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ミッキンさんの映画レビュー・感想・評価

ミッキン

ミッキン

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ザ・ゲスイドウズ(2025年製作の映画)

3.9

アキ・カウリスマキ作品に通じる台詞の少なさとオフビート感。社会不適合者だけど根は優しいザ・ゲスイドウズの面々。昭和のアナーキズム溢れるパンクで育った世代としてはちと物足りないが、ほのぼのテイストだから>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

1.4

時間を無駄にした。
くだらないし、下品だし、大して笑えない。
マイク・タイソンと虎くらいかな、見どころは。

風が強く吹いている(2009年製作の映画)

4.4

現実的に有り得ない話だが、フィクションと割り切っても面白かった。
素人集団が僅か数ヶ月で箱根駅伝予選を突破し本線でシード権まで獲得。しかもゴール前で足引き摺ってるのに後続から抜かれない。普通は無いでし
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

2025年の1本目。
日月神示や死海文書、ホピ族の予言などでは今年7月に大惨事が起こることを示唆している。
仕組まれたシナリオならばトゥルーマンのように結末を書き換えたい。

この映画が公開された当時
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.8

いつもの武内監督テイスト。
ギャグは控えめ、キャストは無駄に豪華。芦田愛菜にキュンときたかも。
阿部サダヲの演技もよかった。
病室のガラス越しにメッセージを贈るシーンは不覚にも泣きそうになった。

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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.5

90年代半ば。渋谷で、新宿で。行動範囲では必ずOASISの曲が流れていた。
『Don't Look Back in Anger』のサビに、『Whatever』のイントロに、今でもあの頃の景色がダブって
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

4.8

香港のネオン文化や職人の矜恃が丁寧に描かれた名作。
まだ英国領だった1995年の夏、初めての単身海外旅行で訪れた思い出の地。九龍のネイザンロードには極彩色のネオンが頭上にギラギラと輝いていて否が応でも
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

スコアは低めだが駄作という訳でもない。今の自分にはあまり刺さらなかっただけである。
ウィルは確かに天才なのだろう。
幼少期の虐待のトラウマで本心を隠し、育ってきた環境で粗暴に育った。それは理解している
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.6

映画を作るのは物凄く大変。
金もかかるし体力もいる。
自主制作だと現場スタッフを集めるのもままならない。
若いうちは熱量で何とか乗り切れても、中年に差し掛かると生活という現実がのしかかる。
安田淳一監
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

4.0

三谷幸喜の映画は全部観た。
慣れてくると序盤から登場人物のセリフや画面上の小道具に至るまで伏線を探すようになってしまう。
終盤に進むにつれて『ほら、やっぱり』とか、『こんなすごい展開になるとは!』と三
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.7

スコアを下げる理由が見つからないくらい面白かった。132分があっという間。冗長なシーンは皆無。テンポよく物語は進んでいく。ダニエル・ペンバートンの手掛ける音楽もエッジが効いていて画面とマッチ。過去のニ>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.9

ラスト10分。それまではダルい。
他人との距離感が分からないコミュ障母子のお話。母親はDVで苦しむ女性とその子供達の支援施設を運営。息子はフォロワー2万人のいる配信者。世界と交わり、繋がっているようで
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

チルい。見終わった後、何故だかスーッと体が軽くなった気分だ。
渋谷で働いているので見慣れたトイレが劇中たくさん登場する。職場の近くでも撮影してたし、エキストラ出演の話も来ていたが仕事の関係で参加出来な
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ふまじめ通信(2023年製作の映画)

4.5

赤裸々にプライベートを語ると、ロケ地である和歌山市には3年間住んでいた。加太にも何度か行ったことがある。縁ある人なら誰もが思うだろうが、台詞はあの独特の紀州弁で聞きたかった。苦言を呈したいのはそこくら>>続きを読む

キッド(1921年製作の映画)

4.2

今から30年程前、大学の同級生・宮岡の下宿に入り浸った。
泣ける映画について語り合っていた時、あいつは『キッド』と即答した。
当時はチャップリンをまともに観たことがなく、所詮はカビの生えた無声映画くら
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

劇場で観るタイミングを逃してしまった。大勢のカウリスマキファンと同じ時間を共有していたならスコアもまた違ったかもしれない。
かつてのフィルモグラフィーと比較すると物足りなさを感じる。少し理解に苦しむ程
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.3

『ミスター・ロジャースの近所』という子供向け番組があったことすら知らなかった。アメリカでは国民的人気を誇る人気だったらしい。
冒頭、4:3のSDアプコン画像でトム・ハンクスが『ご近所さんになりませんか
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.2

10年ほど前。似たような話を書いたことがある。とあるコンテストに応募し佳作的な賞を頂いた。タクシー運転手と乗客の奇妙な縁。我ながらよく描けたと思う。作品化されなかったのが残念でならない。
閑話休題。
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エール!(2014年製作の映画)

