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幸せはシャンソニア劇場からの作品情報・感想・評価

『幸せはシャンソニア劇場から』に投稿された感想・評価

これぞフランス映画。
どたばたしてて、でもほっこりする。
みんなどこか憎めなくて、どれもこれも小粋でノスタルジー。
およそ10年前、オススメされた映画。
時を経て、こういう映画を好きになる感性・ひとに勧められる感性が素敵だと思った。章仕立ての、可愛さ・懐かしさ・寂しさのブレンドがよい。噛みしめて、ほっぺたが痛い。

シャンソニア劇場の閉館の日。
裏方のピゴワルはこれまでの人生を見つめなおす。
それは激動の時代のシャンソニアの復活までの過程。

繰り広げられるのは歌に物まねに歌劇とエンターテインメントを見せる場所…

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パリ北部に建つミュージックホールは、借金のカタに、町のボスに差し押さえられている。そこで起きる殺人。容疑者の回想。その視点が一人称ではないので、回想形式の意味がない。途中で先が読めてしまう。

美しい構図にうっとりした。1930年台のカラーが最小限の時代の色彩感覚も鋭く印象に残る。歌われる歌はチャーミングでウイットに富んでいる。一見地味な役者たちの見事な力量たらない。あらためて映画は総合芸…

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4.0

最近はちょっと下品なコメディにもちょい役で出ているジラール・ジュニョ主演。
パリを見下ろす下町で、とある小さな演芸劇場の存続のために奔走する者たち。父ピゴワルと息子ジョジョの絆、娘ドゥーラと青年…

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s
3.6

三谷幸喜を彷彿とさせる映画。ノスタルジックでコミカルで少し物騒で人情味がある。
学生時代に観たはずだけど何も覚えてなくて、再鑑賞して印象に残ったのは父親のツケをこっそり払うジョジョ…。子供にこんなこ…

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crn
3.5

邦題のイメージとは異なり、不幸な時代がベースにあるお話だった。あと少しで望む幸せに手が届きそうになっては、希望が打ち砕かれることが続く。華やかな中盤を経て、ラストこそ大団円かと思いきや、その手前で終…

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すい
3.2
邦題しっくりこないな…

妻に裏切られ、職を失い、息子とも引き離されたピゴワル。バカンスで海に行けなくても、下町と劇場を守りたい。息子を取り戻したい。ラストが切ない。

『コーラス』がまた観たくなった。
まみ
4.8
このレビューはネタバレを含みます

良すぎた


序盤の少し長めの長回しでピゴワルがシャンソニア劇場に入る所や他の出演者が動く様子を、後を着いていくようにカメラを回していたのめちゃくちゃ良かった。観客をこの世界観に一緒に引き込ませてて…

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