Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

かくわさんの映画レビュー・感想・評価

かくわ

かくわ

映画(1816)
ドラマ(16)
アニメ(0)

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.0

阪元監督脚本によるタイムスリップもの。

あまり興味はなかったけど、今週末観たい新作映画がなかったし、評判も良いので食わず嫌いも良くないと思い鑑賞。

とにかく松たか子さんがチャーミング。今も綺麗なん
>>続きを読む

アーサーズ・ウイスキー(2024年製作の映画)

4.0

夫が残したウイスキーを飲んだら若返って親友グループ3人で青春を取り戻す。

これが男だったら、とても下品なやつになるだろうなと思った笑
初めは「やってみたいことリスト」を作って、青春を取り戻すかのよう
>>続きを読む

あの歌を憶えている(2023年製作の映画)

4.0

同窓会をきっかけに出会ったことをきっかけに、あるトラウマを抱える女性と、若年性認知症を患う男性の物語。

個人的には母と娘の親子愛に惹かれました。父親がいない理由は語られませんが、訳あり感とそれ故に壁
>>続きを読む

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

-

これは辛いドキュメンタリー。

日本に住んでいる身としては、単純にイスラエルとパレスチナのどっちが良い悪いなんて簡単に言えないけど、家や学校が潰され、井戸が埋められ、市民が撃たれる。
実際の映像を観る
>>続きを読む

リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.0

ホロコーストを生き延びた祖母の家を訪ねるため、ポーランドのツアー旅行に参加する従兄弟の2人。

繊細なベンジーに振り回されつつも、ツアー参加者のみんなが寛大で優しい。みんな誰しも孤独や悩みを抱えている
>>続きを読む

ハイパーボリア人(2024年製作の映画)

-

『オオカミの家』のレオン&コシーニャ監督作。観る前から「理解することを諦める」事ができると分かっているので、大分気楽に観れます(笑)

映像はさすがというか、そこしか楽しみポイントが見出せない。手作り
>>続きを読む

アイヌプリ(2024年製作の映画)

4.3

アイヌプリ(アイヌ式)を実践する人々を追ったドキュメンタリー。

手作りの槍のような道具で鮭を獲り、鹿を銃で仕留める。高等な技術はもちろんその後も無駄なく感謝の気持ちを込めて解体して頂く。アイヌ伝統の
>>続きを読む

プロジェクト・サイレンス(2024年製作の映画)

4.0

橋の上でのパニックムービー

自分的には韓国映画の十八番なイメージが強いパニックもの。
イ・ソンギュン演じる行政官と大統領候補とのやり取りは、今の韓国の政局を見るにすごく納得感が出てしまうし、そのソン
>>続きを読む

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

-

ストリッパーがロシアの御曹司を捕まえて勢いで結婚したが、相手の親が猛反発。

発表を明日に控えたアカデミー賞ノミネート作で、パルムドール受賞作。

そこそこ期待して観に行ったのですが、ちょっとハマらず
>>続きを読む

死に損なった男(2024年製作の映画)

3.5

幽霊に取り憑かれ「娘の夫を殺して欲しい」と脅迫される。

正直あらすじから惹かれるものもなく、空気階段?何それ?ってレベルなのでスルーしていたのですが、『メランコリック』の田中征爾監督作と知り鑑賞。
>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.5

言われてみれば見なくなったエロ雑誌を巡る悲喜交々。
劇場鑑賞を見逃しずっとクリップしたままだったけど、アマプラのクーポンがあったので鑑賞。

中学生の頃、部室にエロ本たくさんあったよなぁとか観ていた。
>>続きを読む

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

-

統合失調症を患った姉と父母を20年撮った弟(監督)のドキュメンタリー。
極めてプライベートな内容ですが、20年という長さと故の救えなさになんともいえない気持ちに。

もう少しなんとか出来なかったのかと
>>続きを読む

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

4.0

ドナルド・トランプがいかにして造られたか。劇映画ですが、セバスチャン・スタンがトランプにしか見えない(笑)

まさかの大統領返り咲きを果たしたトランプ氏ですが、他国を不動産と見て外交をディールするよう
>>続きを読む

セプテンバー5(2024年製作の映画)

4.0

ミュンヘンオリンピックで起きた実際の事件。
自分が生まれる10年以上前と言うこともあり、何かの記事で読んだような…という程度。
ただ事件そのものはとても大きく、これを90分に密度濃く収められているので
>>続きを読む

おんどりの鳴く前に(2022年製作の映画)

3.1

ルーマニアの地方を舞台とした作品。

東京に行った時には必ずチラシを回収しに行く武蔵野館で知って、県内では1館のみでの上映。
新人警察官が可哀想なのは分かるけど、あとはあまり乗れなかったのが正直なとこ
>>続きを読む

アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.0

一つのベンチを舞台とする5つのオムニバス。

舞台は同じだけど人の数だけ物語があるというように、どれも飽きることなく…すみません、ep3はちょっと苦手でしたが、、楽しく観れました。

ep2が一番好み
>>続きを読む

鹿の国(2025年製作の映画)

-

信州・諏訪の神事のドキュメンタリー。

諏訪は仕事でもよく行くけど、こんな近くで知らない神事が行なわれていることに驚き。

2025-027-026

神回(2023年製作の映画)

3.7

高校生の夏休み。5分間のループもの。

青木柚さんと坂ノ上茜さんというキャストに惹かれ、公開当時上映観たいと思いつつ上映館が少なく断念していた作品。

自宅で映画を観ることは片手に収まる程度だけど、今
>>続きを読む

Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

3.7

マレーシアのスラム地区で暮らす兄弟の物語。

真面目な兄とやんちゃな弟というよくある設定ですが、マレーシアでの不法滞在2世ゆえに身分を証明できず、貧困から抜け出せずにいて、兄弟愛だけか救いと言っても過
>>続きを読む

