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山田ゾンビさんの映画レビュー・感想・評価

山田ゾンビ

山田ゾンビ

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

マーヴェリックへのルースターの気持ちの変化がとても感度的でした。
F-18に実際に乗り込んでの撮影がとにかく迫力がありますね。キャストは大変だったと思います。
特にモニカ・バルバロの役者魂に感心です。
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トップガン(1986年製作の映画)

3.0

これはアメリカ海軍の勧誘映画なんですかね?パイロットとしてのカッコイイ部分だけの内容にどうかと思いました。

若者の青春映画としても薄っぺらいストーリーに、一体何が言いたいのかわかりませんね。
ただ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.8

雪の降る中劇場へと足を運ぶと、悪天候の中人が結構いて嬉しくなる。
冒頭からアリアナの可愛さと歌唱力に釘付けになり、ゴージャスな映像に溜息が出た。

中盤の「スターダスト」でのアリアナとシンシア2人だけ
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.6

ティモシー・シャラメの演技や歌声。なんと言っても演奏の技術が神憑りであり、圧巻だった。
ボブ・ディランは好きで良く聴いていたのだけども、今作を期にまた聴き込みそうです。

シャラメはアカデミー賞取りま
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アヌジャ(2024年製作の映画)

4.0

姉の妹を想う優しさが痛々しいほど溢れている作品でした。

イーロン・マスクが自分の保身の為に流したデマを信じる馬鹿も大概だが、USAIDを無くす事で世界中の貧しい子供達の未来を奪うトランプを一刻も早く
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華氏911(2004年製作の映画)

4.0

僕はブッシュは糞だと思っているので、普通に楽しめました。
結局のところ、富裕層の利権の為だけに若者が騙されて死んで行った事には変わらないので、偏った作品と言われてますが非常に良くできた作品だと思います
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007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.4

ドラキュラ役のイメージが強いクリストファー・リーの殺し屋もそうですが、小人の執事やドジなグッドナイト、ペッパー保安官の再登場等かなり笑いに振り切ったキャラの登場にスパイ映画感があまりないですが、まぁま>>続きを読む

リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.2

キーラン・カルキン演ずるベンジーが、とにかく「困った奴」で、人によってはかなり苦手な部類なんだと思いますが、周りを引っ掻き回す裏ではとても繊細で痛みを抱えた人物で愛しくなりました。

ツアーの終わり
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.4

記念すべきロジャー・ムーアのボンド1作目。本編とは関係ないペッパー保安官のいかにも田舎の白人ぶりが好印象で笑えた。

カナンガの最期が「んな訳あるかいっ!」とツッコミたくなりますね。
ラストに言うソ
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.9

ショーン・コネリーの復帰作ですが、大分くたびれている印象。レーゼンビーの降板で無理矢理頑張ったんですかね?

月面車でのカーチェイスが絵的にもバカバカしくて良かったです。

相変わらず核への認識が甘
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Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

4.4

主人公アバン役のウー・カンレンの演技が凄すぎますね。ろう者の役なのでセリフはないんですが、表情で全てを語る。圧巻でした。

胸が締め付けられる映画ですが、観た人が世界中の国籍を持たない人々の悲惨な現状
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.5

トランプに飼い慣らされた今のワシントン・ポストに複雑な思いで鑑賞。
派手な演出もなく、淡々と物語は進みますが、見応えのあるシナリオで見せてくれました。
ダスティン・ホフマンとロバート・レッドフォードの
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

四姉妹の可憐さや健気さや強さに感動。
原作者オルコットのエピソードを盛り込むあたり興味深いかも。

グレタ・ガーウィグの女性の生きづらさを取りあげ続けるのも凄いですね。
『バービー』を観た時にも感じ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

とても雰囲気の良い映画。
いつまでも大人になれないフランシスが、だんだんと魅力的に映ってくるのは、普通は無くしてしまう何かがあるからだと思いながら鑑賞。

ラストでタイトルの『フランシス・ハ』の意味が
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バービー(2023年製作の映画)

4.1

はじめ着せ替え人形バービーの映画という事で、子供向けの可愛らしい作品なのかな?なんて思ってたら、オープニングからびっくりしました。
だって超有名SF映画のパロディから始まるんですよ!子供向けな訳ないで
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

5.0

映画やレンタルビデオで借りたVHS,もしくはβが全てだった頃を思い出し涙が止まらなかった。
とてつもなく嫌な奴だったなぁと今作の主人公を観ながら自分と照らし合わせ申し訳なくなる。
こんな刺さる映画を1
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女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.8

内容的にもかなり良い出来だと思いますが、レーゼンビーの素行の悪さで1本のみの007になってしまったのが残念ですね。
007シリーズによくある幼稚なシーンもあまり無く、ストーリーもしっかりしているのが尚
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アウトロー(1976年製作の映画)

