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チェさんさんの映画レビュー・感想・評価

チェさん

チェさん

罪人たち(2025年製作の映画)

3.7

アクション・ホラーというか歴史映画。
黒人の歴史、ブルースの歴史、アメリカの歴史。アクションに凝縮された歴史。
肝心のアクション自体はなんだか、概念を優先した結果の若干の雑さからくるコミカルさが独特で
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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

3.8

なんか見たことある写真だなあと思って、なんとなく見た映画だけど、思いの外良かった。てか、ヴィム・ヴェンダースだし、そりゃいいか。
映画を見ているというより、個展を見ているような気分。構図もそうだし、被
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プレデター2(1990年製作の映画)

3.5

幼少期の成長をサポートしてくれた作品。1のがおもろいし、テレビ放送の頻度も高くて印象にあるけど、2がたまに昼間の謎の時間にやってて、それが好きだった。昼間にテレビで見る映画、ありがとう。

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.2

「死は生に先行する」

ぱねえ、映像の構図がいかしすぎてるし、音楽の入り方もいかしすぎてる。
正直、何を伝えようとしているかわからないし、何かを伝えようとしているのかも怪しいけど、なんか最高だった。
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宝島(2018年製作の映画)

3.5

バカンスって、いいねえ。日本にはない欧米的な感覚に羨ましい!!しか思わん。
家族連れも友達同士もおひとり様も、みんな何をするでもなしに駄弁ってる感じ最高かよ。
何しないって、やっぱ大事だな。
ドキュメ
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.8

- いつも自信家ね?
- いや 今 初めて自信が出た

なんかいいなあーカウリスマキ。
当時のフィンランドの社会情勢とか全然知らないけど、なんかいいんだよな。
資本主義的にはかなり敗者な主人公が不遇な
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

「中身はどうだっていい」

エリートサラリーマンの意地の張り合いが面白い。
名刺のデザインがいかにお金が掛かっていて洒落てるか、どれだけ有名レストランを知っているか、どれくらいいい部屋に住んでいるか。
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.5

湘南乃風みたいな髪型の奴らのシュールすぎるロードムービー(?)
最初から最後まであんまりストーリーも何もないような感じ。でも、なんかおもろい。
『枯れ葉』から知って、サブスクにあるやんと見始めたアキ・
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.7

「シンデレラストーリーのその先へ」

果たしてこれは最初からシンデレラストーリーなのか?という疑問はあるけど、ポスターのシーンの幸せの絶頂感はえぐかった。あのシーンが美しすぎて、その後がキツい。
その
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.6

「私、人じゃなくてイメージに恋してたの」

イメージにでも恋しておかないと感情のリストから恋情が消えそうな私からすると、とっても別世界の話で大変面白く鑑賞させていただきました。
日本だったら泥沼ストー
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.7

「親指を下げるなと教わった」

相変わらずライアン・ゴズリングがカッコ良すぎて最高だった。
エンドロールに全てのスタントに対するリスペクトが詰まってる。
サムズアップな人生で行こうと思いました。

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.4

全部の映像演出が大袈裟で、「なんだかなー」と思っていたけど、ちゃんと最後に泣きそうな気分になるのはなぜでしょうか。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

だいぶ思い出してる。
思い出を振り返るというのが構造的に伏線の回収とほぼイコールだから、「そういうことかーーー!!」という楽しさもあって良きでした。
先輩の家でプロジェクターに投影して、あれやこれや言
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.4

スターウォーズの世界でワンピースしているような展開。映像すごい。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

-食べていける?
-毎日イモだ
-いいわ

金持ちじゃない身からすると、こんなセリフを言ってくれるヒロイン最高かよと思う。
けど、最初から最後までちゃんと見ると、なんだか都合のいい奴だな!!と思ってし
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ワッツ・インサイド(2024年製作の映画)

3.7

「ワタシはシミンです。」

まさに人狼ゲームのような感覚の映画。
中身が入れ替わる謎の装置で、仲良しグループの人格と体がシャッフルされ、誰が誰かを当てるだけのゲームのはずが、あれよあれよと的な。僕が当
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バック・イン・アクション(2025年製作の映画)

3.4

「I’m in.」

Mr.&Mrs.スミス的な?
キャメロンディアスからこんなに歳を感じるとは…僕が子供頃にヒロインやってからそうか…。
あんまり血も出ないし、下品な笑いもなく、家族で見られそうな映
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

3.9

「幸せだったから、寂しいと思う」

そんなようなセリフがあった気がするけど、まさにこの映画は終わるのが寂しいなあと思えた作品。ただこれ以上長くてもたるいから適尺だとは思う。
それにしても、フランス映画
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大きな家(2024年製作の映画)

3.9

「自己ベストっすね」

素晴らしいドキュメンタリー。
何が正解ってわけじゃなくて、それぞれが"大きな家"に対して思ってること感じてることが映像を通してただ伝わってくる。インタビューもやたらめったら多い
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ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「化学療法の時に側にいて」

なかなか斬新な告白方法を女子側からするという意外性はあったけど、それ以外はわりとふつうのよくあるラブコメ。
でも、エマ・ロバーツが可愛すぎて、ずっと見てられる。
クリスマ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

台詞の多さ、視覚情報の多さに脳がフォアグラ状態。
生産過程はやばいけど、結果はうまいんだよな。
映画というか劇を見ているみたいで、物語という物語もなく、おしゃれな空間で話し上手の長話を聞いている気分。
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いているの?」

素敵。めっちゃ長い引きのカットと短いアップのカットのテンポ感がすごくよかった。悲しくても辛くても腹立たしくても続けられる理由がものを僕も見つけたい。根拠は
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0

「FOR PAUL」

ついにここまで来た…。
この回のラストシーンをちゃんとわかりたくて、今更ながら感もありながら、なんとかこのシリーズを走り抜いてきた。
アクションはもはやコメディの域に到達し、テ
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.7

ついに一線を超えてきた感じがして、とても良い。アクションがコメディの域に達してくれてるから、腹抱えて笑える。

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.8

勢揃いでスピードMax
毎回思うが敵のボスはだいたい呆気ない

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

世界観えぐい。
疾走感、あと音響効果がえぐい。

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.5

結局、犯罪者かい。
擁護はできないけど、アクション最高。
流し見であまり記憶はない。

男女残酷物語/サソリ決戦(1969年製作の映画)

3.8

「サソリはメスが交尾したあと、オスを食うんだ」

名古屋の大須シネマで鑑賞。なんだかミニシアターに行きたい気分だったので、立ち寄ったけど人生史上最もミニなシアターだったわ。でも、小ぶりだからスクリーン
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.4

「ドリフトってなんだ?」

ドリフトって英語じゃなかったの?笑
それとも主人公が知らなかっただけか。
車の知識がなさすぎてマリオカートのイメージしかないけど、本物のドリフトかっけえ。
ここまで日本の設
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.6

「デカは嫌いだ」

やっぱりシリーズものの2作目はオモロいな。前作よりさらにフィクション度ましましで楽しい。段々と車が宙に浮き始まるし、男の友情物語もさらっとあってエンタメ要素ましまし。これくらいして
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.3

「たった10秒だけ、俺は自由だ」

もっと日常的に自由であれ、健全であれ、他人に迷惑かけるな、なんてマジレスはこの映画には相応しくないね。
車にも男らしさにも大して興味のない僕としては魅力ポイント少な
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.2

「恋愛だったら、誰でもガキになる」

本当にそうか??と思うけど、ヘルシーなやつらしかいないこの世界線ならそうなのかもしれない。
ヘルシーなやつらがヘルシーな悩みとともにゴージャスな世界を生きてて、こ
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

「重力に抗え」

最高すぎた。エイリアンの最新作、まあ安定にスリリングでオモロイだろう程度で前情報なしで見に行ったら最高すぎた。期待値の上振れが激しい。
上と下。これが概念として映像的に機能している、
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.6

「この世で最高の幸せは、誰かを愛しその人からも愛されることだ」

ロマーンチッークでアバーンギャールドすぎるけどレディースエーンドジェントルメーンな映画。
なんかこのごちゃごちゃごちゃしてて、昔と今が
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.3

「明日が来なかったら?
ー 明日が来ないってことは、二日酔いもない。
つまり、何でもできるってことだ!!」

明日が来なかったら、そんくらい大胆にトライ&エラーするよな。
つまりは、明日が来
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