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kitoさんの映画レビュー・感想・評価

kito

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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.7

雰囲気は十分楽しめたものの、同時にやはりこの監督とは相性がイマイチだなぁとも感じた。

黒沢清監督の出世作で、名前は昔から知っていた。今月Amazonの見放題に入っていたので早速。最初に観た「回路」は
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

甘酸っぱい青春シーンにキュンキュンする。

最初に「全国高等学校演劇大会 最優秀賞受賞」のテロップが出る。劇中、演劇部の女子高生が大会に向けて脚本を書くというエピソードがあって、本作もてっきり生徒作な
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Viewers:1(2021年製作の映画)

3.5


「地球上で最後に残った男が、ただひとり部屋のなかにすわっていた。すると、ドアにノックの音が …… 」 ーーフレドリック・ブラウン

ブラウンの二行のショートショートより、本作はもう少しオチまで描か
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幽霊の日記(2025年製作の映画)

3.4

風情のあるSFファンタジーだった。

エイリアン、デストピア、パラレルワールド、タイムリープなどが詰まっている。それでいて舞台は田舎の小さなレストランという超局地的な展開。

ほんのり哀愁を感じるテイ
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ジェノサイド004(2020年製作の映画)

3.3

なかなか凝ったB級SFアクションだった。

最近YouTubeで無料公開される映画が増えている気がする。配給会社やソフト販売会社だかの公式チャンネル⁈っぽいので画質・音質は悪くない。

ただ、自ら探す
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飯沼一家に謝罪します(2024年製作の映画)

3.8

考察必須の傑作オカルト系モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)で面白かった。

観終わったら答え合わせっぽくいろいろ考察を読んだ方が良いけれど、事前情報は入れずに観るのが吉な予習厳禁タイプ。
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(1949年製作の映画)

3.6

なかなかハラハラするサスペンスで面白かった。

オープニングでイソップ物語の「オオカミ少年」がテロップで紹介され、早々にネタバレしている。

そういえばオオカミ少年のラストってどんなだっけかなあと考え
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

予想通りの展開だったけど、なかなか面白かった。

昨年タイムループものの邦画「リバー、流れないでよ」「ドロステのはてで僕ら」を観た際、似た作品ということで本作を知り、見放題になったので。

ストーリー
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

いやー、予想以上に怖くてビビりまくった。

10年以上前の劇場公開時によく流れていたTV CMの記憶が今だに残っている。今や "オスカー受賞の傑作スリラー" という定評なのでずっと関心はあった。ただ、
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断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

3.8

ひょんなことから観てみたら、とても面白かった。

YouTubeを巡回していたらゴミ屋敷専門の清掃業者の仕事風景動画が目につき、続けて数本見入ってしまった。片付けができないのは病気な場合もあると言うけ
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.7

なかなか面白かった。

A24 & アリ・アスター製作らしく当然、普通な感じではないのでそれはもう好き嫌いが分かれるだろう。個人的にはポカンだった「ミッドサマー」より断然分かりやすく楽しめた。

オー
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HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.2

珍しいオランダ映画で、なかなか面白かった。

オランダ映画をWikipediaで調べても大した情報は出てこない。唯一知っていたのがオランダ人監督のポール・ヴァーホーヴェンくらいだった。ただ、本作の舞台
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.5

何とも不思議な雰囲気だった。

「ハライチのターン!」というラジオ番組の過去ログを聴いていたら、ハライチ岩井が公開時に観に行って面白かったとチラッと喋っていた。

Amazonの観たいリストに入れてい
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

期待以上にとても面白かった。

配給がAmazon系列で、去年、劇場公開せず配信されただけだったので、オスカー受賞作なのにいまいち話題にならないのだろう。

面白そうだと思ってトレーラーでチェックはし
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この愛のために撃て(2010年製作の映画)

3.7

終始息つく暇のないハイテンポな展開で面白い。

去年から観ている映画紹介チャンネルで一昨日激オシしていた。このB級映画好きYouTuberとは好みが似通っており、昨夜は「VIRUS/ウィルス:32」を
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

3.7

世評は芳しくないけれど面白かった。

昨年トレーラーを観ている。アルゼンチン/ウルグアイ映画というのはなかなか珍しい。Amazonはこういうマイナーで買付コストが低そうな作品で見放題本数を稼いでいるフ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6

絶賛はしないけれど、期待以上に楽しめた。

偶然、同じタイミングで観たNHKドラマ同様、本作も楷書で描かれた正統派サバイバル・サスペンスだった。

何かしらの悪事の情報を掴んだ父親がその情報を息子に託
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.7

いろいろ怖いし、痛そうだしーーだけど、良く出来たホラーで面白かった。

だいぶ前にトレーラーを初めて観た際あの名作シリーズのリブートねぇと期待よりもムリっしょ⁈と感じた。未見だけどすでに2013年版の
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.0

