
】ハン・ソッキュと共演の『接続 ザ・コンタクト』〈未〉から『シークレット・サンシャイン』(08)『ハウスメイド』(11)そして『マルティニークからの祈り』(14)まで、女優チョン・ドヨンのフィルモグラフィーは韓国映画がこれまで描いてきた女性像の軌跡でもある。本作『無頼漢 渇いた罪』ではヘギョンというこれまで演じたことのない新しいタイプの役に挑戦している。ヘギョンは場末のバーでお酒と笑い、そして体を売る 底辺の女だ。しかし1人の潜入捜査官と出会ったとき、心が乱される。喜び、怒り、悲しみ、そんな言葉では言い表せない感情が、彼女の瞳に宿り、その印象的な演技に観客は釘付けになる。映画出演作:『マルティニークからの祈り』(14)『ハウスメイド』(11)『素晴らしい一日』(11) 『シークレット・サンシャイン』(08)『ユア・マイ・サンシャイン』(06) 『我が心のオルガン』(06)『スキャンダル』(04)『ハッピーエンド』(04)">

】本作でのキム・ナムギルは、私たちの知る彼とは一味違う。本作で演じるのは冷徹な刑事チョン・ジェゴン。何がなんでも犯人を捕まえるという情熱以外の感情を表に出さない。しかし徐々に容疑者の恋人に対し、自分の中にあるとも知らなかった感情が芽生えてくるのを感じはじめる。容疑者を追い続けることへの疲労感、職務に没頭するあまり見せてしまう残酷さ、そして自分の中に生まれる新たな感情へのとまどい、キム・ナムギルは過剰にドラマティックになることなくこれらの感情を表現してみせる。この映画での彼の演技は間違いなく、これまでの彼の熱狂的なファンたちをも驚かすことだろう。映画出演作:『パイレーツ』(15)『美人図』(10)『後悔なんてしない』(08)">

では、第31回青龍映画賞の美術賞ノミネート、『群盗』(15)では第51回大鐘賞の美術賞にノミネートされている。">