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シネぼくさんの映画レビュー・感想・評価

シネぼく

シネぼく

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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

5.0

復讐譚の型を破らず、構造を再構築して描いた見事な脚本

少ないカットで伝える演出力と、サスペンスを生み出す構成力

感情移入できる魅力的なキャラクターと小ネタ

どこをとっても最高

虐げられた人が理
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

-

富裕層の文化人 気取りや自称シネフィルが好みそうな駄作

テーマがあるから良い ではない
それ以前に劇映画としてのクオリティは低いから、伝えたいメッセージに頷けるとしても正当な評価をするならつまらない
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

1.0

原作にある湿地とその周辺に漂う陰湿な雰囲気が大衆娯楽のために塗り替えられ、まるでディズニー映画のような色調の世界になり、主人公の置かれている状況がホワイトトラッシュと呼ばれるような立場には見えないし>>続きを読む

アリゲーター2(1990年製作の映画)

1.0

全体的にクオリティが格段に下がり、アリゲーターに対するこだわりが皆無
場面によって大きさが変わるし、演出も下手くそすぎて微塵も恐怖を感じない

地下に草が生い茂っている絵面を見たことがなさすぎて笑える
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レブリコーン リターンズ(2018年製作の映画)

-

前作の酷評によって新たに作られた続編
オリジナルと直接関係してるしマーク・ホルトンも出演しているから、1作目のファンにはたまらない作品

絶対にありえないけどジェニファー・アニストンのカメオをエンドロ
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レプリコーン・オリジンズ(2014年製作の映画)

-

前作から10年ほど経ってから作られたレプリコーンシリーズ

実際に本編を観てみると、TSUTAYAに沢山ある、シリーズと関係ないのに邦題が勝手に続編にさせられたB級映画のような出来

ファイナルディス
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レプリコーン6(2003年製作の映画)

1.0

『back 2 the hood』というサブタイトルは、たぶん前作が『ボーイズ'ン・ザ・フッド』のパロディだからだと思うが、物語に繋がりはなく共通点はアフリカ系アメリカ人のコミュニティが舞台になってい>>続きを読む

レプリコーン 5(2000年製作の映画)

-

ブラックエクスプロイテーションのクオリティで作った『ボーイズ'ン・ザ・フッド』と見せかけて『ストレイト・アウタ・コンプトン』inアイス・T(レプリコーン5)という訳が分からない映画

レプリコーンの設
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レプリコーン4(1996年製作の映画)

-

IN SPACEというアホみたいなサブタイで始まるレプリコーン4作目

ホラーシリーズ物は4作目で宇宙行きがちなんですが、最初はクリッターなのかな?

レプリコーンと同じ年にピンヘッドも宇宙デビューし
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レプリコーン3(1995年製作の映画)

-

レプリコーンと言えば金貨、からのラスベガスは安直な気もするが『エルム街の悪夢』でも三作目は精神病院を舞台にしていたので、連想ゲームで舞台を変えるのはホラーシリーズ物のお約束とみてもいいだろう

『エル
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真夜中のミゼットデビル(1994年製作の映画)

-

面白かった

前作で出来なかった残酷描写を少し足して、レプリコーンの能力を使ったおもしろ殺しも披露してくれて楽しかった

ストーリーが『ハチェット』の先駆けで、ホラー映画オマージュも多々あり、物語に推
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レプリコーン(1992年製作の映画)

-

子供の頃から何故かジェニファー・アニストンが苦手で『フレンズ』にハマれなかった

10年代のコメディ映画での活躍は本当に素晴らしいと思うけど、やっぱり好きくはない

ピチピチのジェニファーを観るためだ
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タイムカット(2024年製作の映画)

-

前提としてタイムトラベル作品にはユニバースモノとマルチバースモノがある

前者で有名なのが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で後者がMCU

で最近マルチバースが流行りだしてSFの基本的な知識が乏しい
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

1.0

おもしろかったです!

と言うには目を瞑らなくてはいけない箇所があまりにも多すぎると思う

俳優は素晴らしい
とくに主役の山口馬木也さん
だからこそ辛口になってしまうけど


インディーズ映画だという
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

-

桜の花にフェザータッチするのがキモすぎた


伊坂幸太郎が斉藤和義の曲のために書いた俗物の為の俗物物語

伊坂幸太郎も斉藤和義もすきだけど原作の『アイネクライネナハトムジーク』は嫌いな作品で
そもそも
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時をかける少女(2006年製作の映画)

1.0

『卵をかけるご飯』ではなく
『時をかける少女(06)』を観たニャンちゅう



「これは酷い」



十年以上ぶりに観たけど
昔の自分が楽しんで観てたのが恥ずかしいくらいチンカス煮詰めのウンコパンツだ
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フォールガイ(2024年製作の映画)

