CD・DVD プライムデーセール
¥3,191 税込
ポイント: 32pt  (1%)  詳細はこちら
無料配送7月16日 水曜日にお届け(初回注文特典)
詳細を見る
または 最も早い配送 7月15日 火曜日にお届け
詳細を見る
残り14点(入荷予定あり) 在庫状況について
¥3,191 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥3,191
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら

X エックス [DVD]


26パーセントの割引で¥3,191 税込
参考価格: ¥4,290
ポイント: 32pt  (1%)  詳細はこちら
無料のプライム配送を提供していない他の出品者からより安く入手できます。
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,191","priceAmount":3191.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,191","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"eGVq7QSWP3FY4ce%2F188u1GAsovXad79UicTRDpZf2ugdr%2B3PbwthZBVPiF5aRULlnkFudbJO0VCpJpKSvikc%2BAGw5vF9tEmEc1RhVn7MKyfqKbei6uOARusB779au3zjtM7vlWh4LsE%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

ジャンル ホラー
フォーマット ドルビー, DVD-Video, 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ ジェナ・オルテガ, ミア・ゴス, タイ・ウェスト
言語 英語
稼働時間 105 分

商品の説明

死ぬほど快感。
『ミッドサマー』のA24が仕掛けるエクストリームライド・ホラー
1979年、テキサス。3組のカップルが映画の撮影に訪れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった――。

本作が全米で公開されると、ホラー界の重鎮スティーヴン・キングや、『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』の監督エドガー・ライトが本作への熱い支持を表明。また、海外メディアからは絶賛評で迎えられ、映画批評サイトRotten Tomatoesでは96%フレッシュ(日本5/11時点)を獲得、「2022年最高評価のホラー映画」と評された。

『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のA24製作!3部作となることが発表されており、すでに極秘で撮影されていたパート2は本作の前日譚となる予定で、A24映画として初めてのシリーズ化として注目される。監督・脚本を務めるのは、『The House of Devil』(09/日本未公開)で、ハリウッドのインディーズシーンの寵児となり、ホラー映画界のカリスマであるイーライ・ロスからの信頼も厚いタイ・ウェスト。本作には、ホラー、スリラー、スラッシャー・ムービーなどのジャンル映画、アメリカン・ニューシネマ、成人映画にいたるまで70年代、80年代のあらゆる映画へのオマージュが盛り込まれている。ジャンルという垣根を取り払い、若者の視点で、70年代のカルチャーをベースに描いたワイルドで心躍る物語が繰り広げられると同時に、人類が避けることができない、老いと死を強く意識させられる物語を作り上げた。

主演は『サスペリア』(18)で当時気鋭の新人でありながら、豪華共演陣の中でひときわ高い評価を得てブレイクしたミア・ゴス。共演は『SCREAM』(22/日本未公開)で主演の一人を演じ、新スクリーム・クイーンとしてブレイクしているジェナ・オルテガ。『ピッチ・パーフェクト』シリーズのブリタニー・スノウ、そしてミュージシャンとして世界でカリスマ的な人気を誇り、近年は俳優としても活躍しているスコット・メスカディ(キッド・カディ)、Netflixオリジナル「ヴァージンリバー」シリーズのマーティン・ヘンダーソンなど。

●ストーリー
1979年、テキサス。女優のマキシーンとそのマネージャーで敏腕プロデューサーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンとベトナム帰還兵で俳優のジャクソン、そして自主映画監督の学生RJと、その彼女で録音担当の学生ロレインの3組のカップルは、映画撮影のために借りた田舎の農場へ向かう。彼らが撮影する映画のタイトルは「農場の娘たち」。この映画でドル箱を狙う――。6人の野心はむきだしだ。
そんな彼らを農場で待ち受けたのは、みすぼらしい老人のハワードだった。彼らを宿泊場所として提供した納屋へ案内する。一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめるハワードの妻である老婆パールと目があってしまう……。
そう、3組のカップルが踏み入れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった――。

●キャスト
マキシーン:ミア・ゴス(吹替:森 千晃)
ロレイン:ジェナ・オルテガ(吹替:中井美琴)
ボビー=リン:ブリタニー・スノウ(吹替:弘松芹香)
ジャクソン:スコット・メスカディ(吹替:田所陽向)
ウェイン:マーティン・ヘンダーソン(吹替:遠藤大智)
RJ:オーウェン・キャンベル(吹替:赤坂柾之)
ハワード:スティーヴン・ユーア(吹替:小林 操)
パール:???(吹替:宮沢きよこ)

