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主キー 【primary key】 プライマリキー / PK

概要

主キー(primary key)とは、リレーショナルデータベース(RDB)のテーブル内でレコード一意に識別することができるように指定される項目(/カラム)。

レコードを構成する項目の中から一つあるいは複数の組み合わせ(複合主キー)が主キーとして選択・設定される。主キーに選ばれたはすべてのレコードが異なるを持たなければならず、NULL値とすることもできない。レコードの中で主キーとして選択可能な項目(や項目の組み合わせ)のことを「候補キー」(candidate key)、候補キーのうち主キー以外のものを「代理キー」(alternate key)ということがある。

あらかじめ異なるが格納されており、内容が更新・追加されないことが分かっている場合は、人間にとって意味のあるデータそのものを主キーとすることもあるが、レコード動的に追加・生成されるテーブルでは、識別のためだけに通し番号のような項目を設け、これを主キーに設定することが多い。氏名の同姓同名のように意図せず重複してしまうことを避けるためである。

データベース管理システムDBMS)などには、主キーのために一意の番号を自動生成するデータ型や機能(オートナンバー型シリアル型などと呼ばれる)が用意されている場合がある。

(2019.3.22更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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