『第三夫人と髪飾り』の、ベトナムの新鋭アッシュ・メイフェア監督最新作。トランスジェンダーの歌手でダンサーのサン、ボクサーのナム、に加えて、幼い女性ミミとの恋愛物語。
トランスジェンダーのサン役は、自身>>続きを読む
カッコいいジェシーを愛でるだけの映像。
予告編の完成度が高く、ファンが喜ぶであろうキラキラしたシーンが用意されていて、また、小林啓一監督なので、大丈夫かなと思いきや、酷かった。
ヤクザの娘で、孤独>>続きを読む
「この10年でいちばん怖い映画」というコメントの入った予告は、とても良くて、観てみる。
予告のイメージと作品の持つイメージは、少し違う。ただ、怖くない(笑)
一方で、インディペンデントとしては、かな>>続きを読む
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安斎かりんによる人気コミックの映画化
イケメン好きのオタク女子という設定ですが、主人公が可愛すぎて、ギャップ感がない。一見、普通の女優さんを配置した方が、2人のギャップが生まれて良かった。久間田さんの>>続きを読む
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第76回(2023年)カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門出品
イ・ソンギュン、チュ・ジフン共演のパニックスリラー。
橋の上で発生した玉突き事故からの、救出用ヘリに衝突して落下が発生し、実質>>続きを読む
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コリアン・シネマ・ウィーク2024で紹介された韓国映画。
全世界51冠という触れ込みの高齢化社会の介護を描いた作品。
前半の演出は、人権ビデオのような構成になっていて、啓発映画かと感じつつ、ラストシー>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモス特集で鑑賞。ランティモスは、製作・出演!
第67回(2010年)ヴェネツィア国際映画祭コンペティション
監督は、アティナ・ラヒル・ツァンガリ。
親子の別れと思春期の女性の成長、性>>続きを読む
シリーズ(ドラマ含め)それほど観ていません。
ハリソン・フォードの雄姿を鑑賞に。
予算がかかっているので、全体的に面白い風に仕上がっていますが、良く観ると面白くない作品。
良かったのは、音楽。シーン>>続きを読む
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快楽殺人鬼を操作していた刑事が、犯人と体が入れ替わって、というボディチェンジをテーマにしたスリラー。
若手人気俳優チャン・ドンユンと主演にしたエンターテイメント
低予算作品なのか、まず、前半のカーチ>>続きを読む
第73回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門正式出品
ワン・イーボー、と、ジョウ・シュン、が共演。
インディベント映画祭「西寧FIRST青年映画祭」と「シャネル(CHANEL)」連携した企画「>>続きを読む
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第77回(2024年)カンヌ国際映画祭パルムドール。
2024年のカンヌは、あまり評判が良くなかったので、そのなかでは、ということか。
ニューヨークのストリップダンサーでロシア系アメリカ人のアノーラが>>続きを読む
第80回(2023年)ヴェネチア国際映画祭コンペティション作品。
デンマーク開拓史の英雄(実在の人物)をマッツ・ミケルセンが演じる。
やはり、マッツ・ミケルセンは、北欧映画に出演している方が、その色>>続きを読む
第74回(2024年)ベルリン国際映画祭パノラマ部門選出。最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞の2冠獲得
第97回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート
ヨルダン川西岸のパレスチナ人居住地区<マサ>>続きを読む
良くも悪くも、インド映画界のスター・ラジニカーントの映画
良く言えば、絶大な人気を誇るラジニカーントのファンに向けた、ある意味、ファンムービー。70歳を超えても、活躍する姿を観たいのは、クリントイース>>続きを読む
第80回ヴェネチア国際映画祭コンペティション。ピーター・サースガードが最優秀男優賞を受賞。
ミシェル・フランコ監督最新作。
ピーター・サースガードを直前に『セプテンバー5』で観ていたので、あまりの違い>>続きを読む
第81回(2024年)ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・エクストラ部門選出。第97回(2025年)アカデミー賞脚本賞にノミネートされたドイツ映画
1972年のミュンヘンオリンピックで起きたテロ事件を、>>続きを読む
週に一度、土曜日だけ、怒りを爆発させて良い、というか、もう一度、土曜日になっても怒りが収まっていない時は、解放して良い男、という設定。
変わった設定ですが、インド映画として、アクション、恋愛のシーンも>>続きを読む
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2013年の国家情報院の大統領選挙不正介入事件(世論操作事件)を題材にしたチャン・ガンミョンの同名小説を映画化した作品。
原題は『Troll Factory』で、ネット上の「荒らし」の事だと思うので、>>続きを読む
第24回(2023年)東京フィルメックスコンペティション部門学生審査員賞
キム・テヤン監督長編デビュー作品。
淡々と、韓国の街と日常を描く作品。好みが別れそう。
良く言えば、日常の機微を繊細に描いて>>続きを読む
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第74回((2024))ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門選出。Roadstead企画の黒沢清監督『Chime』が巨匠枠で、こちらが新鋭枠。
代理出席屋の主人公・譲(ジョー)は、冒頭から他>>続きを読む
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塚原あゆ子監督作品。同監督は『わたしの幸せな結婚』やドラマ「アンナチュラルが素晴らしかった、一方で『ラストマイル』が評価できなかった(https://filmarks.com/movies/11384>>続きを読む
第2回(2022年)日本ホラー映画大賞大賞受賞短編の長編映画化。
最初、満席で観られず、ようやく2回目の挑戦で観られた!
ここ10年ほど製作され続けた、残念なJホラーとは違い、企画・脚本から製作され>>続きを読む
韓国映画『テロ,ライブ』(2013)の日本版リメイク。『テロ,ライブ』は配信にて鑑賞済。
リメイク元が評価されているので、全体的な構成は及第点の作品となっている。元から10年以上経過していることを受け>>続きを読む
ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第40回(2024年)サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞受賞を皮切りに、国際映画祭で高評価を獲得した作品
正直、初見で解釈するのが、難し>>続きを読む
池田理代子さんの漫画の劇場アニメ化。テレビアニメは、完走済。
多くのファンがいる作品だけに、漫然と創っても仕方ないので、新しい映像表現に挑戦していることは、前半から理解できました。
長編漫画なので、2>>続きを読む
パウラ・ベーアが、ナチスの密告者となった実在のユダヤ人女性を演じる、実話を元にした物語。
第二次大戦中に行われたことが風化しないように、定期的にこのテーマの映画が製作されることは、必要だと感じます。日>>続きを読む
2020年発表のアイスランドのベストセラー小説の映画化。
後半から明らかになるテーマは、興味深く、正直、広島に寄り添うという意味では、加害者側の視点で終始描かれた『オッペンハイマー』より、編集部は評価>>続きを読む
第37回東京国際映画祭アニメーション部門選出。
新進気鋭アニメクリエイター・安田現象さんが、監督・脚本・原作・絵コンテ・CG監督など一人何役もこなしつつ、全編フル3DCGで製作された初長編アニメーショ>>続きを読む
同名コミックを実写映画化。原作未読。
原作のままか、脚本の構成力か、「遺書」が短文であり、徐々にクラス内の人間関係が明らかになる展開、後半のどんでん返しも良い。
また、俳優陣は、志田彩良の演技力が抜け>>続きを読む
第60回(2023年)金馬奨で最優秀主演男優賞受賞したマレーシア映画
日本国内では、第1回「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」のコンペ作品として『アバンとアディ』のタ>>続きを読む
『テリファイド』の鬼才デミアン・ルグナ監督の最新作。
アルゼンチンホラー。
キリスト教文化圏での、悪魔憑きが感染する、という設定のホラー。
鬼才と呼ばれる監督の作品なので、期待したのですが、映像として>>続きを読む
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ホ・ジノ監督最新作。
ソル・ギョングとチャン・ドンゴンが兄弟を演じるサスペンスというか、スリラーに近い。
利益優先の弁護士の兄と、若い後妻、道徳的な医師の弟とボランティアの現場で一緒となった妻。毎月1>>続きを読む
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鬼才ヨルゴス・ランティモスの、初期の長編3作品目。
第62回(2009年)カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ。
尖りまくっていて、その後の作品に比較しても、過激かつ難解。
2人の娘を家から1歩>>続きを読む
第77回(2024年)カンヌ国際映画祭コンペティション作品
アリ・アッバシ監督最新作。
ドナルド・トランプの若き日を描いた作品。どこまでが史実なのか、フィクションなのか、わからなかったが、報道や伝わっ>>続きを読む
第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション
江戸時代末期の福井藩を舞台に、天然痘の予防法の普及に命を懸ける、町医者・笠原良策を描く。
合戦者や殺し合いの多い時代劇ではなく、疫病と戦う町医者を描いているの>>続きを読む
韓国に実在する「ヌルボムガーデン」という心霊スポットを題材にしたホラー。
新しい要素がまったく感じられない。ホラー映画の教科書に載っている演出を模倣しただけのような作品。『コンジアム』に続く、という宣>>続きを読む