軽快なロックによる明るいオープニングでこんな仕事もしてたのか、と拍子抜けするクローネンバーグ初期作。7秒で勝負がきまるドラッグレースが舞台で、チームメイトとの衝突やライバルチーム、オーナーとのやり合…
>>続きを読むファイヤーボール(物理)だったとは…
名前を隠されたらクローネンバーグ監督作だと判らない自身がある。
中盤、ナンパ女二人とのローションプレイみたいなのは話に関係ない癖に妙にねちっこく印象的で、そこだ…
【デビッド・クローネンバーグ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第23位。
【デビッド・クローネンバーグ】
2010年発、英トータル・フィル…
機体へのフェティシズム、ボディより内臓。映画とかそっちのけでタイム表示。慣らし運転してスタートラインにつくまでの車の動きが動物みたいな痙攣で内臓とともに何度も映しちゃうあたりがやっぱクローネンバーグ…
>>続きを読むクローネンバーグ本人も失敗作と認めているそうだが、軽い気持ちで見れば結構楽しめる。
序盤のドキュメンタリーのような撮り方には、他の粘っこい作風からは考えられないほどカラッとしたところがあり、作風の幅…
誰が撮っても同じような映画になるであろう雇われ仕事的な題材ではあるが軽快さと裏腹にビジネスとアーティストの相剋という、フォードvsフェラーリっぽさの先取りは観るところがあるっちゃある。普通の映画が異…
>>続きを読むドラッグレース界を舞台に描かれる、スターと悪徳スポンサーの確執。
全般的に軽いノリ。
メインは人間関係の描写で、レースシーン自体は極めて淡白。
クローネンバーグらしさは微塵も感じられない、サク…
クローネンバーグということを抜きにして面白いか否か。
1つの映画として見ると、ありきたりな盛り上がり方。けど裏を返せば、定石をしっかり抑えられるからこそ、変化球や個性を盛り込んだカルト映画に発展でき…