3.5

個人的にはそんなに心揺すぶられてはないし、コメディと言うほど笑える箇所も無かった。
ポーラ役のルアンヌ・エメラの歌声が素晴らしかったこと。最初はいけ好かなかった山田康雄似のトマソン先生が後半イメージ逆
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魚からダイオキシン!!(1992年製作の映画)

3.1

この時代には珍しいメタフィクション。
内田裕也の自己満に付き合わされた関係者にお気の毒様と言いたい。
『とんぼ 』のOPのようにずぶ濡れで海から這い出てきてたかと思いきや、
長渕のそっくりさんには全力
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.5

毎日乗ってる電車のトレインビジョンで宣伝を観た。
それほど期待せず、特に情報を調べることも無く劇場へ。
午前8時45分の1日1回上映。観客は10人くらいかな。
プロモーションの割に少ない。これはクチコ
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零落(2023年製作の映画)

4.3

エンドロールで監督が竹中直人だと知った。恥ずかしながら彼の作品はこれまで観たことがなく、今更ながら才能に驚いている。
淡々と、弱拍で進行するかと思いきや、浴槽から水が溢れるように溜め込んだ怒りが一気に
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ロッキーVI(1986年製作の映画)

2.5

3年前はヤフオクやメルカリで10万円近いプレ値がついていたカウリスマキのBluRayBOX。廉価版の再販もあり、動画配信も解禁したことでバブルは終了。
簡単に観れる時代に感謝である。

レニングラード
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ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

4.3

邦画でここまで見応えあるレースシーンが撮れることに驚き。
洋画の『グランツーリスモ』は予告編でしか観てないけど、こちらは王道的サクセスストーリーで胃もたれせずに楽しめる。
役者の話からしよう。主演の野
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.4

今日一日で『サンクチュアリ』全8話をぶっ通し視聴。数ヶ月前、周りが話題にしてた時に観ておくべきだった。あの時、話に加われなかったこと。今になって興奮を誰かと語り合いたい衝動に駆られていること。
もっと
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.0

あまりにも突飛な展開で入り込めず。
馬を青や赤に塗ったくったり、ピンクの照明当てたりとサイケな演出はいいんだけど話が雑すぎて萎える。
ジャック・ドゥミ監督って『シェルブールの雨傘』もそうだけどセットに
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

今さらながらネトフリ加入しまして笑。
最初に選んだのは『サンクチュアリ』でも『幽☆遊☆白書』でもなくコレ。
配信開始当時、山手線でCMバンバン打ってたから部分的に知ってはいたけど通してみたらめちゃくち
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.1

撮り溜めてたNHKの『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン3』を観てたらこの映画がほんの少し紹介されていた。
調べたらU-NEXTにあったので即視聴。

公開当時はまだ小学生だったからカンヌもデ
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

4.0

13年前の公開作品だけど予備知識なければ近年製作と言われても信じてしまうほど堺雅人も仲間由紀恵も今と変わらない(いい意味で)。
そのくらい主演二人の演技は安定感があったし上手かった。途中、半沢直樹やV
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

初見ではなかなか理解し難いストーリー。『犬ヶ島』や『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』などでウェス・アンダーソンの世界観は予習済みだから辛うじてついていけたけど。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

「上映中、涙を堪えるのがしんどかった。シン・ゴジラの10倍面白かったです。」
観終わって真っ先にSNSに投稿したコメント。調べてみたらシン・ゴジラにもレビューで4.8つけていた。だとしたら最低でもスコ
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新・仁義なき戦い。(2000年製作の映画)

3.4

阪本順治がホンも書きゃ良かったのに。監督の持ち味が全く感じられない凡作。公開当時、21年振りの仁義なき戦いシリーズ最新作ということで期待に胸膨らませた人達から大ブーイングを浴びせられていたのは辛うじて>>続きを読む

どついたるねん(1989年製作の映画)

4.3

今では「アリさんマーク」の優しいオッチャン的ポジションだが、「浪速のロッキー」現役時代を知る者として赤井英和と言えば制御不能な危険男のイメージが未だ離れない。それ故に「どついたるねん」という映画は彼の>>続きを読む

冬薔薇(2022年製作の映画)

4.1

いつぞやにマイリストに入れていた映画。きっかけがなんだかは思い出せない。今日も別段観る気分ではなかったし、リストから外すことも考えた。
酒飲みながら勢いで再生した、というのが本音だが結果オーライ。最後
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.1

原作マンガは読んでいないので比較は出来ないし、先入観なく観てのこのスコア。
前二作同様、広大な大地でひたすら繰り広げられるアクションに脱帽。
個人的には闇商人・紫夏役の杏ちゃんの演技に惚れ惚れしてしま
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

観終わってジャズが聴きたくなったのでバディ・リッチをBGMにこのレビューを書いている。
そのくらい音楽に対しての情熱が迸っているからだ。
監督のデイミアン・チャゼルはブリンストン高校在学中、ジャズドラ
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