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オビィさんの映画レビュー・感想・評価

オビィ

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イレイザー(1996年製作の映画)

4.1

日本の映画好きからしたら「まあシュワちゃんだから、やってくれるでしょ」という完全お約束のアクション映画。でもとにかく脚本がしっかりしてて、ひと息つく間もないほど展開が早くハラハラさせられました。
初め
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.7

アメリカニューシネマで『イージー★ライダー』と並ぶ代表作。
今まで主人公が死ぬという演出に挑戦する映画は数多くあったが、なかなか受け入れられるような映像美に昇華しきれずにいた。その中で生まれたこの作品
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.7

禁酒法時代最大のギャングvs正義を貫く4人の刑事
俳優陣があまりにも豪華すぎた。ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロ。全員の血潮のみなぎりを感じる演技に心奪わ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.3

ストーリーも面白いですが、ぜひ冒頭のオープニングも見ていただきたい。
黒いバックに白い明朝体のテロップ、まさにエ○ァンゲリオン。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.6

最後のシーン、溥儀が入館料を払って紫禁城に入るところに胸が締め付けられた。皇帝として天寿を全うすれば避けられた結末、運命だが、自分が今まで住んでいた家にお金を払わないと入ることができず、さらに自分が即>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

4.6

チェコ最後の死刑囚とされるオルガの学生時代から犯行を起こすまでをドキュメンタリータッチで描いている。
彼女の独断で大量殺人を企て、実行に移したように見えるが、本当に彼女だけが有罪かつ死刑なのか?周囲の
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

5.0

劇中のリルケの詩にたいへん感化された。自分がやりたい、なりたいと思った時点で自分は叶えている。時には不安で、周囲の反対なども降り注ぐが、自分の好きなこと夢に汚くても愚直に取り組もうと進むだけだよな、と>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.8

落ち込んだときに見たら絶対に元気をもらえる映画。少々90年代のご都合主義のストーリー展開だが絶対にバッドエンドが来ない安心感でこの映画は何回も見てしまう。それくらい好きな映画。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.3

曲は何回も聴いてきたが、本編を見るのはこれが初めて。菊次郎は子どもを悲しませまいとあれこれ盛り上げるが、本当にツラく悲しかったのは彼自身。身寄りの少ない正男を正面から受け止められるのは彼も同じ経験をし>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

この作品は頭から離れない。その異様な世界観がクセになると言った方がいいだろう。
こんなに銃撃戦が頻発するのに、誰ひとりとして悲鳴もあげない(エレベーター内にいたOLこそ一番近くで見ているはずなのに)。
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争後のアメリカを描いた作品(“海兵隊名誉除隊”とか部屋にある南ベトナム共和国の国旗からうかがえる)。戦後の若者が心身に何らかの影響を受けたのは確かな結果で主人公もその空虚で周囲を蔑む斜に構え>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

今の国際事情ではとてもコメディとして終わらせていいものではなくなってしまっている。まさか映画界の奇才が思い描いた世界が現実になっているとは思いもよらないだろう。
一番気に入ったシーンは博士がナチス式敬
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荒野の七人(1960年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ西部劇の代表格で、あの荘厳なテーマ曲も雄大な大地を自分の信念と銃を手に駆けていくガンマンたちを引き立てている。
『七人の侍』と比較されることが多いが、切り離して考えれば勧善懲悪にこだわったスカ
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.3

テレビが普及して以来動員数が振るわなかった映画業界に旋風を巻き起こしたスティーブン・スピルバーグ&ジョージ・ルーカスのコンビによる大ヒット映画。私の両親はリアルタイム世代で深夜から映画館前で並び見に行>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.5

1960~70年代のアメリカの実状がふんだんに詰め込まれた作品だった。
アメリカ北部は先進的で今日のアメリカの繁栄を牽引した地であり、あらゆる事柄に寛容な姿勢を示しているが、反対に南部は排他的で黒人や
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

後から色んな方が考察されていたが、確かに歴代ジブリ作品を彷彿とさせるシーンやセリフが多く、幼少期から見てきた自分にとって映画を見て思っていたことと他人の意見が合致していたのは、恐縮だがうれしかった。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

母が学生時代に観た映画の中でダントツで気持ち悪いと言っていたので気になって観賞した。ストーリー自体は主人公が猟奇的行動に明け暮れるのだが、それ以上に「ホントは周囲の人間の方が異質なのでは?」という違和>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

何でもない親子のビデオ、映像を通して伝わらない父の表情を娘は感じとることができなかった。
11歳という年齢もキーになってくると感じた。徐々に大人の身なり仕草を意識し始めて体つきも考え方も大人びてくる。
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

描写が細かく、何でもない仕草にすら意図がある。脚をモジモジするシーンも疲れているという表現が込められている。動きに一切のムダがない。
あとオードリーヘップバーンの美貌にはいつ見ても圧倒される。時代が変
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.3

あの有名な未来に行くシーンが実はpart2からだったとは気づかなかった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

これぞタイムスリップ系の最高峰。80年代のアメリカ映画と言えば必ず名前が挙がる不朽の名作。