mal de altura / mal de altura / mal de altura

Sound Postcard Series (tentative), November 2018.

Download available to Pony Canyon online shop members. Available for 100 points (MP3) or 150 points (FLAC).
The catalog number on this album is for the MP3 version. The FLAC version has catalog number QPCPNT-000028.


[Credits]
Illustration: Yo Shimizu
Composition: Taketeru Sunamori (Mirai Kodai Orchestra)
Arrangement: Miyako Matsuoka (Mirai Kodai Orchestra)
Piano: Miyako Matsuoka (Mirai Kodai Orchestra)
Violin: Atsuki Yoshida (EMO Strings)
Bass: Takumi Kagahara
Drums: HAZE
Mixing Engineer: Hiroshi Abe


[Composer Comment]
先日、コロンビア首都ボゴタでステージをやらせていただきました。
意気揚々と現地に乗り込みましたが……なんか頭が痛い。体もだるい。
ステージ直前に風邪ひいちゃったか……？　と思いましたが、現地の方に言われました。
「それ、高山病ですよ」と。
コロンビア、カリブ海のイメージでＴシャツで乗り込みましたが、なんと標高2640メートル。富士山でいうと七合目くらい。
これが噂の！　と（体調悪いなりに）テンションが上がりました。

さて、そこで教えてもらった言葉。
「mal de altura」。
まんま、「高山病」の意味なのですが。
直訳すると「高度／高さの病」ということになります。
おお！
なんか中二感！！

遙かな高みから世界を見下ろしながら、蝕まれていく体……

みたいなニュアンスを感じて僕の中の中学二年生が疼きます。

なんて無駄にかっこいい！！　ハァハァしちゃう！
実態は頭痛と息切れだけど！！　ハァハァしちゃう！！

響きもなんかファンタジーっぽい。
ということで、せっかくかかった高山病。
曲にしてみました。
……というのは嘘で、曲のラフからイラストを起こしてもらった時に、よー清水さんが描いてくれた山の景色を見て、あとからピンと来たというのが真実です。
高山病でフラフラしながら曲を書いたことは間違いないので、そのあたりがサウンドから滲み出ていたのでしょうか。
恐るべし高山病。

（用法及び使用上の注意）
……なぜ人は高いところに登るのか。
その身に病を患ってまで……

みたいなシリアスな感じで聴いていただけますと幸いです。

間違っても

ここでテンポ感が上がるのは動悸息切れかな？

などと思ってはいけません。
何卒よろしくお願いいたします。