2025年51本目。
『教育の敗北』という言葉が見終わってまず頭に浮かんだ。いや、敗北しているとは認めがたいから『限界』といった方がいいのかもしれないけど…教育者たる教師たちの想い、学校に過度な要求…
日本で言ういわいる教育困難校の生徒に向き合う教師の話。
サブタイトルの『優しい無関心』に惹かれて観た。教師として辛抱強く生徒に接して、自分や自分の将来に向き合ってほしいのに、無気力な生徒。ヘンリーの…
無関心であることは他者との触れ合いを避けるということ。
でもそれでは人間関係が成立しない。
それが教師という職業であればなおのこと。
ヘンリーは代理教師として赴任したクラスは荒れ放題の生徒たち。
…
原題『Detachment』 (2011)
監督 : トニー・ケイ
脚本 : カール・ランド
撮影 : トニー・ケイ
編集 : バリー・アレクサンダー・ブラウン
音楽 : ザ・ニュートン・ブラザー…
教師と言う職業の過酷さをこれでもかと見せ付けられた。子供達を良い方向に導きたいとヤル気があっても思いは空回りする、なんて虚しい職業なんだろう。そりゃ、メンタルもヤられる。勿論、こんな環境ばかりではな…
>>続きを読むどうやったら救ってあげられるのか、みんな本当は自分の悩みで精一杯なのに。誰の目にも映ってないことが苦しめているのか、誰かか自分の存在を認めてくれれば報われるのか、答えのない映画だった。
誰かに寄り添…
エイドリアンブロディかっこよすぎる
システムクラッシャー思い出した
最後の謎シーン、そもそもこの世界がカオスであり答えがわからないからこそのシーンだったりするのかな。それか顔のない先生と空っぽの教室…
大人になったら混沌としていた社会に慣れるわけではなく、言葉にできなかった感情や痛みに向き合えるようになるわけではなく。
同時に違う部分で子どもだけではなく、大人の脆さを隠さずに表現している作品だっ…
本作では、全ての人物がそれぞれに抱えた複雑な事情があることがわかる。一見バラバラの事情ではあるが実は彼らの抱えている全ての問題は家庭と教育に帰結している。一回観ただけでは感想をうまくまとめられないの…
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