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Enterキー 【Enter key】 エンターキー / 入力キー / 実行キー / Returnキー / Return key / リターンキー / 改行キー

概要

Enterキー(Enter key)とは、キーボード特殊キーの一つで、キー上面(キートップ)に「Enter」あるいは上から左に折れ曲がった矢印(改行マーク)が刻印されたもの。

通常、文字キーの並んだ領域の右端にあり、2段分の高さのへこんだ四角形のような形状になっていることが多い。また、テンキーのあるキーボードでは、テンキーの右下端にもう一つEnterキーが付いていることが多い。

「Return」と刻印されたものは「Returnキー」(リターンキー/改行キー)と呼ばれるが、位置や形状、機能などはほとんどの場合でEnterキーと同じ。1990年代頃まではReturnキーとする機種が多かったが、現在では「Enter」あるいは矢印記号が主流となっている。主領域側を「Return」、テンキー側を「Enter」と分けている機種もある(この場合は対応するキーコードや機能も分かれていることがある)。

押したときの動作はソフトウェアや設定によるが、主に改行や決定などの意味で使われる。文字入力中に押すと改行コード入力してその入力を終了し、カーソルを次のの先頭に移動する。また、項目を選択・決定したり、入力内容を確定したり、日本語入力時に変換内容を確定したりといった機能でも使われる。

(2021.6.21更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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