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はたさんの映画レビュー・感想・評価

はた

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カンニバル!THE MUSICAL(1993年製作の映画)

3.5

学生映画でこのクオリティだったら、確かに評価されるだろうという一本。トレイパーカーは当時から日本好きだったんだろうが、ネイティブアメリカンが日本人なのは不謹慎すぎる笑。ちなみに、主人公に愛想を尽かす馬>>続きを読む

チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

4.0

当時からハリウッドセレブによる政権支持はあったのだなぁと感じる。日本はアーティストが積極的に支持する政党を挙げたりしないが、これを観ていると、その方が社会にとってはいいことだなと気付かされる。

映画
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

1.5

ハッピーエンド風のバッドエンド。「ショートターム」の監督がこんな映画作るのか!?と感じたが、監督本人がこんな感じの状況下にいたってのを見ると致し方ないような気がする。最低でも、やっぱり親だもんなぁ。だ>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.5

ノーラン的なパラノイアがある作品だが面白い。ヴェラファーミガがいっぱい出ていた頃で、この時みたいにまたヒロイン枠で出てほしい。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

アジア的な感傷がある一本。

2度と戻らない青春の日々と、一生居座り続ける戦争のトラウマが怖い。捕まった時に仲間の一人がパニクってひたすら大声で泣き声を上げるシーンが怖すぎる。悪意があると思ってても、
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.2

ディズニー実写映画の数少ない傑作の一つ。

エミリーブラントは凄すぎる。ナニーとしての生真面目さと、魔女?としてのお転婆感が絶妙すぎる。早くオスカーあげて!今作の相棒はリンエマニュエルミランダだが、お
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

アルパチーノが共感できないぐらいイカれてるが、そこが良かった。ミシェルファイファーはセクシー系の役をやっているが、あらゆる面で幼く見えるので一番危険な香りがした。ラストはやっぱり最高。

インソムニア(2002年製作の映画)

3.6

脚本がノーランじゃないから節々でゾワゾワするが、節々に出てくる痙攣のようなフラッシュバック映像がのちの片鱗を感じさせる。

スティーヴンソダーバーグやジョージクルーニーがお金を出していたからか、キャス
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

なかなか面白かった印象。

キャストが何気に豪華で、80年台のハリウッド映画のような伏線回収&熱い人間ドラマがある。主人公の顔馴染みたちが本当にいいキャラしてる、マジで。

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

3.5

アメリカの中流階級モノの佳作と言った感じ。ジェニファーコネリーがあまりにも端役すぎるところとかを見ると、みんなそう思うはず。

「普通の人々」とか「マグノリア」みたいに、もつとエゲツない展開を見たかっ
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BETTER MAN/ベター・マン(2024年製作の映画)

4.7

本国では大コケしたらしいし、それもなんとなく察せるが、ミュージカル映画というジャンルでも、映画という中でも際立って素晴らしい一本である。間違いなく、何年後とかにはカルト的人気になっているか、再評価され>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

2.3

面白いのはOPまで。肝心のビーチが絶妙に美しくない。脚本は粗だらけ。ダニーボイルがハリウッドににボコボコにされ、主演問題でユアンマクレガーと仲違いしていたという舞台裏を知ると、むしろどんどん気分が曇っ>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.3

キラーズオブザフラワームーンが公開された時、PTAが脚本を書いていたという噂流れたが、こっちのほうがよっぽどPTA。ジョンCライリーも出てるし、ダニエル・デイ=ルイスはどう見てもプレインビュー。彼が主>>続きを読む

アビエイター(2004年製作の映画)

2.5

アカデミー賞を欲しい男たちがタッグで作った映画って感じ。ただただ意味不明。

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.2

アメリカ映画なのに子供が平然と人を殺すし、ディカプリオは完膚なきまでの守銭奴。ジャモンフンスーの悲哀も素晴らしいし、エンタメと社会派のちょうどいいところをうまく走っている名作だと思う。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.0

第一作を観たらベニチオデルトロの甘さにガッカリさせられる。アクションシーンもなんか現実味がなくなってるし。この映画はシリーズ化したらいけないと思った。いい意味で。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.3

初めてこの映画を観た時小学生だったが、この内容でこんなにサクサク人が死ぬんだと困惑した。今なら納得。むしろ、よくこの世界観を貫けたなと感心する。

芦田愛菜ちゃんに関しても、当時はバーターだろうと感じ
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.5

