Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

kitrustzさんの映画レビュー・感想・評価

kitrustz

kitrustz

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇(1988年製作の映画)

-

シリーズ完結編にして最も支離滅裂な物語でした。楽しいツッパリ達の世界線をようやくコンプリートした充実感と開放感。日本版グローイングアップを堪能致しました(*´ω`*) ヒロイン的な位置で全作品出演され>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭(1988年製作の映画)

-

北高雑魚集団の術中にハマりシンゴと対決する羽目になるトオル。ヒロシ不在の中、男を魅せることが出来るのか?相変わらずラスト決闘シーンの舞台が、現代では失われた昭和の匂いが立ち込める場所であることに感動…>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲(1987年製作の映画)

-

今回はトオルとヒロシが2人でニコイチを確認する物語。冒頭、少女隊がゲスト出演してました。活動期間が短かかった彼女達ですが40年近く時を経てもまたこうして姿を見ることが出来るのだから映画は出演しておくべ>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲(1987年製作の映画)

3.5

今日子の穴を埋めるべく中学生の翔子が活躍し、桜ヶ丘高校始まって以来のワル腹巻君が登場するなど新キャラが立ってます 笑。コミカルな台詞も安定した第三段ですが各校の番長連中は控えめな出演に留まってました(>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986年製作の映画)

-

昭和の風景を観たい欲求を満たしてくれるタイムカプセルシリーズ第二段。イケイケだった前作から一転、城東工業のヤバい奴らとの抗争でヒロシとトオルはシャバ僧になってしまうのか?エレジーの副題通り、戦いの中に>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.8

日々ケンカに明け暮れるツッパリ高校生2人が繰り広げる昭和のブロマンス映画。軽妙な日常生活を描いた前半からガラッとハードモードに切り替わる後半。緩急の効いた展開を楽しむことが出来ました。ときに凄惨なケン>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

決まった朝のルーティンが繰り返されるたび省略されていく心地良いループ感。若かった頃から聴き続けるカセットテープを車で聴きながら今日という新しい1日が始まる。主人公は毎日同じ手順で、ルートに従い、公衆ト>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.5

ニクソン大統領時代のアメリカ中枢の闇に迫った若き2人のジャーナリストの奮闘をスリリングに描いた名作。パソコンなどない頃。電話、人脈、足をひたすら使って朝も夜もなく真実に近付こうとする彼らを支える真摯な>>続きを読む

ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

-

録音状態が悪くて何喋ってるのか分かりませんでしたがギター・ウルフの曲みたいな映画タイトル。有名暴走族ブラック・エンペラーに密着したドキュメントでした。西暦でいうと1976年〜1977年あたりの映像なの>>続きを読む

先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

-

平日夕方の思春期向け ほんわか青春ドラマみたいなノリで映画っていう感じではないですが、やってること悪い割に素直で可愛い主人公達の物語なので爽やかな後味を残してくれます(*´ω`*)

この時代に口裂け
>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

-

内乱中とは思えないほど太った老人だけは一貫したキャラクターでしたが、他の主要メンバーが報道カメラマンとしての覚悟がブレまくっているキャラ設定だったせいか、ラストもイマイチ納得出来ませんでした。とは言え>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

テレビシリーズのコミカルでハートフルな世界観はそのままに長編としてのスケール感もあって、あっという間の110分でした。何も考えずに楽しめる娯楽作品は良いですね(*´ω`*)

もじゃもじゃも平常運転で
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

歪んだ愛に、文字通り見守られコンテンツと化した男の話。こんなブラックな物語をふんわりと暖かいエンディングに100分で着地させる脚本がスゴいし、何よりジム・キャリーの演技が素晴らしかったですが、しかし考>>続きを読む

ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.0

ビデオリリース時以来の鑑賞。スーパーバッドと並び、最低邦題を名付けられた本作品ですが、中味は英語タイトル通り、まさにナポレオン・ダイナマイト!! 00年代を代表する傑作青春映画の1つです。主人公を含め>>続きを読む

チェイシング・エイミー(1997年製作の映画)

3.5

女性観が未熟な売れっ子漫画家の主人公と、彼を取り巻く魅力的なキャラクターとの一筋縄ではいかない恋愛劇。90年代のサブカル界隈を感じさせつつ、多様な愛を軽妙な下ネタセリフ満載で描いた素晴らしい脚本、いわ>>続きを読む

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.5

1924年パリ五輪に英国代表として出場した若きランナー達。ある者は信仰心の狭間で、ある者は見えない偏見と戦うため走り続ける。冒頭、あまりにも有名なテーマ曲が流れるだけで名作感に包まれるクラシカルな青春>>続きを読む

彗星まち(1995年製作の映画)

-

何もない若者達が終末へと向かう淡い重力を描いたミッド90's日本的オフビート青春映画。当時の日本を覆っていたどん詰まりの虚無感が映し出されるタイムカプセル作品。

日本映画専門チャンネルで「獣たちの性
>>続きを読む

アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

-

まさかの実話ベース!そうとは知らず、時系列めんどくさいなぁとか思って観てました。ごめんなさい。でもアナ・ケンドリックさん、監督の権限フル活用で主役を演じてましたが、この作品、実際はサイコ男が主役ですよ>>続きを読む