●スタッフ
監督・脚本・編集:タイ・ウェスト
撮影監督:エリオット・ロケット
プロダクション・デザイン:トム・ハモック
衣装デザイン:マウゴシャ・トゥルジャンスカ
音楽:タイラー・ベイツ
音楽:チェルシー・ウルフ

【映像特典】
・予告編

※商品の仕様は変更になる場合がございます。

©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.3 x 13.4 x 1.4 cm; 80 g
  • EAN ‏ : ‎ 4907953221635
  • 監督 ‏ : ‎ タイ・ウェスト
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, DVD-Video, 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 105 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/12/2
  • 出演 ‏ : ‎ ミア・ゴス, ジェナ・オルテガ
  • 吹き替え: ‏ : ‎ 日本語
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (ドルビーデジタル 2.0 ステレオ), 英語 (ドルビーデジタル 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ Happinet
  • ASIN ‏ : ‎ B0BDYZFYCM
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
269グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

お客様のご意見

お客様はこの映画について、以下のような評価をしています: 変わった作品で、B級ホラーの金字塔として挙げられています。主人公が個性的な顔立ちで魅力があると好評です。一方で、映像については不満の声が多くあります。陰惨とした映像のゆらめきや画面が暗すぎて良く見えないという指摘があります。また、死に方もシンプルだと指摘されています。 全体的に見ていて辛くなるという意見もあります。 内容のわりに上映時間が長く、単調で退屈だという声が多いです。 特に後半のザクザクシーンや撮影するシーンがとにかく長いと指摘しています。 さらに、後味が悪い脚本や性格が悪いやつや尻軽女はすぐ死ぬという指摘もあります。

29人のお客様が「作品性」について述べています。24肯定的5否定的

お客様はこの映画について、変わった作品だと評価しています。B級ホラーの金字塔として高く評価されています。主役の女優さんは個性的な顔立ちで魅力があると感じています。また、登場人物の死に方の意外性や、登場人物の死に方への驚きが噴き出してしまうほど面白いと感じているようです。一方で、グロいシーンもあり好みが分かれるという意見もあります。特に老人のベッドシーンは止めて欲しいという声があります。

"・原題:X ・制作国:アメリカ ・制作年:2022年 いや~、面白い作品と出会えました~♪..." もっと読む

"★気に入ったこと 構成もテーマもすきです。テーマはかなり好きですね。じじいやばばあになっても、セクシーであるためには!? ブロンドの彼女が可愛いです。 小ネズミちゃんが、思い切ったあとの、そばかすの彼女のセリフが良かったです。..." もっと読む

"エロもグロも結構な直接描写で映像は刺激的だけど、展開に驚きが無いのとテンポが悪いので 老婆の本格的な暴走が始まる前はすっかり睡魔との戦い。 結局何より心に来たのは避けられない老いへの恐怖。 お前もいずれこうなる、をゴリゴリ押しつけられてじんわりダメージ。..." もっと読む

"...さらに老いの問題を絡めた作品。前半が長すぎるのと後半もうちょい衝撃ラストにしてほしかった。 良作とは言えないがまあ見れた。あと、ポルノ制作者全員が老人にやさしいw特にパツキン、黒人、カメラマン、プロデューサーいいやつで草" もっと読む

3人のお客様が「殺人の動機」について述べています。3肯定的0否定的

お客様は、この映画の殺人の動機について高く評価しています。殺人の動機としては独特で、平気で人を殺していくという描写が面白いと感じています。また、斬新な殺人鬼として注目されています。

"...よぼよぼの年齢になりながら、まだ性の煩悩にとらわれる老婆、というのがまずすごい。 そして、平気で人を殺していく、殺伐とした画面は、かの「テキサスチェーンソーマサクル(邦題、悪魔のいけにえ)」をほうふつとさせて、なつかしくもあり、ひきつけられました。..." もっと読む

"...そしてそこにつけいるように老夫婦の怒りの殺人劇が始まる。 殺人の動機としてはなかなか独特で老夫婦の言動は見ていて面白かったが、最後は少しせつない。 ホラー展開になるまでは結構長いですが総合的にはなんだかんだ楽しめたし嫌いではないです。..." もっと読む

