石油王のゲティ。1973年、彼の孫が誘拐される。犯人グループは1700万ドルを要求するが…
実話だそうです😲
金持ちだけどケチな石油王ゲティが主人公かと思ったら、主人公は誘拐されたポールと母親のゲイルでした。
パッケージにデカデカとゲティが写ってるので、てっきり彼が主人公かと…。
ゲティが身代金をケチったり、身代金を払う条件を出したり、なかなか嫌な奴でしたね。腹立ちます。
反対にゲイルは息子のために犯人にも父親にもマスコミにも立ち向かう、素敵な母親でした。
誘拐されたポール側の目線があるのも面白い。
初っ端からいきなり誘拐されるテンポの良さったらないね。
最終的にポールったら、かなり痛々しい拷問を受けるので可哀想でした。
1つケチ付けるなら、個人的にはもう少しゲイルというキャラクターを深掘りして欲しかったかも。
ケビン・スペイシーの降板騒動もあったから仕方ないけど。
スリリングなシーンもあるので、サスペンス好きは見るべし!