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花弁のしずくの作品情報・感想・評価

花弁のしずく1972年製作の映画)

上映日:2016年01月23日

製作国:

3.4

『花弁のしずく』に投稿された感想・評価

田中登の監督第1作。不干渉の中川梨絵が快感を覚えるまでを、暗喩を散り場目、表現している。田中としてはおとなしい作品となったが、次の「牝猫たちの夜」「夜汽車の女」で田中美学が開花する。

田中登のデビュー作。
華道家のマダムである中川梨絵は性嫌悪気味。
そのトラウマが徐々に明かされていくのだが、犬を連れた暴漢に犯されるというもので、犬も強姦に一役買っているのが今では不可能な描写。

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田中登のデビュー作らしい。
中川絵里、白川和子ら伝説女優たちの共演。
引き戸、障子、畳、縁側などのアイテムが舞台装置として良く機能している。
足袋の足元のショットとか色々勉強になります。
中川絵里の…

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Np2
3.2
このレビューはネタバレを含みます

性暴力を受けた女性の再生の物語。ロマンポルノにしては話重ためか。
クライマックスの濡れ場を金魚の水槽越しに映すこのセンス、やはり田中登よ。医者とユキエの心が通っていく様をもうすこしじっくり見たかった…

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普通に映画だ!!
"不感症の治療"とかAVだったら馬鹿げた設定にも思えるだろうけど、ちゃんと女性の主体性の回復を描いている。

天井に花びらが浮かぶ、とても鈴木清順的なカットも素晴らしい。

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田中登の記念すべきデビュー作。絵作りも凝ってるし中川梨絵の過去のトラウマがフラッシュバックするシーンの外連味ある演出も良いし中々見応えある。

まあ話は超絶くだらない(華道をナメてるでしょ)のだが、編集、カメラワークの意図的なのか未熟なのかの独特のリズムと、お笑い一歩手前で踏みとどまる外連味ある演出で飽きさせない。

裸が入っていれば何でも…

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4.0

ネコヤナギを毟ってひねりつぶす冒頭から虜に。中川梨絵の眼!白目むいたりひんむいたり、ホラーみたいなのに色っぽいくて不思議。三田村玄と白川和子の足がベッドからそろりそろりと降りてくるとことかやっぱり田…

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ムッシュ=田中登のデビュー作。脚本は俺の脚本学校時の先生、久保田圭司氏。
中川梨絵のエキセントリックさはやはり田中登の図式的構図的な映画とぴたり合う。ロマンポルノとしても十分な性愛描写があり、既に優…

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もか
1.9
このレビューはネタバレを含みます

45点

ポルノというよりは、映画的だった。

旦那との愛を育くもうとしているものの
セックス恐怖症は逃れられない女性は
正直可哀想だった。

幼少期に親のHしている姿を見てしまったり、
黒人にレイ…

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