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ABC分析 【ABC analysis】 パレート分析 / Pareto analysis

概要

ABC分析(ABC analysis)とは、膨大な要素数がある場合にどれを重視するかを判断するための分析手法で、全体に占める構成比が多い順に要素を上位(Aクラス)、中位(Bクラス)、下位(Cクラス)の3グループに分割する方式。

まず要素を大きい順に並べ、順に累積構成比を算出する。要素数が膨大な場合、大抵は上位の少数の項目が累積構成比の多くを占め、下位の多数の項目を足し合わせても少ない構成比にしかならない(パレートの法則)。

このため、これを構成比の大きな順に、最上位の少数(Aクラス)、中位の少数(Bクラス)、下位の多数(Cクラス)に分類し、それぞれを重要度に応じた異なる扱いにする。具体的に何割ずつで分割するか決まった方法はなくケースバイケースだが、例えばAが60%、Bが30%、Cが10%といったになることが多い。

(2019.8.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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