主要キャストのいかにもゴシックホラーですよ?感が逆に残念だった。「パシフィック・リム」で主役を張ったチャーリーハナムの出ているシーンは総じて良かった。彼が主人公の方が面白かったと思う。
キャスト以外の
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クロノス(1992年製作の映画)

2.5

デルトロにしては、普通だった。今の彼だったら間違いなく孫娘を殺しているだろう。殺す覚悟をしたから、現在の地位があるのだと思うと、なんだか納得した。装置のビジュアルは良かった。

1941(1979年製作の映画)

2.7

「ウエストサイドストーリー」と全く同じ構図の場面があり、なかなか楽しかった。
スピルバーグには珍しい群像劇だが、共感できるキャラが一人もいない。ギャグは面白いが、誰が誰だかわからないから、わけがわから
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

2.3

観終わるまで相当時間がかかった。正直あんまり面白い映画とはいえない気がする。スピルバーグであるということを入れたら、もっと評価が低くなる。

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.0

ニューシネマの枠に入っているらしいが、それにしてはスピルバーグすぎるなと感じる。
「スローターハウス5」の彼がいい味を出している。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.6

オチが話のスケールの割に地味すぎるが、それ以外は素晴らしい。

トムはミッションインポッシブルで人間を辞めたようなスタントばかりやっているが!この頃の方が逆にリアルだなと思う。ショック波を出す銃はもっ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.3

シャイアラブーフをキャスティングした時点で酷評が約束されたような作品。風評被害という意味で。
冒頭から中盤にかけては悪くないどころかとても楽しいし、(核爆弾のシーンはそれでも論外)ジョンハートのサイコ
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リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

豪華すぎる製作陣&取り組むテーマの巨大さに対して、あまり顧みられていないと感じる作品。もちろんいい映画です。

南北戦争の発端の一つである、黒人差別問題について、生々しすぎる当時のアメリカ民の本音をさ
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今だったら、日本もこれぐらい豪華なスタッフで映画を作れるのではと思う。

今作は、スパイ映画と恋愛映画の間を160分突っ切っていく。あまりにも過激すぎる濡れ場は、それよりもっと深い心の闇を描くためのブ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.7

恋愛映画としても、男性映画としても傑作だと思う。何年経ってもこの作品の価値は失われないんじゃないだろうか。

アメリカで、マッチョの象徴的存在であるカウボーイが男と恋に落ちた。前提として、アメリカ人じ
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君のためなら千回でも(2007年製作の映画)

3.5

小説版で満足しちゃったので、観ることを避けていたがついに鑑賞。
原作の良さをしっかり活かした味のある物語になっていた。ただ、現在パートでの奥さんとの文化の違いからくる確執みたいなのは上手く伝わってこな
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.2

チープなCGが逆に味を出している傑作。

映像のフォーマットや、過去の番組のアーカイブというのを活かして、短い時間でハラハラと恐怖をたっぷり味合わせてくれてお腹いっぱい。ただ生理的に怖いだけじゃなくて
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.4

序盤の怠さに我慢すれば、中盤後半はスリリングなシーンが多々あり、結構楽しめる。

惜しいのは、脚本のレベルの高さに役者と監督の演出が追いついていないところが割とあるところ。どうしても、この手の話の最高
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冬の光(1962年製作の映画)

3.0

説教くさいなと感じた。映像は確かに美しいし、ベルイマンの中では重要なんだろうけど、まぁ面白いかどうかと言われたら、「ペルソナ」とか「叫びとささやき」をお勧めする。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

とても良かった。

スポーツ映画というより、ボクシングという競技の持つ危険さやリングに立つ孤独さが如実に表現されている。実社会でもジリ貧の状況でひとり戦っている人間たちの絆が確かにあり、それをイースト
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.3

映画公開まで20年以上かかっているらしいが、まさに生みの苦しみを感じるに値する映画だった。

この映画は、160分と言う長大な尺の中で一瞬も隙を見せない。美術はアカデミー賞を取っただけあって細部までこ
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ポップスター(2018年製作の映画)

2.8

ネタバレ注意




ブルータリスト監督の過去作ということで鑑賞。

いきなりブルータリストのキーパーソンをやっていたラフィーキャシディが出てきてそこからずっと出ずっぱり。なんと主人公の幼少期として。
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ザ・ファイター(2010年製作の映画)

3.2

デヴィッドOラッセル初のホワイトトラッシュもの。

マークウォルバーグとエイミーアダムス以外ロクな人間がいない。一番のトラブルメーカーを演じているクリスチャンベールとメリッサレオがオスカーをもらってい
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