1959年製作、木下恵介監督によるメロドラマ。
戦前は広大な農地を擁した豪農が戦後、農地改革により没落していく。
豪農の次男と心中を図った女(岸恵子)だったが、自分だけ生き残り、妊娠していたため引き…
【映像はすばらしい】
1959年の邦画。BS録画にて鑑賞。
戦前から戦後間もない頃の田園地帯や豪農の屋敷を映し出す映像がとても美しい。シネマスコープサイズを十二分に活かした、よく考えられた構図が…
「わたし、生きてたのかしら」
木下恵介のシニカルホームドラマ。
お嬢様と使用人の恋という、メロドラマによくあるいち場面を丁寧にしつこく追求することで、唯一無二の人間ドラマに仕上げてる。
冒頭とラス…
ど田舎の地主の家長支配と土地の閉鎖感。レベルはもちろん違うけど自分の実家の関係にも似ていたのでかなり感情移入しながらみる。嫁にいく数日前の深夜ふたり抜け出して抱き合ってキス。いやらしさとかそんなもの…
>>続きを読む木下惠介監督×岸恵子主演作品。大地主名倉家の長男の娘・さくらが嫁いでいく。見送る春子は、姿の見えなかった息子・捨雄が川に飛び込もうとするのを必死で引き止める…。19年前、小作人の娘・春子が、名倉家の…
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