"斬新な殺人鬼でよかった..." もっと読む

38人のお客様が「面白さ」について述べています。20肯定的18否定的

お客様はこの映画について、全体を通して面白かったと評価しています。良いシーンが多くあり、惹きつけられるモノがあると好評です。映像は刺激的で、エロやグロの描写が特に効果的だと感じているようです。一方で、ストーリーについては退屈であり、テンポが悪い凡庸なホラーだと言われています。また、過激な描写が続き、子供に見せたくないという意見もあります。

"最後までハラハラして楽しめました☆" もっと読む

"...家主の老夫人は、この行為に刺激され、夫と共に殺戮衝動に駆り立てられる。 スプラッターな上に、過激な描写が続き、お子たちの目に触れないようせねばならん作品。 老夫婦の普段もたっとしながら、ここぞという時に素早く命を奪うシーンが怖い。..." もっと読む

"...間延びしすぎてちょこちょこ早送りしてしまった。ホラー≒コメディの表現としてはよくできていた。オーバーオールショーツにブーツのスタイルはとても素敵だった。" もっと読む

"...前半のポルノ撮影シーンが長すぎるし、老夫婦二人の恐怖感がイマイチリアリティーがなく。後半のホラーシーンも意外性はなく、老人にやさしくしてたらいきなり××されるというワンパターン。..." もっと読む

7人のお客様が「映像」について述べています。0肯定的7否定的

お客様はこの映画について、陰惨とした映像のゆらめきやグロいシーンを指摘しています。また、全体的に画面が暗すぎて良く見えないことや、グロいシーンがあるため好みが分かれるようです。特に後半への説明が長すぎ、見ているのが辛くなるという意見があります。また、人間の描き方が浅すぎると指摘する声もあります。

"後半への説明だとしても1時間近くあり、見ているのが辛くなる。 テンポ良く1時間半以内に収めて欲しかった。" もっと読む

"...50分くらいは何も起きず、とても退屈だった。エロ要素を全く求めていない人にはお勧めしません。全体的に画面が暗すぎて良く見えないし、わざと昔のホラー映画に似せてるような気がして好きになれませんでした。" もっと読む

"...テンポとしては前半が少々間延び気味、後半の惨劇へのプロローグとしては長めだったのはマイナス点だが、どこか土着的で陰惨とした映像のゆらめき、その薬で酩酊しているような映像は、毒気が漂い見るモノに浸食していく、それだけに耐えられた。..." もっと読む

"...なんか人間の描き方が浅すぎる。" もっと読む

5人のお客様が「上映時間」について述べています。0肯定的5否定的

お客様はこの映画の上映時間が長く、内容のわりに単調で退屈だと指摘しています。ポルノ映画を撮影するシーンがとにかく長いと感じています。また、導入と後半への説明が1時間近くあり、見ているのが辛くなるという意見もあります。エロ要素を求める人にはお勧めできないようです。

"...前半のポルノ撮影シーンが長すぎるし、老夫婦二人の恐怖感がイマイチリアリティーがなく。後半のホラーシーンも意外性はなく、老人にやさしくしてたらいきなり××されるというワンパターン。..." もっと読む

"後半への説明だとしても1時間近くあり、見ているのが辛くなる。 テンポ良く1時間半以内に収めて欲しかった。" もっと読む

"ポルノ映画を撮影するシーンがとにかく長い。50分くらいは何も起きず、とても退屈だった。エロ要素を全く求めていない人にはお勧めしません。全体的に画面が暗すぎて良く見えないし、わざと昔のホラー映画に似せてるような気がして好きになれませんでした。" もっと読む

"...短所1:内容のわりに上映時間が長く、単調で退屈 最初に述べたあらすじがほぼそのまま続き、どんでん返しなどはありません。この内容ならもっとコンパクトにまとめて欲しかったです。 短所2:後味が悪い脚本..." もっと読む

3人のお客様が「死への対応」について述べています。0肯定的3否定的

お客様はこのホラー映画について、ただ意味もなく死んでいく仲間たちや美人でもない出演者のことを批判しています。また、後味が悪い脚本も指摘されています。特に性格が悪いやつや尻軽女はすぐに死ぬという設定があります。

