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萩原くわがたさんの映画レビュー・感想・評価

萩原くわがた

萩原くわがた

映画(1369)
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ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク(2025年製作の映画)

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最終回の数歩手前のウルトラマンアーク/ユウマの試練と活躍をオムニバス的に描いた作品。
テレビシリーズの時点で街がめちゃくちゃ豪快に破壊されまくったり次元を越えたり惑星規模の戦いを行ったりとスケールは十
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エクソシスト3(1990年製作の映画)

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3だけど1の直属の続編。過去に解決したはずの猟奇的殺人が再開されベテラン刑事のおじちゃんが捜査する話。
エクソシストなのにエクソシスト(悪魔祓い)は主役じゃないので、一作目と打って変わってミステリー要
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ザ・エクソシズム(2024年製作の映画)

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薬物やお酒で完全にダメになってしまった役者の中年アンソニー・ミラーが、落ちぶれながらも再起を図るその姿がいじらしい。
しかしビューティフルストーリーとはいかず…新たに受けた役、前任者が不審死を遂げたた
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

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恋愛してる成田凌大好きなので楽しみにしてたんだけどなかなか時間が合わず見にいけず。
そんな年末12月26日、友達から6年ぶりに連絡が来て「雨の中の慾情は2024年ベスト作品だ」と言われたので見に行きま
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

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本物の侍が現代へタイムスリップし斬られ役に…と言う設定があまりにも面白そうすぎて逆に不安になるんだけど、これが設定負けしないほどに内容はこだわりとギミックと信念の塊で凄かった。

侍が現代に来たらきっ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

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性格が悪すぎて好きな映画。一作目が事件編なら本作は解決編とも呼ぶべき、前作とは全く異なる役割の物語。

世界的に有名で老若男女がよく知る悪党ことジョーカーはそのアイコニックさと、アメコミ作品という多様
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SKINAMARINK/スキナマリンク(2022年製作の映画)

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スキナマリンクは予告映像を数か月前に見た時からめちゃくちゃ楽しみでした。
本当にビデオカメラで撮られた怪異映像で構成された映像が見れるんだ、あの『フェイクドキュメンタリーQ』のエレベーターのやつの
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ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-(2025年製作の映画)

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予想以上にしっかり良かった!!CGモデリングの完成度すげえしラップの完成度高えし、7年以上続くヒプノシスマイクの歴史がしっかり乗ってた!!

5年くらい前からヒプマイ好きでCDドラマトラックもアニメも
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

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香港映画大好きなのでワクワクで上映開始日翌日の土曜日の朝に見に行き、その素晴らしさに精神が九龍城へ囚われてなかなか戻ってこれなかった。

無政府状態で世間から隔絶された九龍城に住む人々がいて、それを意
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

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グロテスクで超常的で薄気味悪くて人間的魅力に溢れた物語三篇。
世にも奇妙な物語をワクワクしながら見てたり、星真一を読む手が止まらない学生時代を過ごした人ならば間違いなく最高映像体験だろうと思う。

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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

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自分たちの未来とかやりたいこととかは明確にないけど今を楽しく大切に生きて楽しみたい殺し屋2人の物語もついに完結してしまった。
ふたりで遊んで肉食っておしゃべりして…そんな日常をこれからも続けていく為に
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成れの果て(2021年製作の映画)

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「私、布施野さんと結婚したの」
地獄の門を開けるようなその一言から始まるギスギスとドロドロのウォータースライダー物語が最高。

本来祝うべき『結婚報告』から始まるこの悪夢の物語は様々な嫌要素に満ちてい
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

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なんと楽しい散らかり具合!様々な登場人物が各々で人間界も死人界もはちゃめちゃにしていく様子の玩具箱ひっくり返し感。

まともな人が全然いないティムバートン感はまさにこれを見にきたという気分に合致。
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サユリ(2024年製作の映画)

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怪異になす術なく人々が惨殺されて行くホラー映画へ返す刀のようなババア映画。

作品前半のホラー描写が凄まじく怖い。Jホラーの歴史が培ってきた恐怖中枢の刺激技術の結晶。ジャンプスケアとか全然無いのに見て
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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転売屋が恨みを買い物騒になって行く物語。

無機質なライティング、冷たさを感じる雰囲気を作る演技は嵐の前のような独特な雰囲気を感じさせてワクワクが止まらない。俯瞰したようなカメラワークは感情移入という
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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人を殴る青年の話なんだけど、『人を殴る』という行動にめちゃくちゃ強くフォーカスを当てているのでバックボーンとかそういうの置いといていきなりぶん殴る。それがすごく良い。

ふと6階の外部階段から下を覗き
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めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)

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本作で描かれる人々の営みと会話はそよ風のようだけど超自然的で、興味をそそられる不可解さに満ちている。
奇妙で危うい不思議な世界への冒険譚を観ているような気分になる、そんな会話の連続。

スムーズに動く
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

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模範的な良質モンスターパニック映画でありながら、悍ましい終盤はしっかりとこちらの想像を上回る。何年経とうが「うわ!」と思わせ続けてやるという気概。エイリアンシリーズの看板は本作視聴後もヌラヌラと輝き続>>続きを読む

KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-(2024年製作の映画)

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#キンドラ感想

美しき最新の3DCGが魅せるショー。
見事な演出の連打は映像の宝箱。
そして狂気に次ぐ狂気。
エンタメの果ての果てにある超常はスクリーンを超えて現実を侵食する。

2019年の全13
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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恋愛という、世間やメディアから「美しい』とされている行為の中にある自分勝手さとか、それこそ単純な難しさにぶち当たる人間とそれを眺める人間の模様が綺麗だった。

仕事ダメでおっさんくさいけど主人公(小松
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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誰も予想がつかないまさかの物語だった。
インターネットの名怪談「きさらぎ駅」は誰もが知っているけど、媒体がスレッドという形なため明確なオチや起承転結が存在しない上に実質尺も短い。
これを元ネタを尊重し
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帰ってきたドラゴン 2Kリマスター完全版(1974年製作の映画)

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殴る!走る!蹴る!走る!殴る!走る!蹴る!
主人公と敵役のカンフーシーンはもはやアクションを超えて前衛アートに。武術、暴力、闘い。2人の殴り合いと打撃音だけが映画館を支配し、狂気の世界へと誘う。

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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

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賑わう大都会が突然怪物の群れにメチャクチャに破壊されてオワる!その中を必死に生きる!を完璧に映像化してて、まずそれが最高。

牢獄に入れられた主人公が脱獄のために寝てる看守のポケットへこっそり手を伸ば
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ライド・オン(2023年製作の映画)

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死と隣り合わせのスタントエンタメで時代を築いたジャッキーの讃歌であり鎮魂歌でもある作品に感じた。まだまだジャッキーは新作撮ってるけどね!

過去に栄光を浴びた伝説的スタントマンでありながら現在は家庭環
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トラペジウム(2024年製作の映画)

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自分を中心に渦のように周囲を巻き込み、プラン通りの輝かしい未来へと突き進まんとする少女の物語、予想以上に突起が鋭かった。

若さからくる全能感とか、理想を思い描いている時の夢中感とか、とてもリアル。
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バットマン(1989年製作の映画)

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このバットマンが笑うと、悪党でなくてもゾッとする。街の悪を1人で制圧する男とはどんな存在なのか、それをティムバートン的に見せてくれる怪名作。

バサーっと羽を広げて暗闇から現れ悪人を襲う蝙蝠男の都市伝
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女性上位時代(1968年製作の映画)

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なんかこの映画を見てると、大学生の頃の自分を思い出す。暇さえあれば映画鑑賞をしまくってたんだけど、メジャー名作映画は見ずにカルトムービーばかりを調べてはソフトを購入して見ていた。ちょうどこの映画の主人>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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大麻を吸って食う飯が異常に美味いことをマンチというが、新たな恋の予感を胸に意中の相手とする世間話が異常に楽しいのも一種のマンチなのではないだろうか。

本作をまだ見たことがなくて、キャストとタイトルだ
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猫が行方不明(1996年製作の映画)

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すごくニュートラルな映画だった。
教訓とか、摂理とか、因果応報とか、なんかそういうカタルシス的なものが排されていて、大衆映画的な要素は鳴りを潜める。

でもその物語には喜びがあって、同時に苦悩とか怒り
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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めっちゃ夢中になって見てしまった。前編と後編で全然毛色が違う映画になってたからびっくり。なんで前後編に分けたんだろうと思ってたら成程、キルビルvol.1に対する2的なね!

前作では門出とおんたんの2
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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森の中を見上げるロングカットから始まる、明らかに異質な映画。
雄大で綺麗な風景、自然の中での人々の営み。そこへ現れるグランピング施設を建てたい業者。
物語の構造は全然異質じゃないんだけど、何だろう、な
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大菩薩峠(1966年製作の映画)

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主人公の机竜之助が邪悪すぎる!すれ違いざまに知らん爺をなんとなく斬り捨てるな!しかしそんな残酷な奇行も仲代達矢のガンギマリ眼球を見ると納得してしまう。そうだ、お前はすれ違った爺をなんとなくで斬り捨てな>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

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今の判断ってこれでよかったのかな?今の言葉って正解だったかな?と日常的に不安になる人ほど刺さる映画なのかもしれない。この映画は10分ごとくらいに後悔が来て胃がキリキリする。楽しい。

最近知り合った人
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ドラキュラ血のしたたり(1971年製作の映画)

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自分の『クラシックイギリスホラー映画大好き!』という補正抜きでもかなり面白いと思った作品。
正義を掲げる清教徒達が罪のない若い女性を捕らえて魔女狩りを執行するシーンから始まって、うわ嫌な時代だ…とオー
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What about me(1993年製作の映画)

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日本で新宿あたりの都心に行けば必ず見ることができるホームレス。無縁な世界の住人だと思いつつも物理的には身近だったりする。でもそのホームレスという存在自体を己の中で深く掘り下げようと思う人も自分含めあま>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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未知の巨大宇宙船が街の空に浮かび、たまにそのせいで死者が出る。バカクソデカすぎるとんでもない問題に目を背けながら日常を送る女子高生達の姿を見守る映画。

2時間尺で更に前後編ということで、本作の前半と
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