Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

春婦傳/春婦伝の作品情報・感想・評価

春婦傳/春婦伝1965年製作の映画)

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

4.0

『春婦傳/春婦伝』に投稿された感想・評価

超絶大傑作。清順ベスト。
戦火の火花飛び散る中野川由美子が疾走するとこが忘れ難い。
あ...
4.3

コイツは弾が当たらないだろうという直進を見せるハルミが素晴らしかったです。

副官との交わりに嫉妬しない三上に業をにやした妄想のカットバックもかっ飛ばしてて美しかったです。

捕虜になってから少しだ…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
三上の処刑シーンがどことなく、小学校の頃歴史漫画で見た日蓮が処刑される時の奇跡を思い出させる。

田村泰次郎の小説は主人公を朝鮮人慰安婦としているが、本作では日本人に変更されている。高岩肇の脚色を、鈴木清順が監督した。中国大陸で、日本人兵士(川地)に恋をした娼婦(野川由美子)。そして、二人とも亡…

>>続きを読む

 花火が飛び散る戦場を駆け抜ける横移動が凄い。虚構性を隠そうともしない強烈さ。玉川伊佐男の上半身を覆う影や、仏像に祈る野川由美子にかかる光(その後のカットでは位置が変更されており、何らかの化身のよう…

>>続きを読む
Y
2.5
下駄で全力疾走できるのすごい。(そこ?)

最後の韓国人慰安婦の一言が重かった…
野川由美子は鈴木清順との作品だとどれも可哀想な役やってるけどこれはなんだかかっこよくて惚れ惚れする。戦火の中を走るカットすばらしかったしめちゃくちゃ面白かった。
砦、遠くからの歌、岩、砂漠、扉

凄惨な戦場からの砦の中の娼婦の井戸端会議

戦場を疾走する娼婦、横移動
まずロケーションがいい。横移動のキャメラもいい。そしてあの目、溢れ出るエネルギー、パッション、バイタリティを湛えた野川由美子。
3.5

あやかしの映像に目を見張るだけでなく、中国東北部に見立てた荒涼とした大地と、そこで展開される熱い物語に引き込まれる。この頃までに作られた戦争映画には、『人間の条件』でも『兵隊やくざ』でも、実際に体験…

>>続きを読む