"...この内容ならもっとコンパクトにまとめて欲しかったです。 短所2:後味が悪い脚本 ホラー映画の鉄板として、性格が悪いやつや尻軽女はすぐ死ぬ、というのがあります。これは視聴者にとって共感しにくく、死んでもストレスになりにくいから、というのが大きな理由でしょう。..." もっと読む

"時間を返して欲しい。どなたかが書いているように80年代の傑作ホラーで育った身としては、見所は何もありません。小学生未満のシナリオ、ただ意味もなく死んでいく仲間たち。美人でも何でもない出演者。時間は戻りませんよ?" もっと読む

"...ポルノ映画を取りに行った若者グループがイカれた老夫婦の手にかかる、ただそれだけの内容 ストーリーになんのひねりもなく、死に方もシンプル。" もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月15日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    最後までハラハラして楽しめました☆
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年6月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    前日譚の『Pearl』を見る前と後では印象がかなり変わるので、まずは『X」を観て、次に『Pearl』を観て、もう1回『X』を観ることをおすすめします!
  • 2024年9月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    なかなか死なないが冒頭でたくさんの死体を見せてるので安心して待てる。
    ゴア描写はそこそこという感じかな。
    銃であっさり二人も殺したのは物足りなかった。
    殺人鬼がよぼよぼの婆さんというのは新しいな。
    爺さんが性行為がんばって心臓止まって死んだのは笑った。
    性欲強い婆さんだと大変だな。
    性欲に応じられない代わりに人を監禁して殺していたのか。
    若さを失った婆さんが若者に嫉妬して殺すという動機も面白い。

