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スローモーション男さんの映画レビュー・感想・評価

スローモーション男

スローモーション男

座頭市(2003年製作の映画)

4.5

 北野武の初時代劇 しかも『座頭市』

詳しいレビューはまた今度

老人と子供(1967年製作の映画)

4.5

 戦争当時のフランスを老人と子供で描いてみせた。

詳しいレビューはまた今度

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

4.8

 ジョン・フォードの中でもかなり好きな作品でした

詳しいレビューはまた今度

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.8

 これも素晴らしい。

ボブ・ディランのファンにとってはたまらない。

 詳しいレビューはまた今度

リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.8

 めちゃくちゃ面白い

 『ロッキー』を踏襲し、新たな物語を作った。
 近未来でロボットがボクシングをする物語。

 親子愛とボクシング、そしてSFに昇華するあたり。
 上手すぎる。

 終わり方も最
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

4.5

 今年のアカデミー賞のノミネート作品

 アウシュヴィッツ強制収容所に収監されていた建築デザイナーのラースロー・トートは1人でアメリカに渡り、新たな仕事を見つけにいく。大富豪に気に入られ、一つの巨大プ
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.2

 前半は良かったけれど、後半は失速

 特に旦那が帰ってきてから。
 ファスビンダーは掴めるときとそうでないときの差が激しい。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.2

 『Broken rage』観る前に
 最後なのにあんまり面白くなかったよ、コノヤロー!!!

 アウトレイジの最終章なのにそこまで盛り上がらず終了。
 ビヨンドの時みたいな怒号合戦、1作目の暴力描写
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黒薔薇昇天(1975年製作の映画)

4.2

 神代辰巳が自分自身を描いた作品だと思う

 猥雑なブルーフィルムを撮る監督が、美しい未亡人と出会い濡れていく。

 岸田森と谷ナオミの主演で、2人とも妖艶すぎる。岸田森に限っては変な顔なのに異常な色
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風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

4.5

 ホウ・シャオシェン大好きでずっと観たかった映画

 台湾の田舎町フンクイに住むアチンは喧嘩ばかりしている若者。都会へ向かい仲間と新たな生活を始めるのだが…。
 
 切ない雰囲気が漂うホウ・シャオシェ
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ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

4.5

 コーエン兄弟のデビュー作

 デビュー作にして、後のコーエン兄弟のエッセンスがすべて詰まっている。

 不倫した妻と相手の男を殺そうと探偵に依頼した男。そして、男を裏切って金を略奪したその探偵。最後
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香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)

4.8

 素晴らしい!
 ジョン・フォードのサイレント映画で馬🐴が主人公

 「バージニア・フューチャー」と名付けられた子馬が成長し、競走馬になっていく。その過程で生まれる人間模様。

 美しい馬の姿を活写す
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

 面白かった!

ヤッフー!!!
最近、映画観る気起きないから、軽めの作品をと思ったら予想以上。

何よりマリオのゲームを子供の頃からやってきた人間からすると懐かしさが込み上げてくる。

今までのマリ
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

5.0

 すんげぇ!!!

 話題の香港映画
 香港にあったスラム街九龍城砦に、裏社会のルールを破って逃げ込んだ若者チャンが九龍城砦を仕切る龍兄貴に助けられ下働きになるが、敵が城砦に入り込み死闘が繰り広げられ
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.3

グダグダ感満載で面白くなかった。

ドン・シーゲルじゃないから、演出が決まっていなく、脚本止まりの作品だなと思いました。

特に敵の自警団たちのインパクトがない…。スコルピオンには勝てないということ。

セブン 4K版(1995年製作の映画)

5.0

 サスペンス映画の傑作がIMAXで再公開。

 本当に素晴らしい
 高校の時に観て衝撃を受けたが、何度観ても文句なしの傑作。

カイル・クーパーの伝説的なタイトルクレジットを爆音で観れて歓喜

ゲームの規則 4Kデジタルリマスター版(1939年製作の映画)

5.0

 傑作

ジャン・ルノワールの作品でもっとも好きになった。
 
貴族たちが集まって昼は射撃を楽しみ、夜は宴会をする。
そんな中、不倫している男女たちの不審な動きがバレていく…。

出てくる登場人物たち
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わんわん物語(1955年製作の映画)

