岩崎加根子かわいい。でもヒステリックでひたすら感情的な女性が多く、とにかくうるさいししんどくてイライラする。終盤からの話の動きと、小沢栄太郎の顔の演技すごい。戦時中を生きてきた人達が観て初めて本当に…
>>続きを読む戦後間もないのに、よくこんな作品を考えたな。
この頃はまだ、戦争に対する評価はほぼ同じ。
逆に今になって岡部のようなことをいう、ある意味戦前日本に憧れてる人が多くなった感じ。
憧れるのは個人のは個人…
今でもあの時の代案は出せない。
戦時中は勲章を身に纏った陸軍中将岡部とその子供たちは戦争が終わった今、親戚中から疎まれながら居候している。この岡部親子を軸に国と文化と市民の対比が描かれ、最後は娘ち…
1954年公開作品。
戦後まだ9年、もう9年、というべきか…考えさせられた。
価値観が急転した敗戦後を舞台に、元軍人の凋落をシニカルに描いた作品。当時の社会を騒がせた再軍備の動きと権威主義的人間へ…
2023/6/10
戦後10年も経っていない1954年に本作が作られたことに驚く。が、世の中がどんどん変わっていく中、その流れに乗り切れず、今一度あの頃のような日本に!と思っていた人が少なからず居た…
【1954年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
『本日休診』などの名匠渋谷実監督作。『大曾根家の朝』小沢栄、『喜びも悲しみも幾歳月』佐田啓二、『近松物語』香川京子らが出演している。
元軍人で終…
ハイビジョン初放送された渋谷実監督作品、出演は小沢栄、佐田啓二、香川京子、東野英治郎、杉村春子など。
元々、俳優座で作られた作品であるが、そこに大船松竹の雰囲気を取り込んだような不思議な映画であるが…
かなりのぶっ飛び映画。戦後10年も経っていないのに日本の再軍備を試みる爺さんを主人公にするあたり頭おかしい。何かに対して狂信的になる人を観れる映画は大好き。佐田啓二の勲章の扱いも終盤の展開もヤバすぎ…
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