1.0

ハリウッドのゴミ溜めから拾ってきたフィルムを上映してるのかと思うくらい酷い出来

デヴィッド・リーチはどうやって映画監督になれたのか不思議でならない
タマキンみてぇな脳みそで務まるほど簡単な仕事じゃな
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

-

デッドプールはレイプされてました
薬を盛られての乱交パーティに無理やり参加させられてました


ヒーローに憧れて正義感の強い少年だった2000年代はアメコミ映画ブームだった

初めて買ったアメコミはデ
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

-

タイトルを聞いて
期待するような内容ではない

現実世界で起きている自分の罪を告白しない政治家の話とは、ほとんど関係ありません

映画が存在する意味がなくなってきている
独裁政権下の国が作る居心地の悪
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愛なのに(2021年製作の映画)

-

どうでもいい人たちの
どうでもいい話


『卒業』の作品評がまったくもって見当違いで
キャラクターを馬鹿に見せる意図があるのかと思ったけど、単純に今泉力哉か城定秀夫が薄っぺらいだけなのか

DVDの棚
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

-

この監督は映画に必要な
いかにもな画作りを実現させるのが上手い

嘘っぽさを極力なくすために
かなり気を使われている

でも本作のストーリーはサスペンスドラマのテレビスペシャルレベル

でも観ていて重
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ヘンリー・プールはここにいる 〜壁の神様〜(2008年製作の映画)

-

キリスト教原理主義のプロパガンダ

やってることは幸福の科学映画とそんなに変わらないんだけど、演出、撮影が上手すぎる

美術やライティングも美しく、映画としての完成度が高いため、ラストカットまではどっ
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エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

-

事実を基にしたフィクション映画は沢山あるけど、パリの象徴であるエッフェル塔を題材にして美談を捏造するのは理由が不純すぎる

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

-

韓国映画というだけで、まともな映画だと勘違いしてしまうが、れっきとしたB級映画です

アルバトロス配給とかだったらわかりやすいんだけど、作品のレベルはアサイラムくらい

本当にダメなタイプのB級映画っ
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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ニコラス・ケイジの出演作を観てる数に比例して楽しめる度合いが変わる作品

劇場ぶりに鑑賞
あれもこれも元ネタを言うのはセイラーに怒られそうだから何も言わない

『リービング・ラスベガス』のシーンは泣い
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

-

古典的ではあるけど、脚本が良くできていて
ハリウッド脚本の教科書通りに作れば、どんな物語もちゃんと面白いっていうのが分かる
苦手なシンデレラストーリーだったからこそ、それでも楽しめたのは脚本の力

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シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

-

『ジョーズ』の影響下にあるというか、ストーリーラインがそのままパクリで恥ずかしくないのかと思う

なぜか『ファーゴ』のようなテーマと中年夫婦の雰囲気で、そこが本作の肝なのだろう

しかしアニマトロニク
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ナイトライド 時間は嗤う(2021年製作の映画)

-

マイケル・マンの影響下にある割にはすっごく普通な話

ワンカットも94分じゃ珍しくもないし
(すごい時代)

なんちゃってワンカットじゃなくて、ちゃんとモノホンワンカットなのはすごいよ
でも脚本も演出
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

-

複雑な気持ちになる

映画の撮影現場に犬を参加させてストレスを与えることは本当にやめて欲しいと思う
もちろんハリウッドでは日本よりも厳しい基準があって、撮影に対する動物の扱いはかなり守られいる方だとは
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アナログ(2023年製作の映画)

-

セリフも嘘っぽいし
キャラクターもいけ好かないんだけど
『あの夏、いちばん静かな海。』
のフィルターをかけるとすごく良い

主演をビートたけしで年寄りのラブストーリーでもいい気がする

ニノがたけし
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キリエのうた(2023年製作の映画)

-

きっしょ

岩井俊二作品は雰囲気で誤魔化されるけど
本作に関しては話のキショさが隠しきれてない 

ほんとに良いと思ってる?

子供が行方不明になってるときする会話か

許可書見せずに路上ライブ強行し
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クリープ 2(2017年製作の映画)

5.0

続編で観たかったものが詰まっている

前作で声を大にして語った
臆せず長回しを使おうPOV問題

本作ではさらに素晴らしい長回しのシーン、しかもドラマパートがある
続編なのに、ちゃんと世界観を守って、
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クリープ(2014年製作の映画)

5.0

色々と気を使わないといけないからPOV映画は意外と難しい
その中でもよくできている作品
そして何よりも設定が大好物

POVの鉄則
『5W2H』

・いつ撮影されたか?(※リアルタイムの場合もある)
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

-

『The Office』メンバーが関わっている作品はチェックしないと気が済まないから鑑賞

ジョン・クラシンスキーといえば『クワイエット・プレイス』をヒットさせたが、正直なところ何番煎じだよって設定や
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

-

Ape以下の知能しかない奴らが作った
シリーズに糞を塗りつけた唯一の駄作
制作陣と評価してるアホは過去作全てを観直してこい