    これマキシーンと婆さんが一人二役なんだね。
    前日譚の「パール」ではマキシーンの女優さんが若いパールを演じる。
    後日談?の「マキシーン」とで三部作というのがホラーにしては珍しい。
    バンに乗って田舎に行って襲われるというのは「悪魔のいけにえ」を思い出した。
    年代が70年代なのはそれを意識したのか、
    それともスマホやネットがない時代にしたかったのかも。
    車のライトが血まみれになって視界が真っ赤になる表現はよかった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年6月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    普通に編集したら60分で収まる話を無駄に水増しした映画。しかもクライマックスが弱い、いや無い。半分近くは意味のないシーンで、結果何を観せられていたんだという気分になって時間を損した心持ちになってしまう。間延びしすぎてちょこちょこ早送りしてしまった。ホラー≒コメディの表現としてはよくできていた。オーバーオールショーツにブーツのスタイルはとても素敵だった。
  • 2025年3月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    いやー、ダメだ。
  • 2024年7月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    過去の幾つかの作品から切り取ってつないで、ホラー映画ってこんなもんでしょ感。未知のファクターXは、過去の幾つかの作品にはあったが、本作品には感じられなかった。セックスにモザイクをかけて男性性器はモザイクなしって、どういうこと? それが未知のファクターX?
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年2月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ・原題:X
    ・制作国:アメリカ
    ・制作年:2022年
    いや~、面白い作品と出会えました~♪
    おそらくですが・・・、エンドロールのキャストの先頭で「Maxine / Pearl Mia Goth」と表示されてるのを見て、初めてミア・ゴスが1人2役を演じていたのを知った方は多いのでは?と思います。
    私もその中の1人で、エンドロールのキャストがクレジットされた瞬間に「おおおッ!」と思わず目をカッと見開いてしまいました。
    まず、タイトルの「X」についての意味。
    ・アルファベットをAから数えて24文字目。
    ・文字の形状から「交差」するとの意。
    ・未知のもの(未知の生物・領域・世界・思考など)。
    ・映画のレイティングではポルノ作品。
    (X指定は米映画協会が1986年~1990年まで使用していた視聴年齢制限のことで、X指定は16歳以下は視聴不可の意)
    ・恋人や親しい友人へ向けて出す手紙やメールの文末の「X」は「キス」の意味。
    (手紙やメールにXが3つ(XXX)がある場合は最大限の愛の表現[4つ以上は過剰表現なのでアウト])
    ・「X」と「SEX」は発音が似ていることから、人によってはSEXの隠語として使用される。
    ・クリスマスを英語表記するとChristmasですが、時には「Xmas」と表記されることがあり、その場合の「X」とはキリストをギリシャ語表記した「ΧΡΙΣΤΟΣ」(クリストス)で、ギリシャ語でのキリストの頭文字となります。
    てことで、本作は上記の「X」が指し示す意味をほとんど満たしています。
    本作の続編が存在することは周知の事実ですが、本作がヒットしたから続編を制作したわけではなく、本作を構想する段階で既に本作を含めて3部作にすると決定されておりました。
    ・X -エックス- (本作)
    ・Pearl -パール- (次作)
    ・Maxxxine (完結編)
    以上がその3作ですが、完結編の「Maxxxine」だけは制作国アメリカでもまだ公開されていませんので、邦題は決定しておらず原題のままです。
    舞台となるのは1979年の米テキサス州。
    1970年代といえば、名作ホラーが次々と生まれた年代でしたね。
    【主要キャスト】
    ・ポルノ女優のマキシーン。
    ・自主映画撮影隊のプロデューサーでマキシーンの恋人ウェイン。
    ・明らかにマリリン・モンローを意識しているブロンドのポルノ女優ボビーリン。
    ・ベトナム帰還兵で今はポルノ男優をしているボビーリンの恋人ジャクソン。
    ・音声担当で無口なロレイン。
    ・映画づくりでは監督・脚本担当でロレインと恋人同士の学生RJ。
    ・ウェイン一行と映画撮影のために離れの小屋を貸す契約を交わした老人ハワード。
    ・ハワードの妻パール。
    劇中では過去の名作ホラーをオマージュしているシーンが満載。
    ・マキシーンが鏡に向かって「私はスター」と自分自身に言い聞かせるシーンは、1970年代~1980年代にかけてのポルノ業界の光と闇に焦点をあてた「ブギーナイツ」をオマージュ。
    ・巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の「サイコ」を会話に入れる。
    ・地下室に閉じ込められたロレインが破壊されたドアの隙間から顔を出すのは、スティーブン・キング(原作)の名作「シャイニング」をオマージュ。
    ・本作舞台となる米テキサスのあの農場の雰囲気といい、家の外観・内装、離れの小屋の外観・内装など、トビー・フーパー監督による1974年制作の「悪魔のいけにえ」を思いきりオマージュしています。
    「ポルノだから刺激的なシーンだけあればいい」
    そんな70年代を匂わせるシーンが度々ありましたが、監督・脚本担当のRJは現役の大学生でもあるため、単にSEXシーンだけの撮影には大反対で確たるストーリー性を持たそうとするが、プロデューサーのウェインの意向とは合わずモメる。
    そのシーンは本作を「ホラーだから観客をビビらせればいい」などという安直な思考を打破するために、あえて本作を制作陣が俯瞰した視点になっているのはとても秀逸な演出。
    年老いたパールが夫ハワードを誘惑するがハワードはまるで“役に立たず”で、パールに向かって申し訳なさそうな表情がなんとも印象的でした。