東京戦争戦後秘話 映画で遺書を残して死んだ男の物語(1970年製作の映画)

-

「あいつ」が気になる主人公と、青春の幻影エイコの物語。革マル派だの中核派だのが街に普通にいる時代。理論武装必須な大学生達が頭でっかちに社会を変えようとか言っては自己満足に浸り、虚しくモラトリアムを過ご>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

互いに認め合う2人の少女が出会い、ひたむきに漫画を描くことで友情を深めていく物語。60分程の長さでこれほど胸に響くドラマって本当に稀だと思います。ふと泣けてくるような、叙情的で個性的で魅力的なアニメー>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

心無い者達により取り返しのつかない疵を被った親友を想い、復讐を企てる女性の物語。勝者ない虚しさがやるせないなか、彼女の許しを得た者の行動だけが唯一の救いか…

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

-

連ドラはとても優れた佳作でしたが劇場版は脚本が残念でした。本作品好きな人はちょっとでもセリフに違和感あると気付いちゃうんですよね。二重人格の女性との交流を描いたドラマ版の美しい世界の再現を待ってます!>>続きを読む

リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

5.0

その一瞬が永遠の愛の記憶として残り、やがて人生の糧になることを優しく教えてくれる名作。10代の頃観て、今改めて観直しても全く色あせないどころか全てのシーンを憶えていたほど練られた素晴らしい脚本、そして>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

70年代初頭ロサンゼルス。偶然出会ったアラナに一目惚れした子役上がりで商才に長けた高校生ゲイリー。生意気で捻くれた彼と、付かず離れずの距離を保つ彼女との関係をいかにもPTAらしく時代の空気感を吹き込ん>>続きを読む

たまもの(2004年製作の映画)

-

いまおかしんじ監督は独特な世界観を持つ作品が多い印象を持ってますが、その世界観と林由美香さん演じる主人公の作られた役どころなのか単に演技が下手なのか微妙な感じが奇跡的にマッチしてちょっと良い作品なんじ>>続きを読む

団地妻 不倫でラブラブ(2000年製作の映画)

-

えっ、そっちいく?あっ、それでいいんだ?って感じの作品。とてもライトな作風で軽やかに収束していくところが良いです。たった20年程度前の作品なのに全体的にずっと前みたいなルックを感じました

日本映画専
>>続きを読む

団地妻 白昼の不倫(1997年製作の映画)

3.5

主人公主婦のモノローグから始まる物語。夫を愛しているが伝わらず、つまらない日々を送っている彼女のモヤモヤがそのまま90年代日本を覆っていた気分みたいな作品ながら意外と純愛を描いていたりなどして、ちょっ>>続きを読む

ナイルの娘(1987年製作の映画)

-

不良の兄を持つ10代少女が、自身に降りかかる全てを受け入れる暮らしが定点観測でもするかのように淡々と描かれます。80年代台湾の流行や風俗が当時の日本と変わらないところや、ネオン看板や車のヘッドライトが>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジュリア・ロバーツ演じる女性=イライラ当たり散らすやな奴=嫌われ者=アメリカ。ってことが言いたかったのですか?シャラマン風味の落ち無し作品。

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

-

タイトルの意味を後で調べて納得の作品。今観る人には分からないことが多々あると思いますが、セリフなんかほとんどいらない。セットなんか使わない。荒野をチューン・モンスターが疾走する。これこそがこの時代の空>>続きを読む

花と沼(2020年製作の映画)

3.5

キモい演技では右に出るものなしの麻木さん演じる課長。そのキモさに性癖を刺激されまくる女子社員を演じる城定作品のミューズ七海さん。二人の偏執的な心情行動をギリギリ共感出来る世界線に落とし込んだ愛の物語。>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.8

何かが起きると、誰かのせいにして責任を押し付けて一件落着とする社会。私自身もその一員であることを意識すべきだと痛感させられる作品でした。今では考えられませんが、当時は職場で使うパソコンも私物だったりす>>続きを読む

キャノンフィルムズ爆走風雲録(2014年製作の映画)

3.8

1970年代イスラエル。映画制作に取り憑かれるメナハムとヨーラ厶。やがて二人はアメリカに渡りキャノン・フイルムズという名の小さな製作会社を設立する。彼らの作るアクション、お色気、爆破シーンを多用する作>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

苦手な山崎貴作品だったので正直全く期待なく観始めましたが、ゴジラの怖さが全編通して貫かれていて予想外に今作は面白い作品でした。主人公(神木くん)のキャラクター設定だけは個人的には残念でしたが、ドラマは>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

中学生男子とヤクザものとの友情物語。綾野剛氏の優しさの滲む笑顔のおかげで、あり得ない設定がリアルに感じられました。「紅」こんなに聴くことないけど、結構切ない歌詞なんですね笑。原作未読ですが、きっと素晴>>続きを読む

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.0

ジョーはようやくレギュラーになれると思った途端、不慮の事故に。役人っぽい天国への案内人の手違いで天国行きの乗継便に乗せられそうになる。しかしミスだったと分かり、彼は死にたてホヤホヤの他人の身体を借りる>>続きを読む