4.1

ただの復讐劇ではなく、白人の犯した罪を告発しているのが素晴らしい。
ガンアクションでちゃんとエンターテインメントしているし、クリント・イーストウッドがやたらカッコイイ。
白人と先住民が共存するユートピ
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.7

日本が舞台ってことで、色々おかしな所ばかりだと思ったら意外と楽しめた。
ショーン・コネリー版のラストなので(リメイクのネバーセイ・ネバーアゲインがあるにはある)集大成的なのかと思ってたら、これまでとあ
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.6

相変わらず核の扱いが雑すぎて呆然としたし、水中戦が無駄に長くダレた。
だけどもドミノ役のクローディーヌ・オージェがとても美しく、内容よりも彼女が出てくるだけで良かった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.3

何をやっても上手くいかない、おそらく発達障害な主人公の孤独が生々しく悲しいですね。

1歩違えば社会から完全に抹殺されたであろう男が、たまたま誤解から評価されてしまうのも残酷です。
後半の銃撃戦の臨
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.2

戦争は人を狂わせる。
出てくる人間が全員イカれてる。

色んなバージョンがある本作ですが、あえてオリジナル公開版を視聴。
だいぶあっさりしてる印象でした。

ともあれ戦争反対。

13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

2.9

3作目にして、もうマンネリ気味。
3Dでの公開なので、それ用の無駄なシーンが多いのもネックになってますね。
冒頭の前作のラストシーンを長々と流す意味も感じられず。

ただ合掌ひねりからの目ん玉ドーン
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.9

スーパーヒーローを拒否するデッドプールにかなり好感を持てますね。
大人なギャグ満載なのも好きです。

ライアン・レイノルズの起死回生ぶりがまさにアメリカって感じが良いですね。
緑のコスチュームへのト
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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.0

14歳のジョディ・フォスターの存在感が凄かった!
タップの男の子が報われな過ぎて泣けた。
ラストの大円団でズッコケましたね。
金のかかった学芸会でした。

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.0

多少マンネリ気味ではありますが、しずかちゃんとスネ夫がかっこよくて良いですね。
ドラえもんの道具も少なめなのが好感持ちました。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

5.0

この国の難民に対する対応の酷さをつくづく思い知り、善人の皮をかぶった政府に呆れ返りました。

入管の問題も、さっちゃん目線で優しくリアルに流れて行くストーリーにグングン引き込まれました。

ラストのさ
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.2

もう出てきてからずっとゴールドフィンガーの小物ぶりに呆然。
今回のボンドも大した事してない気が……。

この時代の「核兵器」への対応の雑さに衝撃を受けるが、冒頭の金粉死体で樹まり子の「金閣寺」を思い出
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.9

以前に観た時よりも、かなり面白く感じた。スパイ道具の悪ノリも無く、内容で見せ切る感じが好感。
ロケ地の建築美も素晴らしいがダニエル・ビアンキの美貌にウットリでした。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.6

絶対に龍には見えないチープな車に大爆笑!!
一瞬「風雲たけし城」を見てるんじゃないかと錯覚しました。

放射線に汚染された身体をシャワーとブラシで擦り落とすという暴挙にオッペンハイマーもびっくりです
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.0

もしもボックスを使っただけで別にパラレルワールドではないという疑問が残るんだけど、どうなんだろう?

ストーリーもスケールだけデカくしすぎて雑だし、色々残念。しずかちゃんのパンチラが多いのも気持ち悪い
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.7

ストーリー的にはそんなにな感じなんだけど、伊藤彩織ちゃんと池松壮亮くんのアクションに感動!
アクションシーンで涙がボロボロ止まらないなんて初めての経験でした。
前田敦子ちゃんの存在も素敵だし。
エンデ
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タン・ソイ:美しき殺し屋(2023年製作の映画)

3.3

アクションだけで言えば、それなりに面白かった。ただ、バイクでの格闘シーンが出来の悪いゲームみたいなCGでタルかったですね。

主役のビは、その後の『ハイ・フォン:ママは元ギャング』での役柄を考えると、
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ハイ・フォン: ママは元ギャング(2019年製作の映画)

3.6

母強し!な痛快アクションが堪能できた。
後半のガンを交えてのアクションが『ジョン・ウィック』以降の殺陣が特に素晴らしかったです。

それにしても白昼堂々と子供を誘拐するなんて大胆なんだか馬鹿なんだか
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ツーリスト・ガイド・トゥ・ラブ 恋のツアーガイド(2023年製作の映画)

3.2

思いっきりベタなラブコメでどうしようかと思いましたが、ベトナムの美しい景色が堪能できたのが救いだった。

ベトナムの観光PRとしては完璧ですね。

スロータージャップ(2017年製作の映画)

3.5

ひたすら嫌悪感のオンパレードだが、あまりにも過ぎると面白くなってくる。
乳母車をぶん投げるシーンで笑ってしまう自分もどうかしてると思うが……。

冒頭の兄弟が主役だと思ってたら、ドンドン裏切られてる
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