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あさんの映画レビュー・感想・評価

あ

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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.8

戦闘シーンがカッコよく撮られているが見ているとそれとは逆にどんどん嫌な気持ちになるのがこの映画。戦争は所詮現場に出ない上の者達のゲームでしかなく、現場で戦うには何かしら狂気が無いとやっていけない。全体>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

国のために孤独な戦いを続けた男が、自分の帰属するところがわからなくなる。国なのか与党なのか、アクションのない重厚なスパイ映画でとっても楽しめた。主演は名役者

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.1

朴正煕大統領暗殺までの40日間。話は簡潔で造りは重厚。青みのある画面もかっこいい。

Broken Rage(2024年製作の映画)

1.0

本当につまらない最低の映画だと思う。でもそれが今のたけしが作りたかったものだろうし、たけしの全作品を追ってきた身からすると本当に上手く人生を締めくくっていて感動すらある。
たけしは「ソナチネ」や「BR
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.5

まぁまぁ面白かった。セットも凝ってたし
室田日出男が良かった。

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

4.5

ストリートギャングの抗争を描いた、ハリウッド版「狂い咲きサンダーロード」な映画。
とにかく度肝を抜かれるのがそれぞれのストリートギャングのシンボルになっている固有のファッション。ファッションを通り越し
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

簡単なあらすじを読んだだけで結末まで内容は予想できてしまうが、それでも面白い。
ギリギリコメディにならないラインを攻めていて良い塩梅。
88分と短くテンポもいいので暇つぶしにちょうどいい。
ラストカッ
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

5.0

まず、ファーストカットがやばい!雪が降り始めてから「うわーやられた!」って感じ。
さらに驚くのはそこから尻すぼみにならず、
とてつもなく綺麗で考え抜かれたカットが133分最後まで続いてること、それに対
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果てなき船路(1940年製作の映画)

3.7

コントラストが強く、不気味な印象の序盤。
荒れ狂う波が本物かと思うほど大迫力で現在のCGに引けを取らない所が素晴らしい。
今回はジョンウェインは控えめで最後にフォーカスが当たるが基本的に群像劇になって
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.8

ちょっと内気なカートマンって感じのとにかく最悪な主人公。主人公の痛い言動を自分と照らし合わせて直視できないこともしばしば

沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

2.3

なんか全く緊張感無いんだよな。よくこれで何作も撮れたな。

ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス(1989年製作の映画)

1.8

新年早々酷い映画を見た。
スプラッターシーンは監督の癖が詰まっていてよかった。
ただ途中の中弛みがひどかったな、ハッピーツリーフレンズみたい

第七の封印(1956年製作の映画)

3.8

入りがめちゃむずそうな雰囲気で構えて観ていたけど、そんな事はなく逆に喜劇調でキャラクターがしっかり立っていてとっても観やすく面白い映画だった。
懺悔室で主人公と死神が対峙するカットが一番かっこよかった
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さようならCP(1972年製作の映画)

3.5

原一男のドキュメンタリーは今回も面白い。
この人の作品は撮影対象との距離が近く、対象にとっても影響を与えるから、よくある距離を置いた、ありのままの対象を映し出すドキュメンタリーとは違うけど断然こっちの
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ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.9

仲間と恋人と眩しい黄金時代を送って、でもその黄金時代は儚く消えていく。そんな普通の群像青春映画だと思っていたけど、最初から最後まで全ての登場人物の間に塞げない深い溝があるように思った。爪弾き者同士が集>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.7

前作のエヴァに引き続き、思春期の子供がテーマ。ロボットが女子高生に置き換わった感じ。気持ち悪くて怖い大人とカメラワーク。
ラストの用水路のカット良かった。

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

4.2

めっちゃ笑った。自由で軽やかな映画だった。確かにゴダールに似たところがあったけどゴダールより全然楽しめる。
恐らく、フランス人が見たら真逆の感想になるんじゃないかな、外国の映画だから小難しく見えるのか
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

よかった。田んぼの前にポスター置くカットがすごく好き。どうやったらあんなものを思いつくのか、手ブレ感出しつつズームインしていくのが不気味さを演出していた。
エヴァとかガンモにも似たものを感じる。
なん
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリーばっかり撮ってると自分の私生活も全部取らなきゃ気が済まなくなるのかな、今の彼女と前の彼女どちらの出産シーンも画面に収めてる。極めて私的。
原一男自身はほとんど画面に映ってないのに、なぜ
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香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)

4.0

これも面白かった。無声映画で劇伴もなしなのに最初から最後まで画面に釘付け。馬が主人公ってのも面白い。

静かなる男(1952年製作の映画)

4.4

傑作。重要な場面でセリフに頼らないのはジョンフォードが無声映画時代からの監督だからなのかな。

ガルシアの首(1974年製作の映画)

4.3

めっちゃかっこいい映画だったなぁ。中弛みもないし、ギャング殺した所からの行くところまで行ってしまった感がたまらない。最初のカットが妊婦で始まり、ラストカットが銃口なのもかっこいいね。

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

山本耀司の衣装がかっこよくて、深キョンが可愛かった。お話はくさいけど全然見れた。
でも少し長いなって思った。オムニバスにしなくても最初のカップルの話で短くまとめたら良かったと思う。劇場公開の映画だとそ
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.8

近所の人だったら好きになる、親族だったら嫌いになる。そんな主人公。海の近くということもあって海のカットはものすごく綺麗、最後のヨットのくだり、すごく綺麗だった。
「金がなくても幸せだ」っていう人はよく
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.7

めっちゃ面白い。音楽入れるタイミングいいね。最初から狂ってるけど後半どんどん狂ってく。

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。やっぱり韓国ホラーはすごいね。怪物の方は日本由来の物だったから見ててなんかすみませんって気持ちになったけど、、、
役者の演技力が高くて寄りでも全然見れる。
画面が暗すぎるのがもったいなかっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.1

車の中の映像だったり、人物の会話シーンばっかでみるのが辛かった。セリフもっと少なくしたらいいのに。内容も不倫されたインテリのおっさんがそれを誤魔化すためにぐだぐだしてるだけでしょうもないと思った。

バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

3.2

ほんとに何から何まで普通の殺し屋映画。いいところも悪いところも特にないのがすごい。組み手は手をわちゃわちゃさせてるだけに見えて笑っちゃった。

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

カット繋ぎが上手い、カット尻もめちゃくちゃ詰めてる。それなのに緊迫感はなく柔らかい感触。主人公が立ち直らないラストだったが映画の時間内でどん底の主人公が立ち直る所まで描くと、どうしても時間足らずに無理>>続きを読む

ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

3.1

最初のカットがめちゃくちゃ良かった。カットごとに狙いが込められたカットも多く、特に風景を写したカットは良かった。ただ、画面の中に動きが少なく、見続けるのが辛かった。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.5

殺していい相手を探し続けていざ見つかったら自分を後に引けない状況に追い込んで徹底的に殺しに行く上司。
恋人のことを信じていなくて、尚且つ相手に裏切られたのに死んだら泣く主人公の矛盾。
キャラクターは面
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

5.0

驚いた。公開当初はごちゃごちゃしていて長い映画って評価が多かったから劇場には見に行かなかったけど、劇場に観に行けばよかったとめちゃくちゃ後悔してる。
確かにキリスト教的寓話みたいなものをたくさん含んで
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.7

デビュー作とはとても思えないほど作風が完成されてる。劇場を出た後車で走り出すシーンが異様にかっこいい