ツチノコ
ツチノコ(土の子)は、日本に生息すると言い伝えられている性的なUMA。日本全国で多数目撃されているにもかかわらず、それでもなぜか未確認動物とされる不思議な寸胴のヘビである。
特徴[編集]
体長は30~80センチメートルぐらいと、目撃者によって幅がある。また、体色は黒褐色、焦げ茶色、黒、灰色など、とても同種の生物を目撃したとは思えないほどバラツキがある。体型は太くて寸胴。ビール瓶のような体から三角形の頭が出ている、などと言われる。 蛇行しないで前後に素早く動く、という習性はよく知られるところであろう。また、垂直に立つともされるが、これはヘビが鎌首をもたげる動作を大げさに表現しただけのものでしかない。しかし、瞬きするというのは、もはやヘビの限界を超えている。さらに、大食家とされることもあるが、食事中のヘビは概して動きが鈍いはずで、なぜ大食家であることまでわかっていながら捕獲できなかったのか、と疑問が尽きない。鳴くこともあり、眠る時はいびきまでかくのだといわれているが、「ツチノコハンターは寝ているツチノコさえ捕まえられないのかよ」と批判してはならない。ツチノコは不思議な動物なのだから。
春から秋にかけて活動することから、冬眠する習性があるらしいことがわかる。ただし、ツチノコハンターには冬眠中のツチノコを探す気はさらさらないようで、いまだに生体が捕獲されたという例はない。また、目撃者によるとツチノコは直射日光を嫌う。日光で体温調節をしない爬虫類など聞いたこともないが、目撃者がそう語っているのだから仕方ない。
遭遇したら[編集]
慌てず騒がずうろたえず、まずはヘビ使いの友人に連絡を取る。「そんな友人はいない」「いるけど今は仕事で忙しいらしい」など、どうしても無理なようなら、覚悟を決めて静かにそっと近づく。二人がかりならば一人がツチノコの気を引き、もう一人が後ろから捕獲することもできるが、一人しかいない場合は、テレビで見たヘビ使いの動きを思い出し、笛とか木の枝でツチノコの注意を逸らす。ツチノコは2メートル以上ジャンプするという報告もあるので、そんな小細工が通用するわけはないのだが、物は試しである。うまく油断させることができたなら、虫取り網や二股に分かれた棒などで、窒息寸前まで首もとを押さえつけよう。
なお、未知の動物であるからには未知の病原菌を保有している可能性は否定できず、噛まれた際には未知の神経毒を牙から注入されるかもしれない。よって、噛まれたからといって病院に駆け込んでも、ワクチンも血清もないのであきらめて死ぬしかない。なお、「うまい棒りんご味を食べると解毒される」という噂は根も葉も(茎も)ない噂だが、ワラにもすがる思いで食べてみるのも悪くない。うまい棒りんご味があればの話だけど。
しかし、それほどの危険を冒してでもツチノコを捕獲したいと望む人々は多い。生け捕りにすれば高額の賞金が出るからだ。読売新聞が報じたところによると、新潟県糸魚川では1億円まで額が吊り上がった。もちろん、この時の探検隊も捕獲できなかった。
普通に考えて[編集]
何かの見間違いか、大きい獲物を飲み込んで腹が膨らんでいるだけだったりする。目撃証言が一致しないのも、複数の種のヘビを見ただけであろう。そもそもヘビの古語を「ツツ」や「ツチ」というわけで、ツチノコとはそのまま「ヘビの子」なのである。
他、アオジタトカゲなど類似動物との誤解か、それらが他国から船で来て一時期生息した個体がいたか、デブ猫のジャンプを見間違えたなど、様々な説が流されており、実際の目撃情報の多くは、それら複合的な要素を「ツチノコ」のイメージに基づく先入観で統合してしまったことにより生じたと考えるのが自然である。
だからさ、そんなもん探してるヒマと情熱があるなら、もっと他のことに使おうぜ。な?
目撃、捕獲したと主張する人達[編集]
- 学校の裏山で目撃したと主張。
- ネズミ捕りを仕掛けたところ、ツチノコが捕まったと主張。食べてしまったので現物は無いと言う。
- ペットとして飼育していたと主張。飽きて捨てたので現物は無いと言う。
- 「あ、ツチノコ!僕が見つけたんです。偶然この空き地で!」と本人が新聞記者たちに実物のツチノコを見せながら主張。
関連項目[編集]
悪いなのび太。この「ツチノコ」は3人までしか見れないんだ。 ま、のび太はドラえもんに頼むのがお似合いだけどね。 (Portal:スタブ)