同じ時期に製作された『生まれてはみたけれど』にも通じる子どもたちの世界。父親と子どもはどちらも言葉に詰まると尻や頭を掻く。この時期の小津作品で住居内に溢れている英語文字が本作では少ないが、岡田時彦が…
>>続きを読む…小津は必修科目だからなあ。好きとか嫌いとかの次元じゃないから。動画配信で鑑賞できる有難い時代に贅沢いって申し訳ないのだが、それでもやっぱり「音」が欲しい。お願いしますよ、松竹さん。伝統芸能の保存は…
>>続きを読む 小津安二郎サイレント映画。配信で視聴したものは台詞とト書きのカットタイトルが音読される音声と劇伴の入ったサウンド版風。
かつてはガラの悪い生徒・岡島(岡田時彦)も大人になって家庭を持ち社会の荒波…
父親と息子の間のジレンマが最高だった。
涙を流しながらの手遊びはとてもジレンマを表していて、素晴らしいと思います。
新しく開業した西洋料理屋の名前がカロリー軒なのは見てて笑ってしまいました。…
小津安二郎のサイレント作品としては「生まれてはみたけれど」や喜八ものには及ばないが、失業という重いテーマを扱いながら声高に叫ぶ事なくコメディタッチに軽いペーソスを交えて描いているのが魅力。
日本映…
◎無鉄砲パパ一人断交と解雇 頼みは恩師と同級生
1931年 松竹蒲田 モノクロ サイレント 136分※
松竹では91分 スタンダード *状態中程度 波あり
完全に無音のままで90分以上、銀幕を観…