ハマらなかったものの、"韓流らしさがてんこ盛り" で凄いなあと感心はした。

何様目線で偉そげだけど、地震や噴火、危機脱出などのディザスターシーンやアクションシーンなどのVFXはよく出来ていて、違和感
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カレンダー・キラー(2025年製作の映画)

2.7

雰囲気は良いのにツッコミどころが気になって残念。

AMAZON MGM Studios 制作にありがちで映像は実にちゃんとしている。何なら北欧ミステリー調で良い雰囲気なのに、登場人物に共感できずで面
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死の真珠(1944年製作の映画)

3.2

なかなか興味深く観た。

なにぶん、80年前の映画なのでさすがに今観ると背景や小道具といったハード面から演技やシーンの表現技法などなど、まあまあ違和感があった。

何より原作ミステリーの展開を知ってい
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.3

何となく気になりつつもずっと未見のままで、やっとのこと観てみたら思ったのとは違っていて複雑な気分。

勝手な思い込みで「素晴らしき哉、人生!」や「三十四丁目の奇跡」みたいなファンタジーっぽい展開かなと
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.7

かなりクセ強で、初めはとっつきにくかったが次第にハマり楽しめた。

あとで知ったのだけど監督、脚本のジム・ジャームッシュは知る人ぞ知るらしい。私は全然知らなくて作品も観ていない。淡々とした雰囲気がアキ
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レック2(2009年製作の映画)

3.2

意表を突く展開で、それってどうなのよ⁈という違和感が残る。

パート1から時差なく話が続いているということですぐに観たら、あららビックリ。欧米人ならまだしも日本人にコレはあまりウケが良くないんじゃない
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レック(2007年製作の映画)

3.7

ずっと観たかった本作、Amazonで見放題入りしているのを見つけたーーそんなバイアスを差し引いてもなかなか面白かった。

すでに公開からだいぶ経っており粗筋も知っているし、トレーラーはもちろん本編クリ
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.7

ノーマークで気軽に見始めたのだけど、ビックリするくらい面白かった。

「大人のトイ・ストーリー爆誕!捨てたぬいぐるみの復讐劇」ーーまさにキャッチコピーまんまのB級スプラッターホラーコメディ。

マニア
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.7

少し考え所があるけれど、なかなか良かった。

まずは主人公が記憶喪失というミステリーっぽいストーリーに惹かれる。観光地にあるロープウェイの保守点検作業員をするかたわらエキストラ俳優として淡々と日々を過
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

2.8

うーん、やっぱりイマイチだった。

以前「回路」がジワったので、「蛇の道」「散歩する侵略者」「クリーピー」と観たのだけど、どれも微妙だった。

本作は "転売ヤー" というキーワードで期待したのだけど
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

最後の集大成(仮⁈)らしい、なんともアレコレてんこ盛り仕様だった。

久しぶりに白石晃士の ”癖つよワールド” を堪能。シリーズ初見時ほどのインパクトはなかったものの、その濃ゆい内容には驚くやらちょっ
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大時計(1948年製作の映画)

3.9

古さを感じない速いテンポの面白いサスペンスだった。

本作はケビン・コスナー「追いつめられて」(1987年)のオリジナル。そのリメイクは大昔、淀川長治の解説番組で観た。当時ケビン・コスナーは「アンタッ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

期待ほどではなく残念。

観る前から懸念はあったけど、やっぱりドラマシリーズの初回拡大版の完成度を超えていない。

広島の旧家の莫大な財産相続を巡って一族が疑心暗鬼に陥るというもはや擦られまくったテン
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

沁みるヒューマンドラマだった。

こういうのって感想が書きづらい。そもそも苦手なジャンルだけど、同じアレクサンダー・ペイン監督、ポール・ジアマッティのコンビで「サイドウェイ」(2004年)をかなり昔に
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ナイトスイム(2024年製作の映画)

3.0

パッとしなかった。

以前、YouTubeで「Night Swim」というタイトルのショートフィルムを観た。ほんの数分という短いもので雰囲気は良かったものの大したことは起こらず、「えっ、これで終わり⁈
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斬る 4K版(1962年製作の映画)

3.7

淡々と語られる時代劇ーーではあるのだけれど、主人公なりに筋の通った生き様が、様式美を背景に71分間という短尺で簡潔に描かれていて素晴らしい。

本作の決闘シーンは知る人ぞ知るユニークな表現になっている
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ミッション:15(2013年製作の映画)

3.2

世評は散々だけど、なかなか面白かった。

どうしてこんなにまで低評価なのかピンとこない。そりゃあ、傑作とは言わないけれど、このなんとも香ばしいB級感は "午後ロー" の良き雰囲気を思い出す。

まあ、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

評判通り実にシリアスで重厚なドラマだった。

Amazonで見放題入りする年末にすぐ観ようと思ったのだけど、Amazonが字幕も吹替もない版を配信するというまさかのミスをやっちゃたものだから年を越して
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