中年の少女趣味はさておき、美の共演というか狂宴は、この作品ならでは。描いてる絵が印象的で、すごく合ってる気がした。
山本圭ファンとしてはこういう知的で若さゆえの稚拙な役がホントよくあうなと思った。
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加賀まりこ(坂見けい子)
山村聡(大木年雄)
八千草薫(上野音子)
山本圭(大木太一郎)
渡辺美佐子(大木文子)
杉村春子(音子の母)
中村芳子(嵐山の老婆)
中西杏子(ホテルのメイド)
佐藤芳秀(…
文学は所詮、文字という記号の羅列だが、映画は俳優の良し悪しで決まる。その典型が本作であり、画家上野音子八千草薫の愛弟子坂見けい子を加賀まりこの起用でほぼ決まった印象。音子とけい子はレズビアン。音子は…
>>続きを読む男たちを腑抜けにして誘惑して騙し切ることは容易なのに、だいすきなひとの前ではいつも調子が狂ってしまう、そんな 加賀まりこの演じるけい子が本当にかわいい。''あなたのために''と''自分のために''の…
>>続きを読む八千草薫さんの色っぽい美しさと、加賀まりこさんのフランス人形のような美を堪能するための映画と割り切れば充分楽しめる。映画というよりは舞台劇を観ている気分になった。
2人のレズビアン要素がいまいち作…
加賀まりこの松竹ヌーヴェルヴァーグ、小悪魔的な役柄、このキーワード全部私のツボだけど、昭和的センセーショナルと変態性の描き方はそこまではまれなかった。とはいえ加賀まりこと八千草薫さんの相反する美しさ…
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