Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

ボディ・ガードの作品情報・感想・評価

『ボディ・ガード』に投稿された感想・評価

フライシャー監督(当時31歳)が初めて手掛けたフィルムノワール。原作プロットを書いたのは無名時代のロバート・アルトマン。

上司を殴り警察をクビになったマイク(ローレンス・ティアニー)は、精肉会社社…

>>続きを読む
3.5
冒頭の真正面からの切り返しがクライマックスでも効果的に反復される。精肉工場の事務室のガラス窓を利用したサスペンスや、機転を利かせて警察から逃げるローレンス・ティアニーなどの細部が面白い。
3.8

接写が効果的なフライシャー初期作。キャメラへ人間が接近することで物理的・心理的な緊張を煽る冒頭とクライマックス。
被写界深度を強調するフレームインフレーム/窓越しに見える人物や、物陰に身を潜める者と…

>>続きを読む
TagTak
3.5

元刑事がボディーガードの依頼を受けた途端に事件に巻き込まれる、ハードボイルド探偵モノの変奏。ヒロインが主人公を助ける活発な相棒で、悪女でもか弱い淑女でもない、ノワールの典型から外れた女性の功を強調し…

>>続きを読む

主題歌は知っているけど、作品内容は知らないなと思い見てみました。
ひと昔前に流行ったハリウッドの恋愛映画の代名詞と思いました。
堅物なのかと思えば表情が緩やかな場面もよく見られ、人間軸が少しブレてい…

>>続きを読む

始まって5分で上司ぶん殴って免職になる展開スピーディー。血の匂いのする精肉加工場、鏡越しの弾丸、線路に置かれた車、眼科バトル、レコード録音による情報など…ワクワクする小道具や舞台立てがてんこ盛り。明…

>>続きを読む
アノ
3.4
眼科や精肉工場で同じとこをでたりはいったりする反復動作が笑える。
精肉機で真犯人が死なないのはどうなのかなー。
【詳述は、『札束無情』欄で】コミック的デフォルメや快適淀みない流れも、誇張を際立たせず呑み込む痛快作。

笑いを交えた語り口が本当に素晴らしい。犯罪モノやドラマは大抵クライマックスにいくほどシリアスになりがちだが、強引な捜査で主人公(ローレンス・ティアニー)警察を停職→精肉会社社長のボディガードにスカウ…

>>続きを読む
朝田
-
空間と車の撮り方が不穏で良い。精肉工場が怖く見えてくる。十八番の鏡を使った演出も。脚本にアルトマンが参加しているらしいがそこまでアルトマンの作家性は出ていない。強いて言えば所々のオフビートなギャグか。