4.5

 実は初めての鑑賞
 GEOで『白雪姫』『おしゃれキャット』『プリンセスと魔法のキス』も借りたけど、これしか観れなかった…。

 ストーリーがめっちゃ面白い。住宅街のある屋敷で若い夫婦に育てられたレデ
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.0

 微妙…。

『シックスセンス』もそこまで好きではなくM.ナイト.シャマランはいつも琴線に触れない。

 前半は良かったですが、後半の展開がむむむ…。あんまり盛り上がらずに終わってしまった。
 ブルー
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.8

 デヴィッド・リンチが亡くなってしまい、観ていなかった作品を。

 リンチの晩年を見ているような作品
 倒れた兄の連絡を聞いた73歳のアルヴィンが時速8キロのトラクター🚜に乗って500キロ離れた町まで
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.5

 アキ・カウリスマキ作品 モノクロ

 小説家、画家、音楽家の3人が出会い友情を共にしながら、女性に恋をする生活が描かれる。

 すごい地味な作品だけれども、めちゃくちゃ良いし、ジャン・ルノワールの映
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ドリーの冒険(1908年製作の映画)

4.0

 D.W.グリフィスの監督デビュー作

 まだクロースアップが発明される前なので全ショットがロングショットで構成されているが見ごたえがある。
 一つのショットの中に物語が躍動する瞬間が撮られており、ド
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鄙より都会へ(1917年製作の映画)

4.0

 ジョン・フォードのサイレント映画

 映画初期から活躍していたジョン・フォードの才能がわかる。
 田舎のカウボーイと結婚した娘が、都会の金持ちと結婚し、破棄されたカウボーイは都会へと向かう。

 ち
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(2025年製作の映画)

4.8

 自分の人生に多大な影響を与えて、価値観の主軸、生きる原動力となった『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督の最新作。

 ティーチイン先行上映で鑑賞
 観客はほとんど年の人が多かった中、20代の自分
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キノ・ライカ 小さな町の映画館(2023年製作の映画)

4.2

 アキ・カウリスマキがフィンランドの小さな町に映画館を作った話

 ドキュメンタリー映画のはずなのに、カウリスマキの劇映画みたいに作られている。
 映画館が出来上がっていく様子と楽しみに待っている人々
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ボウイ&キーチ(1974年製作の映画)

4.2

 ニコラス・レイの『夜の人々』をリメイクしたロバート・アルトマンの作品。

 原作小説はボニーとクラウドの強盗集団の実話をベースとし、この映画公開前に『俺たちに明日はない』が全世界に衝撃を与えていた。
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.2

 ポン・ジュノの最新作が今年公開なので、初めてハリウッドで撮った映画を観た。

 氷河期が到来した地球で生き残った人々が世界一周の高速列車スノーピアサーに乗り込んだ。しかし、完全に格差社会が出来上がっ
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お引越し 4Kリマスター版(1993年製作の映画)

5.0

 リバイバル上映でまた観た
 本当に大好きな作品

相米慎二の最高傑作であり、日本映画の最高到達点

 初めて見たのは大学一年の時でとにかく自分の実体験とも重なり、涙が止まらなかった😢自分の両親は離婚
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.8

 皆様、明けましておめでとうございます!
 2025年、最初に観た映画

 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーがメロドラマの巨匠ダグラス・サークの『天はすべて許し給う』を自分なりの作品にした名作。
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.5

 2024年ラスト映画で、1800本目レビュー

FBIに追われているある元反政府活動家の父を持つ家族とその長男が自立していく物語。

社会派のシドニー・ルメットが監督し、リヴァー・フェニックス、ジャ
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午後の網目(1943年製作の映画)

4.0

 『アンダルシアの犬』みたいな映画だったけど『アンダルシアの犬』より面白かった

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.2

 急きょ観た黒沢清の今年の1本

転売ヤーの菅田将暉が襲われちゃう映画

『Chime』が良すぎたのでこちらはまあまあという印象でした。

前半がめちゃ微妙
後半は銃撃戦いっぱいで楽しかったですが、な
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.5

 94歳のクリント・イーストウッドの最新作

配信のみなのが勿体ないくらい
『12人の怒れる男』と同じく陪審員制度の映画ですが、冒頭でいきなり陪審員に選ばれた主人公が殺人事件の真犯人で一年前、雨の夜道
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