映画を愛する君へ(2024年製作の映画)

-

アルノー・デプレシャン監督の映画人生を、回想やドラマ、影響を受けた映画のシーンと織りなす90分。

自分にとっての映画や映画館という居場所を思いながら鑑賞。

フランス語
字幕翻訳:福原龍一

202
>>続きを読む

ブラックバード、ブラックベリー、私は私。/ブラックバード、ブラックバード、ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.5

「48歳独身中年女性」という、狙ったようなフェミニスト映画であるけど、年齢や性別に関係なく「私は私」というメッセージがとても良い。

個人的にはラストそこ?と思わなくもないけど、それに対してどう判断す
>>続きを読む

嗤う蟲(2024年製作の映画)

3.5

田舎暮らしに憧れた若い夫婦が移り住んだムラで巻き込まれるヴィレッジスリラー。

城定秀夫監督と、若葉竜也さん出演という事で鑑賞。

序盤ばよく観る展開だけに、どう終わるのかを気にしながら鑑賞していまし
>>続きを読む

夜のまにまに(2023年製作の映画)

4.0

映画館で偶然出会い、彼氏の浮気調査の手伝いを依頼されることから始まるボーイミーツガール。

映画館の出会いのシーンはある意味羨ましいし、夜道の帰り道や、張り込むシーンはシーンは2人の空気感がとても良か
>>続きを読む

港に灯がともる(2024年製作の映画)

3.8

阪神淡路大震災から20年後を舞台とした作品。震災に在日コリアンと帰化、それに伴う家族や、心の痛みとかなり詰め込んでいる。

富田望生さんはもちろん伊藤万理華さん、青木柚さんのきょうだいはじめ皆さん素敵
>>続きを読む

ワニ・生活@@(2024年製作の映画)

3.5

タイトルからどんな作品か想像も付かないけど、実際観てみても一言では形容しにくい。

ワニとの対話シーン面白かったし、女の子たちがわちゃわちゃカートの中で遊んでいるシーンにどこか見覚えがあるんだけど思い
>>続きを読む

地獄のSE(2023年製作の映画)

3.0

一言で言えば変な映画だし、前日深夜まで仕事してコンディションが悪い状態で観る作品では無かったけど、それを抜いても変な映画だと思う。

何せサニタリーボックスから始まり、正直ドン引き(笑)
その後の展開
>>続きを読む

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

3.9

砂漠にポツンとあるカフェに突然現れた旅行者と周囲の人との物語。

例によって4Kリマスターによって、「名前は聞いたことあるけど観たことない作品」を観るパターン。

映像が綺麗なのと、時代に左右されない
>>続きを読む

サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

4.3

安い空き家に釣られて東京から東北に“お試し移住“したが、タイミング悪くコロナ感染者が増えてきて…!

本日4本目。チラシすら手に取って無かった本作。当初別の作品を観る予定でしたが、本作品の熱いレビュー
>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

3.5

密入国者が逃げ込んだ九龍城砦を舞台としたアクション映画。

基本、香港映画苦手なのですが「これならいけるかな?」と思い鑑賞。

兄貴や仲間とのシーンは楽しかったですが、中盤以降のアクションシーンは肌に
>>続きを読む

(2025年製作の映画)

4.2

元大学教授が、自分のXデーを決め食事に酒にと一日をゆっくり過ごす中、「敵」がやっと来るとメールがくる。

仕事中の不要なメール、突然の来客。自分にとっての「敵」はたくさん出てきた(笑)

時々クスッと
>>続きを読む

満ち足りた家族(2024年製作の映画)

4.4

弁護士の兄と医者の弟の2つの家族が、子供をきっかけにしたある事件をきっかけに崩壊していく。

後味良いか?と聞かれたら悪いんだけど、人間の本能や感情がむき出しになって、裏表があるの大好きなんだよ。。
>>続きを読む

INTERFACE 知能機械犯罪公訴部 01 ペルソナ(2022年製作の映画)

3.2

AIが普及して、AIが起訴られる未来が設定のSF。

毎週のように県内の映画館9館を睨めっこしていた時に見つけた本作。上映館が6館しかなく内2館が長野県というレア感だけで鑑賞。(監督が長野県出身という
>>続きを読む

ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.4

サポと詐欺で全財産を盗られた恩人の復讐のために戦うアクション映画。

普段この手の作品観ないし、ジェイソン・ステイサムも知らなかったのでスルーしてましたが、あちこちから評判を聞くので鑑賞しましたが、す
>>続きを読む

その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

-

放送中の朝ドラ「おにぎり」でも背景になっている、阪神淡路大震災から30年になる今年(2025年)にリバイバル上映。

映画の舞台は、震災の15年後。
自分は当時小学生になるかならないかで当時の記憶はな
>>続きを読む

ゴンドラ(2023年製作の映画)

4.0

2つのゴンドラが行き来する、セリフなしの作品🚠

一歩間違えれば爆睡コースだと思っていたけど、全く飽きなかった。
初めはチェス♟️で遊んだりと「まぁアリだよね」ってレベルからコスプレやら装飾ならやりた
>>続きを読む

キノ・ライカ 小さな町の映画館(2023年製作の映画)

-

アキ・カウリスマキが映画館を作るまでのドキュメンタリー

映画館のシートと、キャデラックがかっこいい

2022-008-008