19世紀後半のドイツ情勢は疎いので、彼の歴史的な評価は知らないし、この映画がそれに対してどのような意図で作られたものも頓と存じ上げない。ただ先見の明に恵まれ、生まれる場所と時代が違えば、その才能を発…
>>続きを読むこの映画、たぶん大学時代に観た。
内容はすっかり忘れているが、ルートヴィヒ役の俳優がアリクイみたいな印象的な顔だった為、観た覚えはある…。『追憶』のバーブラ・ストライサンドに似ている。
他に俳優い…
【もっと美男美女を!】
『ルートヴィヒ』と言えば、ヴィスコンティの有名な映画がまず思い起こされます。同じ題材を扱って作る以上、当然ヴィスコンティの作品を超えるものにならなければいけないわけですが、…
バイエルン王国国王ルートヴィヒ2世の即位からなくなるまでを描いた作品
エリザベートとのやりとりや、ワーグナーに傾倒していた前半の無邪気さと戦争を経ての自身と取り巻く環境の変化の対比が人生の無情さを…
戦争を避け芸術を愛した悲劇の国王…若年時代を演じたS.タンブレアが目を惹いた。二大国の板挟みになる小国の窮地に、ワグナー、リヒャルト、ゾフィーとの屈折した恋愛感情が重なり面白い。目を見張る情景やア…
>>続きを読む©Global Screen GmbH / Stefan Falke