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悪徳の栄えに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『悪徳の栄え』に投稿された感想・評価

退廃と拷問がソフトな描写なので、悪徳、美徳というには、物足りない…


占領軍パリ司令部(屋内プールリング付き)・愛人部屋・娼館となる古城のセットは面白い。
lisako
3.0
姉妹の話がもっと観たかった。ドヌーブは文句なしに美しい。おどろおどろしい音楽と共にみんなの顔が次々と映るシーンが不気味だった…。

ロジェ・ヴァディム監督。
ゲシュタポ将校に踏みにじられるフランス人姉妹の話。姉は将校の愛人に、妹は捕らえられ古城に。悪徳と美徳。

サド原作は出版当時、猥褻文書として裁判も起こったほどタブーとされた…

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澁澤が批判的に評していて、たしかにサドとしては物足りない。どころか、肝心の服従関係が曖昧模糊で結構ぬるい作品。なおかつ、即物的な描写を期待するなら『O嬢の物語』とか観た方が良い。

なんだけど戦時下…

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いき
3.0


プールにシャンパンぶちまけちゃうなんてワルですなあ〜


あとは淡々と、
戦争のせいで立場が異なってしまった美人姉妹の話。


戦争とフランス、そしてカトリーヌ・ドヌーヴなら、トリュフォーの『終電…

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時代を変えた事は素晴らしいと思ったが、悪徳が栄えてたのは序盤だけだったな。

三島由紀夫の、サドとワーグナー、サドとニーチェを結びつけて、この映画を「拷問や奴隷化のかなたには、永遠の歓喜と死と美が横たわっているという哲学を、この映画はぬかりなく表現している」という評が、全く理…

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3.0

なんかもうとてもカオスすごい笑
最初のシーンは悪徳栄まくりでめっちゃオモロイ笑 悪代官みたいなおっさんが、「シャンパンに水を入れるくらいなら、水にシャンパンを入れてしまえ!はっはっはー!」とか言って…

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か
2.9
この美貌で助かってみせる 生きるのよ

第二次世界大戦下のパリ
ドイツ司令官の情婦として生きる姉と、レジスタンスの彼への純愛を捧げる妹の対極的な生き方
akrutm
3.2

マルキ・ド・サドの小説であるジュリエット、ジュスティーヌ姉妹をモデルに、第二次大戦時のドイツ占領下のフランスを舞台に、姉妹の行く末を描いた映画。姉のジュリエットは、何をしてでも生き抜こうと決意し、ド…

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