Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

心中天網島の作品情報・感想・評価・動画配信

『心中天網島』に投稿された感想・評価

3.5

邦画強化月間#12

「松竹ヌーベルバーグ」において大島渚、吉田喜重と並べられて語られる謎の監督、篠田正浩の映画を見たことがなかったので、今回見た。
近松門左衛門の原作の映画化である本作は、本作の脚…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

黒子が動いてく演出見たことなくてめちゃくちゃ面白かったけど、肝心の話が時代もあってわかりかねた。篠田正浩監督バッキリしたコントラストのある照明とシンプルな美術が特徴的だな。なんかカウリスマキみたいに…

>>続きを読む
it
4.3

オープニングがほぼ「Dolls」、のところに監督らの打ち合わせ音声がかぶる謎演出。ATGで、美術が粟津潔で、音楽が武満徹のとんがった時代劇。黒子が思い切り出てきて、絡み覗いてたり、心中を手伝ったりと…

>>続きを読む

原題『心中天網島』 (1969)

監督・編集 : 篠田正浩
脚本 : 富岡多恵子、武満徹、篠田正浩
撮影 : 成島東一郎
音楽 : 武満徹
出演 : 中村吉右衛門、岩下志麻、他

近松門左衛門の人…

>>続きを読む
rinky
5.0

人形浄瑠璃が原作だからか、黒子ががっつり出ていたり、俳優陣が人形的な動きをしたり且つ舞台的な作りになっている。おさんパートになってからがめちゃくちゃ面白くてたまげた。最後の首吊りシーン、大変良い。
4.3

近松門左衛門の人形浄瑠璃を篠田正浩監督が映画化。
紙屋の亭主・治兵衛をめぐる悲恋話で、岩下志麻がその妻と遊女を一人二役で好演した。


ATG制作ならではの実験的演出がふんだんに盛り込まれている。

>>続きを読む
su
-
粟津潔さんの美術がとてもカッコよく、
映像内黒子の機能性の高さに気づきがあった。

近松門左衛門、面白いな。
心中じゃなくて駆け落ちとかじゃ駄目なん?とか思うけど、劇としてパワー不足になるか。あと当時の価値観かも…
心中自体が遊女のテクニックみたいな感じかな。

台詞が生き生きして…

>>続きを読む

No.4417

U-NEXT

オープニングから外連味(けれんみ)たっぷり。

憑依系・岩下志麻と、若くてかっこいい中村吉右衛門。

実験的な映画は好き嫌いが分かれるが、私は映画史の中のスパイスと…

>>続きを読む

近松門左衛門の人形浄瑠璃『心中天網島』を、富岡多恵子、篠田、武満徹が脚色した意欲作。岩下の二役が活きている。黒子の登場は、中川信夫の「東海道四谷怪談」ですでに行っているが、あそこまで手を貸すとは…。…

>>続きを読む