛り上げで終わると>>続きを読む
ゴジラシリーズ最後の未見作。子どもの頃から食わず嫌いしていた自分は間違っていなかった。
貧すれば鈍するとはよく言ったもので、いくら制作費がないにしても、全体に漂うこのやっつけ感はどうしたことか。
いや>>続きを読む
ゴジラシリーズで観ていないのは、これとあと『メガロ』だけ。どちらも低予算が透けて見えるので敬遠してたが、『ガイガン』は思ったほど悪くない。予算のない中で真面目に子どもを喜ばせようとしていて、『ゴジラ・>>続きを読む