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こたつむりさんの映画レビュー・感想・評価

こたつむり

こたつむり

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

2.7

♪ 植物園で倒れ 泣き崩れちゃっても
  君は綺麗だな 血みどろになっても
  綺麗だ

岡村隆史さん主演(違う)映画第三弾。
やっぱり続編を作るのって難しいんでしょうね。
魅力的な敵を仕立てられなか
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.8

♪ おーら
  なめてんじゃねーよ タチムカウ
  ふざけんじゃねーよ タチムカウ

『イップ・マン』シリーズ第2弾。
前作の副題に『序章』とありましたけど、最初から続編を作る予定はなかったんでしょう
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.8

♪ 極めろ!道 悟れよ!我
  極めろ!道 悟れよ!我

物語の舞台は1938年の中国。
いわゆる日中戦争真っただ中。だから敵は日本人。何とも複雑な気分になる映画でした。

それ以外は単純明快で面白い
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

2.6

♪ 台詞忘れた 喜劇役者の
  終焉を笑え 堕ちてゆくMISCAST

前作を否定すれば良かったんです。
そうすれば、本作が生まれることは無かったんです。「これは現代社会への警告なんだ」なんて持ち上げ
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.8

♪ LOVE LOVE LOVE
  愛を叫ぼう 愛を呼ぼう

尻上がりに面白くなる作品でした。
エンジンが温まるまでに時間が掛かり過ぎなんですよね。しかも、全体的に時系列を弄り過ぎなんです。なので登
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アリバイ・ドット・コム 2 ウェディング・ミッション(2023年製作の映画)

3.5

♪ 抱き合う指に眠れないジェラシー
  おまえのすべて 奪うものがあれば
  許せない

成功後の期待値って上がるんですよ。
記録を塗り替えたら次も更新。まるで少年漫画のように戦い続けないといけないん
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

♪ 傷つけられたら牙をむけ
  自分を失くさぬために
  今から一緒に これから一緒に
  殴りに行こうか

終盤の20分だけが美味しい作品。
誤解を恐れずに言えば、それ以外はすべて贅肉。削ぎ落として
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ある脅迫(1960年製作の映画)

3.3

♪ わがままひとつ言わないから
  話合わせてやるから
  ツノ出せ ヤリ出せ しっぽ出せ

今から65年前の作品。
それだけで観る価値があります。しかもロケ地は新潟。東京じゃないんです。なので、余計
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.4

♪ ああ 叶いきった夢 
  ああ 変わりきった夢
  笑った数だけつたい落ちてゆくNEW LIFE!

不死身と呼ばれた男VSナチス。
本作を語るならば以上で終了。
これ以降はすべて蛇足です。フィン
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.2

♪ NOBODY IS PERFECT
  誰だってそうだろう?
  死ぬまできっと 未完成のパズル

自分にとって最良の思い出は何か。
と問いてくる作品でした。
だから、鑑賞中に色々と考えちゃうんで
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

4.0

♪ 誰かを傷付ける毒を吐くのは
  もう、ヤメにしないか…
  凍てつくような痛みが
  僕のココロに火を灯したんだ

ジェイク・ギレンホール。
口元が特徴的な俳優さんですよね。個人的には“胡散臭い”
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

♪ どうしよう こんなに悲しいなんて
  君の歌を口ずさんだらね
  気持ちは部屋を突き抜けて
  世界中の屋根の上に降りそそぐよ

一寸の虫にも五分の魂。
…じゃなくて一寸の貝にも五分の魂ですね。
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.9

♪ ねむれ ねむれ ねむれ もう朝は来ない
  ねむれ ねむれ ねむれ 霧に包まれて

『13日の金曜日』は未観賞です。
『エルム街の悪夢』も未観賞です。
しかも“何かしら”の物語と繋がっている様子な
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

♪ Pieces of sadness 
  降り注ぐ雨がやんだら行こう
  Life is going on
  枯れるまで歩いて行くだけ

スミマセン。
勝手にアクション映画だと思っていました。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

♪ 雲は晴れ ネコも来た あくびする
  今日のそんな事が 今の君と僕の全て

これぞ完璧な作品!
…だったんですけどね、途中までは。
舞台は日本なのに洋画っぽい筆致(監督さんがドイツ人)なので、とて
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マッチング(2024年製作の映画)

2.9

♪ 情熱 情熱 愛が燃えてる
  情熱 情熱 愛が燃えてる

薄っぺらいからB級なのか。
B級だから薄っぺらいのか。
まるで、鶏が先か、卵が先か、みたいな話ですが意味は同じ。B級はB級と割り切ってしま
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.6

♪ 守れるもの何もなく
  誰も一人夜明けに脅えるなら
  何故僕等はまたDoorを開けて行く?