    ラスト近くでナン10年ぶり?の夫婦の営みをし、ハワードはその時は心臓発作を起こさず無事“昇天”できましたが、別のシーンでのドッキリ(死体が動く)でホントに昇天してしまった。
    ・エネルギー溢れる若き6人の男女。
    ・見た目は皺(しわ)だらけで筋肉は削げ落ち、体力は衰え、動きも鈍いハワードとパール夫婦。
    この対極的な組み合わせにおいて、エネルギー溢れる若き6人を次々と亡き者にする年老いたハワードとパールの原動力となったものはたった一つ「嫉妬」のみ。
    ・若さへの嫉妬。
    ・美への嫉妬。
    ハワードとパールは撮影隊6人が来るまでは、周りに誰もいないテキサスの田舎で2人きりで平和に暮らしてきたはずと思っていたのですが・・・、あの撮影隊が来る以前の過去にも老夫婦は若い男女を・・・。
    自分の若い時代なんてアッという間に過ぎてしまうもの。
    そして、老いてゆき、やがて死が訪れる。
    酒も飲まず、煙草も吸わず、快眠快食快便を心掛け、適度な運動を続ける日々を送っていたとしても、そしてどんな善人もどんな悪人もどんな偉人にも例外なく死は訪れる。
    本人が受け入れようが受け入れられまいが、死は生きる者への容赦ない絶対の法則。
    美への執着・美への嫉妬・若さへの執着・若さへの嫉妬・老いることへの恐怖・老いることの虚しさ・拒絶される淋しさ・拒絶されることへの怒り・・・、それらの感情が「交差」(X)する。
    あの白黒テレビの中で朗々と演説していたのはマキシーンの父親であることが判明し、そのマキシーンの父親は婚前交渉はおろか普通の男女交際でさえも制限される“厳格なクリスチャン”で、マキシーンはその強烈な制限と抑圧を激しく嫌悪し家を飛び出し、それまでの反動でマキシーンは“厳格なクリスチャン”とは真逆の生き方を選択した。
    幼い頃から好きな物を好きな時に好きなだけ手に入れられる人なんてロクな人間にはならないけど、逆に幼い頃から雁字搦め(がんじがらめ)にされ、あまりにも厳し過ぎる家庭で育った人も同様なのかもしれませんね。
    何事においても優し過ぎず厳し過ぎずですが、その匙加減は難しいですね。
    36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年7月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    2022年A24の配給で公開されました。予算百万㌦、収入15百万ドルだそうです。表題はマキシーン(M.ゴス)のこだわり(37’56”, 1h36'09")です。題名は「X-factor」(8’48”)に成人指定(1h40’49”, X rating)をかけたようです。以下、あらすじです。 マキシーンはメジャー女優を目指しますが、農場ロケでパール(ゴス)とロレーヌ(J.オルテガ)がマキシーンに憧れたことから…の展開です。以下、背景/トリビアを3点ほど補足します。
    1.ロレーヌの変身(54'29")が心無い言葉(58'50" , Stop, I don't want to see…)に転化する伏線とサイコキラーの伏線が交点Xを取ります。農場主ハワード(Stephen Ure)は反ポルノ番組(Televangelism)の視聴者です。プロデューサーのウェイン(M.ヘンダーソン)は「Debbie Does Dallas」(8’02”, 1978年)を後追いして「The Farmer’s Daughters」(39’28”)を企画します。(Interracial pornography in the United States / Ethnic pornography) 69年から84年までAVの黄金時代(Golden Age of Porn)だったそうで、72年の「Deep Throat」は予算4.75万㌦、収入30~50百万㌦だそうです。(Industry practices / Pornographic film actor)
    2.ウェインとマキシーンの職業的割り切り(45'55", 46'21")はモヤモヤを残します。ボビーリン(B.スノー)の開き直り(47'01”, 47'48")、ウェインの厚かましさ(22’25”, 52'42")、マキシーンのナーバス(8’54”, 18’29”, 20’45”, 45’33”, 1h26'44")に現れます。一方、RJ(O.キャンベル)はポジショントークを装ったダブルスタンダード(53’43”)を見透かされ、現実逃避です。 ミニバン(7’16”)、桟橋(25’08”)、牛小屋(39’06”)、ピッチフォーク(1h10’05”)は「悪魔のいけにえ」(Texas Chainsaw Massacre (franchise))や「13日の金曜日」(Friday the 13th (franchise))の既視感に16㎜フィルム(1h40'28", Éclair NPR 16mm cine camera)風のイフェクトを重ねます。ドア錠と斧のシーンは「シャイニング」(The Shining, 1980)へのオマージュのようで、瞬間表示が多用されます。
    3.農場シーンのロケはニュージーランド(Fordell, New Zealand)で行ったそうです。(Production / X (2022 film)) 乳牛(13'12", 39'16", Holstein Friesian)の搾乳は1日2~3回になるそうで、年をとるとつらいはずです。(Milking Parlors / Dairy - Path to Plate - Texas A&M University) 地下室はハリケーン対策の設定ですが、水辺なので湿気がこもるはずです。ワニ(American alligator)はテキサス州の東部からフロリダ州にかけて生息するので、水浴(26’18”, skinny-dipping)はNGです。(United States / Nude swimming) 遺留品には複数の指紋/血痕があり、被害⇔加害と謀殺(murder)⇔ 故殺(manslaughter)の検証(inquest)は難航すると思います。愛情不足が原因の家出が「Divine intervention」の口真似(1h38'31")で暗示されます。(Father complex) シリーズの「Pearl」(2022)はプリクエル、「MaXXXine」(TBA)はシークエルです。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート