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なさんの映画レビュー・感想・評価

な

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.8

血しぶき!切り落とされる指、腕、首!刀、鉄砲、大砲、爆発!
ナレーションはなんかダサイ。台詞回しや方言が中途半端で、時代劇としての重厚さはあまり感じられない。でも、ストーリーは単純明快でエンタメとして
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

「カルト的な人気がある、黒沢監督の代表作」という認識。
当時は猟奇殺人やサイコパス、サイコキネシスものが流行っていたような記憶。なかなか見る機会が無くて、今回初鑑賞。ジワジワと沁みるような静かな恐怖。
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フォールガイ(2024年製作の映画)

4.5

テンション爆上がり!サイコーに楽しいエンタメでしかない作品。
出だしからKISSなんて、ワクワクせずにはいられない。これは1980年以前に生まれた、ハリウッド映画と洋楽好きの人は、大好きなんじゃないか
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.5

「人の人生を覗き見る」
とある場所にあるベンチを舞台にしたオムニバス作品。連作短編小説が好きな自分には大好物な設定。
 ・プロローグとエピローグ的なEP.1と5は、広瀬すずと仲野太賀。
これ、設定だけ
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オリオル・パウロ監督作品を追っての鑑賞。皆さん仰るとおり、今度は「シャッターアイランド」っぽい。
ミスリードを誘うためなのか、様々な思わせ振りなシーンが多く、ちょっとテンポが悪かったかなぁ。でも、終盤
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嵐の中で(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フォローしている方々のレビューのお陰で巡り会えたスペインの監督の作品。
 バタフライエフェクトがもたらす、タイムパラドックスという、特段目新しさのないジャンル。でもテンポの良い展開で、飽きることなく引
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

「借りぐらしのアリエッティ」の後に観たら、エンタメ度が高く、スケールがデカい! 
 ソフィーが呪いで老婆に変わる導入部分までの描写が本当に素晴らしい。のっけからジブリの背景の作画の素晴らしさと、ワルツ
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

アーティスティックな作品ばっかり観て頭が疲れたので、ちょっとエンタメを補給したくてチョイス。
本作はフォローしている方のレビューを読まなければ出会えなかった作品。
ヨーロッパ映画の、何となくじめっとし
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

3.5

「戦場のピアニスト」みたいなものと思ってたので、まったくのフィクションてことに驚いた。細部まで人物像を練って作り上げられた作品なんだなぁ。
本作に高スコアを付けている方の感性が素晴らしく、皆さんのレビ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.5

戦争がテーマの映画では、初めて観るタイプの作品だった。今まで観てきた戦争映画には感じたことのない感情が沸いた。単純に言うと、とにかく気持ち悪かった。
登場人物はみんな人間的で、戦時中だからと言って心を
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

 つらく悲しい気持ちに苦しくなるけれど、多くの人に観て欲しい傑作。
美しく悲しいピアノの旋律と、町の廃墟をさ迷う主人公の姿が胸に焼き付く。
 戦時下で、人間が悪魔になる。今、隣に立っている人が、1秒後
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.5

SNSに毒された現代人への強烈なアイロニー。で、合ってる?
かつてのハリウッド大スターがこんなキャストに起用されるとは。でもA24 ×ニコラス・ケイジってだけで宣伝材料になる気がした。
 一般人が何か
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.5

フォローしている方の、本家の方のレビューで本作を知った。
個人的に三谷幸喜はハマれない作品が多々あるので(「やっぱり猫が好き」と、「古畑」シリーズは好き)どうかなぁと思ったけど、不安的中。
思いっきり
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ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

4.0

激動の時代に翻弄されたラストエンペラー。逃れられない宿命を背負った矜持と、誰とも分かち合えない孤独との、相反する感情に苦悩したであろう愛新覚羅溥儀の一生に、様々な思いが溢れて脱力。なんせ長かったけど、>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

4.0

前作で続編へ「つづく」的な終わりだったので、続けて鑑賞。
トヨエツ梅安に完全にハマってしまったぁ。これ、惚れない人いるのか(笑)
 本作では、梅安と彦さんの過去が描かれ、各々の因縁の相手と対峙するとい
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.8

時代劇の知識が浅くて知らなかったけど、何度もリメイクされている超有名作品なのかぁ。私は池波正太郎も名前しか知らず、時代物はホントに守備範囲外。でも最近、時代劇に光が差している雰囲気を感じるし、個人的に>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

4.0

古の世に清少納言も言っていたように、小さいものは可愛らしい。
私が子供の頃にシルバニアファミリーが発売になり、クリスマスプレゼントに買ってもらった。そんなミニチュア好きには、アリエッティの世界はたまら
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.5

読んでないけど、これ原作がとんでもなく面白いんだろうな。
 開始5分で「観なきゃ良かった」って思った。なんかダサい。時代設定が昭和かと思った。ポスタービジュアルも映像の色味も音楽もカメラワークも、なん
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

絵画から抜け出て来たようなスカーレット・ヨハンソン。初々しい彼女の美しさに目が離せない。本当にキレイ。
すべてのシーンが絵になりそうな美しさ。画面の左に窓を配置した構図は、フェルメールの絵画を思わせる
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.8

再鑑賞のシリーズ一気見ラスト。
前作で娘が出ちゃったから今度は息子っていう安直さ。お前もか!パパのこと名前で呼ぶのやめれ~
 撮影や映像の技術的なことに関しては進化してるんだけど、ジョン・マクレーンの
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.8

2000年生まれの息子と「木更津キャッツアイ」から「フィールド・オブ・ドリームス」の話になり、「ケビン・コスナーって何に出てた?」と聞かれたので本作を挙げた。若い子は知らないかぁ…
 当時、洋画や洋楽
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

4.0

ホリーと離婚して、娘に邪険にされるジョンが悲しい(泣) 年取って威勢の良さがなくなった感じだけど、スキンヘッドのビジュは渋くて好き。
 3でのサミュエル・L・ジャクソンとのコンビが最高だったから、本作
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.5

高校生の時に放課後、友達と劇場で観た。大好きなシリーズを初めて映画館で観れることに大興奮した思い出。
 オープニングの「Summer in the city 」の曲に乗せたタイトルバックが最高に
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.0

不運なクリスマスのシリーズ2作目。
キャラの説明とかを省ける続編の利点を生かし、1作目よりスケールアップしている。
昔テレビ録画したVHS を何回も観た。
記憶の中では1作目より、こちらの方が好きだっ
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.5

やっぱジョン・マクレーン最高!
映画を見始めた中学生の頃の私のベストムービーだった。
 私が初めて「この人好きだー」ってなった外国人の俳優、ブルース・ウィリス。裸足にタンクトップで、悪態つきながら孤軍
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.5

感情を爆発させるビリーのダンスに胸が熱くなった。気持ちの良い涙が流れ、デトックスした気分。
 無邪気な子供でいられないビリーの家庭環境、11歳という微妙な年齢、サッチャー政権下の先の見えない暗い時代…
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

ひぇ~!やめてくれ~!
コワイコワイ😭😭😭
って何回観てもなる😭
 昔私が家で本作を見てるのを、まだ幼かった娘がチラ見したらしく「どうしてあんなの見るの!?って、トラウマになったわ(笑)」言われた😅
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八犬伝(2024年製作の映画)

3.8

生涯をかけて「八犬伝」という「虚」の世界を創造した、滝沢馬琴の「実」の物語。歌舞伎という「虚」も差し挟まれた、壮大なエンタメの顔をした伝記物だった。
 滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は、歴史の教科書に載
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正体(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読了済、ドラマ視聴済。
どちらもエンタメ作品としてレベルが高い。2時間ほどの上映時間で、映画としてどのように表現するのか、興味深かった。
 私は映画の予告が大好きなのだが、本作の予告は抜群!期待
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

岩井監督信者には、たまらないのだろうなぁ。そうじゃない私は、置いてけぼりで集中できなかったけど、その世界観には片足を突っ込めた。
とにかくアイナの歌声は圧巻。彼女とオフコースが繋がる世界線があるなんて
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

先日観た「侍タイムスリッパー」の引き合いに出されていたので、久しぶりに観たくなった。
最初の導入部分は絶対に必要なんたけど、やっぱり退屈で、早送りしたい衝動に駆られた。その後に始まる「本番」は、まぁ面
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.5

笑いに笑って、じーんとして、ちょっと泣いて…「あ~面白かったぁ!」と、なんのてらいもなく、素直に言えた。世代を問わず、皆が楽しめる作品。
 いつも映画鑑賞はほぼソロ活な私だが、今回は娘と一緒に。映画館
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バック・イン・アクション(2025年製作の映画)

3.5

おかえりキャメロン!
ジェイミー・フォックスとのゴージャスな元スパイ夫婦。「おばさん」なんて呼ばれてたけど、相変わらずキュートだった。
テンポのよい台詞が飛び交う、わちゃわちゃ感が楽しい。
 キャメロ
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シサㇺ(2024年製作の映画)

3.8

私のアイヌの知識は「ゴールデンカムイ」による乏しいものなので、本作のアイヌの描写がどこまでのレベルか分からないけれど、とても勉強になった。
アイヌは「人間」、シサムは「和人」の意味。文化や価値観の違い
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.0

吉田修一の原作読了済。
うーん…個人的に私には絶望的に合わなかった。本当に途中で観るのを止めようかと思ってしまった。
原作の「日記」の描写の、読者をミスリードに誘う巧みな演出は、映画ではSNSに置き換
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.8

シーズンを見誤った(笑)
クリスマスイブの空港でのテロ計画のお話。なんか既視感のある設定…
前半、主人公が職責を放棄しちゃってるのが解せなくて、集中力が散漫になったけど、後半から興奮度が増し増しの倍々
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