何かを作るときのコツは引き算です。
全てのコマに背景が描いてある漫画は読みづらいですし、塩味と酸味と
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ロストケア(2023年製作の映画)

2.7

♪ 負けない事 投げ出さない事
  逃げ出さない事 信じ抜く事
  駄目になりそうな時 それが一番大事

現代は超高齢化社会。
だから本作の方向性はアリです。素材は一級品。切り口も見事。鑑賞し終えたと
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

♪ 忘れないで 愛あふれたあの日々
  君の顔も 想い出せずに

はい。ここからはタイトルに関する考察です。
素材はこれ。『落下の解剖学』。フランスの映画ですね。

なので勿論原題はフランス語。
『A
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.3

♪ 「いじめは正義だから
  悪をこらしめているんだぞ」
  そんな風に子供に教えたのは僕らなんだよ

かーいかいかい、かーいかいかい。
ユカイツーカイ怪物くんは怪物ランドのプリンスだい!

…なんて
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.2

♪ ねえ 鮮やかな夢見る世界へと
  目覚めたら変わっていると良いな

アリ・アスター監督は意地悪です。
謎の上に謎を重ねる物語なのに明確な答えを提示しません。「素材は用意したので、あとは勝手に調理し
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

♪ あれから時は流れたさ
  君の知らない世界になったよ

同じ日を繰り返す物語は珍しくない!
だから本作では同じ“2分”を繰り返すんだ!
と製作者が意気込んだかは分かりませんが、類を見ないほどに“せ
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.4

♪ 回想する日常 この世界では無い者
  その記憶は硬直し、故に秩序は無い
  彼女の世界は反転する

もっとシンプルで良かったなあ。
というのが第一印象。何というか。ぶっちゃけた話。ヒャッハー!があ
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.6

♪ そうさ
  街に埋もれていく僕等は
  それでもまだ声の限り叫んで

原作の再現度は高いほうだと思います。
特に『ブルーピリオド』は空気感が大切。
それにどこまでも一人称なんですよ。とても“自分本
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エム・バタフライ(1993年製作の映画)

3.5

♪ 湿っぽいのは好きじゃないから
  何でもないって顔してみたけど
  上手く出来てたかな?

この映画はネタバレ禁止です!
という感想が既にネタバレだったりする罠。
ネタバレを防ぐには何も語らないの
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

♪ 信じたいから 疑いました
  傷つく前に 傷つけました
  守りたいから ウソをつきました

これからはインドの時代だ!
って誰が言ったか分かりませんが、既にインドの時代は来ていると思います。
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

♪ 捨てる神あれど
  ここには拾う神などは存在もしない

複雑な気持ちになる作品でした。
舞台は大正時代。なので文化も常識も現代と違います。それは灯りや方言も同様。月が出なければ夜は暗いし、地域が異
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

-

♪ 今宵もかろうじて歌い切る
  かろうじて今宵を歌い切る

人気ドラマの映画化は難しいなあ。
と、つくづく実感しました。考えてみれば、興行収入で当時の記録を塗り替えた“踊る何とか”ですら、ドラマの盛
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

♪ ゾロゾロ…歩き始めて
  一列になって行進してく

とても淡々としている作品でした。
でも、それが怖いんです。ユダヤ人を大量虐殺するための会議なのに淡々としているのが怖いんです。今の日本でも日常的
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Still Dreamin’ 布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム(2022年製作の映画)

-

♪ OH Yeh I’m only Dreamin’
  I’m only Dreamin’ for me

僕と布袋寅泰さんと松重豊さん。
この3人の共通点は何でしょう?答えは30年後。

…なんて
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パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE(2013年製作の映画)

-

♪ まず僕は壊す 退屈な人間はごめんだ
  まるで思春期の少年のように

『オトトキ』は再集結後の作品。
そして、本作『パンドラ』は再集結の前…というか、解散に至る前の記録。でも、彼らの人柄のお陰なの
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オトトキ(2017年製作の映画)

-

♪ もう一度触れられるのなら
  ずっと離れはしないさ

THE YELLOW MONKEYの最高傑作アルバム。
それは『Bunched Birth』だと思います。
メジャーアルバムならば『THE N
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動脈列島(1975年製作の映画)

3.4

♪ ビュワーン ビュワーン 
  はしるあおいひかりのちょうとっきゅう
  じそくにひゃくごじゅっきろ 
  すべるようだな

新幹線公害を主軸に描いたサスペンス。
かなり真面目な作品でした。本作は1
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

2.9

♪ 君の空を見ている
  君の道を歩いてる 僕はここにいるよ

お祭り映画の第4弾!
…の筈が、えーっと。何でこんなに寂しいんでしょうか。大物俳優が出演していないから…だけが答えじゃない気がします。
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BROTHER(2000年製作の映画)

3.7

♪ 暮れてゆく町 風に吹かれ
  オレは町を行く ただ町を行くのさ

キタノブルー。

それは殺伐とした青。
現実を見つめ、温い理想を打ち破る青。
世の中を支配するのは暴力だと知っている青。

その前
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

♪ 宇宙で最も暗い夜明け前
  パールをこぼしにハイウェイに飛び乗る

うっすらとレトロな感じのホラー映画。
なので、前半は少し退屈でした。イマドキは最初から畳み掛けてくる作品が多いですからね。テンポ
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