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alt属性 【alternate attribute】 代替テキスト / altテキスト

概要

alt属性(alternate attribute)とは、HTMLで規定されている要素の属性の一つで、画像などが表示できない場合に代わりに表示する文字列を定義するもの。画像を埋め込むためのimgタグや、入力フォームのareaタグinputタグなどで用いられる。

画像など文字以外の要素をページ内に配置する際、そこに何が置かれているのかを説明する短い文字列をalt属性として指定する。この文字列を「altテキスト」「代替テキスト」(alternate text)などと呼ぶ。何を記述するかは制作者が任意に決められるが、HTMLの仕様上はその要素の代わりとして要素が伝達したい内容を記述すべきとされる。

グラフィック表示の通常のWebブラウザでページを表示した際には画面上には表示されないが、ブラウザによってはマウスホバーマウスポインタを要素の上に重ねて静止すること)など特定の操作によって表示させることができる場合もある。

また、テキストブラウザや音声ブラウザなどグラフィック表示以外のブラウザソフトでは文字以外の要素は直に扱うことはできないが、alt属性が設定されていれば利用者にその要素の意味を伝えることができる。

検索エンジンの情報収集ソフトクローラやインデクサ)などの中にも、要素が何を表しているのか理解する参考としてalt属性の内容を読み取って処理するものがある。

(2019.3.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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